「X‐MEN:ウルヴァリン」に出演した、韓国俳優ダニエル・へニーの動画インタビューをチェック!

2009年04月10日21時38分映画

ハリウッドの人気映画「X-MEN」の最新作『X‐MENオリジンズ:ウルヴァリン』に、なんとあのダニエル・へニーが出演!ダニエルは、ドラマ「私の名前はキム・サムスン」や「春のワルツ」でヒロインにどこまでも尽くした、あの超イケメンの韓国系アメリカ人俳優だ。韓ドラで理想の男性を演じた彼は、なんとハリウッドで悪役を演じた!しかし、この悪役、なかなか複雑な過去を抱える役どころらしい。演じた役について、彼が語っているニュースをNAVERニュースが動画で報じている。

*** 以下、記事翻訳 ***

(ソウル=聯合ニュース)
「エックスマン(X‐MEN)誕生:ウルヴァリン」で私の演じた役は単純な悪役ではないです。いろいろな過去を背負った複雑な人物なんです。

韓国で映画「ミスターロビンの口説き方」、「マイファーザー」を撮り、「エックスマン誕生:ウルヴァリン」でハリウッドに進出した韓国系アメリカ人の俳優ダニエル・ヘニーは、10日ソウル忠武路「韓国の家」で開かれた記者会見で「韓国でのロマンチックなジェントルマンのイメージと違い、タフで男性的な役を演じました」と説明した。

主人公ウルボリン(ヒュー・ジャックマン)と対峙する突然変異のエージェント、ゼロを演じた彼はアジア系俳優たちがハリウッドに進出する時よく悪役を演じるという指摘に対して、「エージェントゼロは単純な悪役ではない」と説明した。

「『エックスマン』で人間と突然変異の間でアイデンティティの葛藤をします。私も悪役ではあるが、完全な悪役としては見られないです。政府と突然変異の間のメッセンジャーという程度。またマンガを見ればいろいろな背景がある人物だということがわかります。多くの経験を踏んで現在の姿になった人なんです」

彼(ダニエル)はハリウッドでアジア系俳優が助演や小さな映画の主演の中で選ばなければならない状況が、これまでほど多くはないと強調した。

「『スラムドッグ・ミリオネア』を見てもそうだが、アジア系俳優たちに多くの機会が与えられているし、今後ももっと機会が開かれると思います」

彼は「配役を選ぶ前にいろいろ悩む方だが、『エックスマン』は一発で受諾した」といい「韓国より比重が小さな役だが、むしろ気軽に楽しみながら撮影することができた」と付け加えた。

アクション演技に挑戦したヘニーはキャスティングが短い時間に決まって、キャラクター研究を思う存分することができなかったと言いながらも「直感を信じて演技した」と説明した。

「キャスティングが成立するや、ニュージーランドでヒュー・ジャックマンと一緒ににアクション場面を撮らなければならなかったんです。とても心配したが、実際に撮影して見たら安心しました。ヒューと一緒に演技できて良かったです。彼は映画俳優だけでなく正真正銘の文化人です」

彼は韓国での活動に対しては「皆さんが『アメリカに帰れ』と言うまでは韓国で活動を続ける」と言いながら「韓国の観客たちが私を自慢に思ってくれたらうれしい」と言った。

「私はいつも自分を韓国俳優と思っています。1年に1、2回は韓国ドラマや映画に出たいです。でも、私の韓国語が完璧ではないので、紳士的なイメージに閉じこめられていて難しい点はあります」

NAVERニュース ダニエル・ヘニー「『エックスマン』は単純な悪役ではない」