内部分裂~完成した未来!解例とは?「根の深い木」第21‐最終回あらすじと予告動画- BS朝日

2015年01月14日09時55分ドラマ
(C)SBS

いよいよ世宗(ハン・ソッキュ)の文字頒布の準備が始まる!果たして無事頒布できるのか?チェユン(チャン・ヒョク)とソイ(シン・セギョン)の恋は?大ヒット韓国史劇「根の深い木」1月15日(木)からの第21話~24話(最終回)のあらすじと見どころを紹介! DVD公式サイトには予告動画や人物相関図が公開されている。解例についてはコチラの豆知識で詳しく紹介している。⇒第21話詳しいあらすじ【豆知識】

※これまで韓国歴史ドラマをあまり視聴されていない方や、もっと深く時代背景を知りたい方は【「根の深い木」を2倍楽しむ】に、ドラマ視聴に役立つ歴史解説や、各話ごとのもっと詳しい見どころとあらすじ、豆知識、イベントレポートなどをまとめて紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト
世宗 イ・ド役:ハン・ソッキュ
カン・チェユン/トルボク役:チャン・ヒョク
ソイ/タム役:シン・セギョン
世宗 イ・ド(青年期)役:ソン・ジュンギ

■第21話「内部分裂」
4人の女官による文字の流布活動が始まった。ソイたちは物乞いや子どもたちに歌として教え、クンジたちは呪文として広めようとしていた。しかし、密本(ミルボン)に気付かれ、クンジたちの拠点はユン・ピョンらに襲撃される。
一方、密本内部ではイ・シンジョクらが、広平大君(クァンピョンデグン)の殺害を機に、チョン・ギジュンの方針に動揺を見せ始めいていた。密本が内部分裂していることに感づいたイ・ドは、重臣らを集めて密本を公認する代わりに、密本であることを名乗り出るよう申し渡す。
そんな中、ユン・ピョンから逃げたクンジは、キョン・ジョッキに捕らえられ、ソイの居場所を教えてしまう。クンジのもとに駆け付けたカン・チェユンは、ソイに危険が迫っていることを知る。
ソイたちの作戦が面白い。韓国時代劇には「薯童謠」と言い「女人天下」といい、子供たちにわらべ歌のように歌わせて、噂話を広めると言うのをよく見るが、考えて見れば、これも民たちが文字を読めないための伝達方法だと改めて納得した。
さて、密本がついに3つに分裂し、解例探しに躍起になる!果たして解例は誰が持っているのか?
チョン・キジュン、イ・シンジョク、シム・ジョンスがソイを狙う。果たして、チェユンはソイを守ることができるのか?


根の深い木■第22話「解例の行方」
密本(ミルボン)は、チョン・ギジュンとシム・ジョンス、イ・シンジョクの三者に分裂し、それぞれがソイの身柄を捕らえようとしていた。危険を察知したカン・チェユンはソイのもとに急ぐが、ソイはすでにユン・ピョンに拉致された後だった。
解例が“本”ではなく、ソイ自身であることに気づいたシム・ジョンスは、チョン・ギジュンに交渉を持ちかける。解例のありかを教える見返りとして、次代本元の座を要求したのだ。ギジュンは、その回答を保留する。
そんな中、イ・ドは、イ・シンジョクを秘密裏に呼び出し、チョン・ギジュンを引き渡すよう求めた。そして、正式な党派として密本を認める、と提案し、イ・シンジョクにその長として国政に携わるよう勧める。
チョン・ギジュンとシム・ジョンス、イ・シンジョクが狙うソイ。そしてソイを守ろうとするチェユン。手に汗握る追跡劇に、心拍数は上がりっぱなし!前作の時代劇「推奴-チュノ-」では、あまりにも悲しい結末だったチャン・ヒョク!果たして「根の深い木」は、最終回、チャン・ヒョクの笑顔が見られるのか?最終回まで今夜を含めて後3話。一瞬たりともお見逃しなく!

根の深い木■第23話「頒布前夜」
ソイたちがテソン山に連れ去られたことを知ったカン・チェユンは、ついに密本(ミルボン)の本拠地を突き止め、ムヒュルに出兵を要請する。
一方、イ・ドの提案を受けたイ・シンジョクは、密本の本元チョン・ギジュンを売り渡すことを決め、明のキョン・ジョッキを差し向ける。チョン・ギジュンはシム・ジョンスに本元の座を譲り、解例のありかを聞き出そうとするが、突然現れたキョン・ジョッキに、シム・ジョンスを連れ去られてしまう。ギジュンも捕まりそうになるが、ケパイの姿を見てジョッキらが退散したため、難を逃れた。
しかしそのころ、密本の本拠地は、官軍によって一網打尽にされていた。すべてを失ったチョン・ギジュンだったが、解例がソイ自身であることに気づき、ソイの殺害を命じる。
内部分裂をした密本。解例がソイだと気付いたシム・ジョンスにとって、ソイは大切な交渉材料。しかし、解例の正体をギジュンが知ったとたん、ソイの命は危なくなる。今回、後半、密本の本拠地もなくなったギジュンが、ソイを連れて逃げる場面がある。果たして、ギジュンは解例の正体を見抜いてしまうのか?チェユンは間に合うのか?

根の深い木■第24話「完成した未来(最終回)」
解例の正体に気付いたチョン・ギジュンはソイを殺害しようとするが、そこにカン・チェユンが現れ、間一髪でソイは助けられる。しかし、逃げる途中で毒矢を受けたソイは自らの死を悟り、最後の力を振り絞って完成させた制字解をカン・チェユンに託した。
そのころ、王宮では頒布式が行われようとしていた。解例を頒布式会場に届けたカン・チェユンは、イ・ドを殺害しにきたケパイと斬り合って致命傷を負う。それでもカン・チェユンは、文字が無事に頒布される様子を、ソイの分まで目に焼きつけるのだった。
官軍に追われたチョン・ギジュンは、傷を負いながらも秘密通路を使って宮廷内の慶成殿(キョンソンジョン)に侵入し、イ・ドと最後の論争をして息絶えた。
なんといっても洞窟の中で傷ついたソイが、制字解を認めるシーン。チャン・ヒョクの号泣シーンの素晴らしさは、「推奴-チュノ-」「マイダス」で何度も力説している筆者だが、今回はシン・セギョン演じるソイに注目。幼い子供のように泣きじゃくるチャン・ヒョク演じるチェユンを言い聞かせ、漢字と新しい文字で書いた制字解を託すシン・セギョンの演技は圧巻!シン・セギョンは、このソイ役で、2011年SBS演技大賞の優秀賞を受賞している。1976年生のチャン・ヒョク、1990年生のシン・セギョン。当初のキャスティングでは16歳の年の差カップルにちょっぴり違和感を覚えた筆者だったが、このシーンでは完全にソイがヌナ(姉)の立ち位置で、チェユンを世宗の元へと送り出す。凛としたソイの最期の姿、そんなソイを一途に愛したチェユンの最後、そして愛する者達を失いながらも、民のために新しい文字の頒布をした世宗。民を前にした世宗の最後の演説も見事。最終回はどの一瞬もお見逃しなく。ちなみに、ハン・ソッキュは世宗役で大賞、10大スター賞をW受賞し、作品としては6部門の賞を受賞した。

【「根の深い木」を2倍楽しむ】では、時代背景や全話の詳しいあらすじと詳しい見どころ、イベントレポートなどを紹介している。

BS朝日「韓ドラ紹介ページ」
 ※2014.12.11スタート 8:58-10:00
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kandoratop  【「根の深い木」を2倍楽しむ】

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