阪神電車、「阪神沿線物語」佐藤江梨子、ハマカーン出演TVCM第6話とメイキングを公開

阪神電気鉄道は、阪神沿線の魅力を発信するため昨年1月からTVCMシリーズ「阪神沿線物語」を開始しているが、佐藤江梨子とハマカーンの神田伸一郎が出演するTVCM第6弾「20年目の笑顔篇」と、そのメイキングを公開した。
TVCMシリーズは、佐藤江梨子とハマカーンの神田伸一郎が演じるカップルの生活を通じて、阪神沿線の利便性や人の温かさといった様々な沿線の魅力を発信していく連続ドラマCM。
阪神沿線で育った優子(佐藤江梨子)と阪神沿線に縁もゆかりもない東京出身の達也(神田伸一郎)が織りなす、笑いあり涙ありの人生ドラマ。CMには、2人のほか、ハマカーンの浜谷健司も出演する。
第1話のストーリーは、東京で働く達也には優子という神戸出身の彼女がいたが、ある日のデートの帰り道、達也が意を決して優子にプロポーズすると優子の口からは意外にも別れの言葉が出る。物語は、大失恋から大きく動き始める。
第2話のストーリーは、達也が東京から優子を追って神戸までやってくる。優子は、その熱意に負けてプロポーズを受け入れる。達也は、御影で洋食屋を営む優子の実家に挨拶に行くことになるが、そこには結婚の許可をもらうための大きなハードルが待ち受けていた・・・。
第3話のストーリーは、優子の実家で結婚後も同居するつもりでいた優子と達也のところへ、突然、優子の姉が出戻ってくる。彼女は、「あんたら2人で住んだらええやん」と2人を追い出そうとしたため、2人はやむなく新居探しを始める。
第4話のストーリーは、2人は、結婚式を目前に控え、優子の子供のころのアルバムを見ながら盛り上がる。同じころ、優子の父が営む洋食屋には、たくさんの人たちがお祝いに駆けつける。
第5話のストーリーは、神戸での生活にも慣れてきた2人が、休みの日に阪神電車に乗ってデートに出かける。2人は、甲子園球場のスタジアムツアーでグラウンドに降り立ったり、神戸ポートタワーで買い物を楽しんだりする。
第6話では、2人が商店街に買い物にやって来る。優子は、「優子、久しぶり! 調子どう?」、「今、何か月?」、「熱いから気ぃつけや!」と街の人たちに話しかけられ、「はーい!」と笑顔で応える。
それを見た達也は、「この街の人たちってさ、笑顔がいいよね」と素直に感心するが、優子は「みんな、一緒に乗り越えてきとうから・・・。つらいことも、悲しいことも。笑うときも一緒に笑う。家族みたいなもんや。この街、好きやねん」と震災を思い出す。
達也も「僕も(好き)」と応じ、彼女は「帰ってきて良かったぁ」と感慨に浸り、達也はまたも「僕も」と合わせ、優子は「君もかいな」とつっこむ。
最後に、駅員役の浜谷健司が駅のホームで体操し、「母さん、僕はこの街を大切にしたいと思います」という言葉で締めくくる。
メイキングは、こうしたCMの撮影風景が見られる。これまでに放送されたストーリーは、インターネット上でも、「心があったかくなる」、「CM好きすぎる」といったコメントが見られるなど好評を博している。
メイキングでは、おなかを膨らませた佐藤江梨子と神田伸一郎のやり取りや、CMでは見られない浜谷健司の様々な体操の演技なども見ることができ、そんな一端が垣間見られる。
◇阪神電車「阪神沿線物語」CMギャラリー