吉祥寺署がサイバーテロに!谷原章介主演「警部補・杉山真太郎」第9話あらすじと予告動画

2015年03月09日10時18分ドラマ

母親の歪んだ愛から自立できない息子が引き起こした風俗嬢殺人事件を解決した前回は、杉山自身も父親として一段成長しや姿を描いたが、今夜9日(月)の放送のTBS系月曜ミステリーシアター「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」では、吉祥寺署がサイバーテロに遭い、長女・美晴(本田望結)の同級生の母親が重要参考人となる!第9話のあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。

■前回おさらい
杉山(谷原章介)と永峰(要潤)は、ホテルの一室で殺害された風俗嬢の犯人・耕介をスピード逮捕。だが犯人は拘置所内で自殺を図り、杉山と話がしたいと村田(石黒英雄)が迎えに来た。病室で杉山が向き合ったのは、幼い頃から独りよがりな母親の愛の中で育ったせいで自分を見失っている耕介だった。犯行当日、女性と知り合うチャンスも取り上げられた耕介は、電話で風俗嬢をホテルへ呼び出し、「マザコン」と嘲笑われ女を殺害してしまったのだった。
一方、息子が拘置所内で自殺を図ったと知った母親は、杉山を恨み、息子の釈放を求め吉祥寺署の刑事課に包丁を持って乗り込んできた。永峰らは必死で説得をするが、耕介手作りの爆弾を抱えた母親は聞き入れない。
永峰の機転でこの状況が署長に伝わり、テレビで立てこもり事件として報道された。事件を知った杉山が耕介を連れて吉祥寺署へ。耕介は自ら、母の歪んだ愛で苦しんだことを話し、永峰らが隙をついて母親の爆弾を取り上げ、外へ放り投げたことで事件は一件落着。投げ出された爆弾も発煙筒に火がついただけだった。爆弾を作る能力はあったが、耕介は本物の爆弾は作っていなかったという展開だった。

事件はこうして解決したが、杉山家でも長男・海人(須田瑛斗)が友達のリモコンカーを壊したことで、杉山主導で友人の元へ謝りにいかせようとしていた。だが、義母・芳江(高橋惠子)の計らいで、海人自らが手紙で謝罪するという解決方法を見つけた。
妻を亡くしたことで、ややもすれば立てこもり犯と同じ「転ばぬ先の杖」で先回りしそうな杉山の子育てを、「子どものことは子供に任せた方がいい。大人は大人の出番が来てから登場すればいい」という、義母の一歩引いた見守り方の子育て法の言葉に、杉山もまた父親として成長した回だった。


■第9話あらすじ
長女・美晴(本田望結)が誕生日を迎え、家族でパーティーをする予定で、今日だけは残業なしで帰宅すると刑事課の面々に宣言する杉山。だがそんなとき、吉祥寺署内のパソコンが一斉にシャットダウンし、それが何者かが吉祥寺署のサーバーに不正侵入したためと分かった。その後の調べでサイバー攻撃犯が吉祥寺署の過去から現在に至るまで全ての“取調べ記録”にアクセスしていたことが判明。また、アクセス元が吉祥寺署の近隣にある団地の一室だということも判り、杉山は永峰(要潤)と共に団地へ。
杉山と永峰がアクセス元の一室を訪ねると、応対に姿を現したのは狭山遥香(舞優)という小学生の女の子で、美晴と同じ小学校に通う同級生だった。遥香の家庭は母子家庭で、母親の祥子(渋谷飛鳥)は夕方から深夜までスナックで働いているため、杉山たちが訪ねた時には不在だったが、サイバー攻撃があった時間帯には自宅にいたらしい。
それを受けて、杉山たちは勤め先のスナックを訪ね、祥子を吉祥寺署へ任意同行で引っ張り事情を尋ねるが、酔っ払っている祥子は杉山たちの質問をはぐらかし、仕方なく祥子を帰宅させる。
祥子の取調べが明日に仕切り直しとなり、ホッと一息ついた杉山が帰ろうとしたそのとき、今度は殺人事件の一報が刑事課に届く。美晴たち家族を待たせている杉山だったが、岡崎(佐野史郎)に促され事件現場へと急行する。


TBS系 月曜ミステリーシアター「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」第9話は、9日(月)夜8時より放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

TBS系「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」番組公式サイト

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