涙の口づけと怒りの激キス!「帝王の娘 スベクヒャン」第44-48話あらすじと見どころ!豆知識黒玉と梅、予告動画
ソルラン(ソ・ヒョンジン)とソルヒ(ソウ)、ミョンノン(チョ・ヒョンジェ)とチンム(チョン・テス)、入れ替わった二組の男女がそれぞれ愛を紡いでいく中、チェファの侍女だったマックム探しが始まる!果たして最初にマックムと会えるのは?「帝王の娘スベクヒャン」第44話~48話(オリジナル65~72話あたり)までのあらすじとみどころを紹介、予告動画は公式サイトで公開されている。
また、【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】では、放送に合せて各話のあらすじと見どころ、キャストの魅力などを紹介していく。ドラマ視聴に役立つ時代背景もまとめているのでドラマ視聴前にもチェックをどうぞ。
※BS朝日での放送は、108話のオリジナルを72話にして放送。以下のあらすじはBS朝日版にあわせていますが、オリジナル版を視聴してご紹介するため、物語が多少前後することもあることをご理解ください。
【作品詳細】【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】
■キャスト⇒(相関図)DVD公式サイト
スベクヒャン/ソルラン役:ソ・ヒョンジン
ソルヒ役:ソウ
ミョンノン役:チョ・ヒョンジェ
チンム役:チョン・テス
ユン/武寧(ムリョン)王役:イ・ジェリョン
ヘ・ネスク役(百済の忠臣):チョン・ソンモ
クチョン(チェファを見守る下男)役:ユン・テヨン
チェファ役(スベクヒャンたちの母):ミョン・セビン
■第44話
閉じ込められた小屋の中で、次第に気力を失ってゆくソルラン。ミョンノンは、ソルランを励ましながら、「愛している」と気持ちを伝えた。
伽耶キムンのスニムン王の要求は、百済に来たキムンの民を殺せと言う要求。応じなければミョンノン太子を殺すというもの。これによって、キムンの国民たちの怒りを百済に向け、自らの王座を盤石なものにしようという魂胆。そこで武寧(ムリョン)王はスニムンの忠臣コヨンを呼び出し、「キムンから来た民を見捨てない。もし太子を無事帰さなければスニムン王を自らの手で殺す」と、言い、コヨンは武寧王に屈した。
一方、手柄を立てて武寧(ムリョン)王の信頼を取り戻そうと考えたスベクヒャン(ソルヒ)は、ならず者たちとともにソルランとミョンノンの行方を捜していた。小屋をしらみつぶしに見て回るソルヒだったが、ソルランを見つけることができない。
そんな中、ソルヒよりも先に、ピムンの捜索隊がミョンノンとソルランを助け出す。
愛の告白をするミョンノンの胸に抱かれ、意識が薄れる中必至でミョンノンを勇気づけようとするソルランがいじらしい。その後ソルランがどんな夢を見るのか?そしてミョンノンがソルランに口づけするシーン。ミョンノンの左眼から流れる涙が美しい。
報告させないことで秘密を守るスニムンはなかなかやり手。ハラハラドキドキの展開の中、ソルヒとならず者たちとのソルラン探しが愉快。
■第45話
ようやく意識を取り戻したソルランは、ミョンノンから言われた言葉を思い出し、幸せに浸っていた。その頃ミョンノンは部下のカンボクから、救出時ソルランをきつく抱きしめていたこと、テウンが二人の仲を怪しんでいることを聞く。
一方、スニムンはミョンノンを人質として利用し、武寧王を再び脅迫しようとたくらんでいた。しかし、捕えていたはずのミョンノンが、武寧王とスニムンの前に現れ、スニムンは一転して窮地に陥る。スニムンは自らの命と引き換えに、谷鎚(コクチュ)の譲渡とキムンの民の保護に合意し、百済から逃げ帰っていく。
その頃、チンムはスベクヒャン(ソルヒ)に蘭の花をプレゼントし…。
元気になったソルランは宮中にもどりミョンノンの様子をうかがう。スベクヒャン(ソルヒ)は、ソルランの外出の理由を聞き出そうとするがソルランは答えない。
一方テウンとトリムは、サドを操っていた黒幕を探すためにサドの遺品である高価な指輪の持ち主を探すことを考える。
ミョンノンとソルランの愛が深まる中、マングのソルランへの想いも募るのだが…。カンボクのミョンノンへの深い忠臣をコミカルに描いた報告シーンもお見逃しなく。そして、太子の耳だと言ってスニムンが武寧王に差し出したものは?
計画が失敗し、屈辱の調印式の場面。印章の代わりにスニムンが押したものは?スニムンを演じたのは「キレイな男」でハン・チェヨンの元夫役や「魔王」でオム・テウンの友人役を演じたキム・ヨンジェ。ミョンノンが敵ながら「偉大だ」と言ったスニムン。この後も重要な役で登場するのでお忘れなく。
今回、ソルヒはチンムから蘭の花をもらう。この花が終盤大いにクローズアップされるのでこちらも覚えておこう。
■第46話
監禁中に愛の告白を済ませたミョンノンは積極的な態度に出るが、太子妃には良家の娘がふさわしいと考え、ミョンノンへの思いを断ち切ろうとするソルラン。しかし、本気ならばたとえ身分の合わない女性であっても反対しない、という武寧王の言葉を受けて、ミョンノンは自分の思いをソルランに伝え、ソルランもまた、すっと前からミョンノンを恋慕していた本当の気持ちを告白した。
一方、ソルランがペク・カの使用人だったマックムのことを、秘密裏に調べていたことを知ったソルヒは、自分を助けると言いながらも自分を疑っていることに衝撃を受ける。
同じ頃、マックムもまた必死でチェファを探そうとし、クチョンの居場所を尋ね歩いていた。20年前マックムは、ヘ・ネスクからチェファが死んだと言い聞かせられ、大金を受け取っていたのだった。
ミョンノンとソルランの恋に理解を示す武寧王だが、実子のチンムが、実の娘と信じているソルヒとの関係が心配で仕方がない。果たして真実を知った時、王はどんな決断を下すのか? 今回もミョンノンとソルランはラブラブ!「お前に遠ざけられると生きてゆけぬ」byミョンノン。恋に弱気のミョンノンにソルランがどんな告白をするのか? 恋するソルランは何を見ても美しく見えるようで、ウネ王后の刺繍まで絶賛!
■第47話
サドの遺品の中にあった黒玉の指輪の出所を調べ始めたトリムは、同じ指輪を10個作らせ、それを女官たちに配った。
ミョンノンは何かと理由をつけてはソルランを呼びつけようとするがなかなかうまくいかない。そんなミョンノンにソルランは助け舟を出し、二人の逢瀬の機会を作る。
一方、クチョンと狩りにでたチンムは、耳の聞こえないクチョンにスベクヒャン(ソルヒ)への想いを独り言ちする。
ヨン・ブルテは相変わらずチンムに東城王の仇をとって王位を狙えと言うが、チンムにその気はない。もちろんスベクヒャン(ソルヒ)を利用する気もない。ところが事態は一変!スベクヒャン(ソルヒ)とチンムが親しく話しているのを目撃した武寧王は、チンムを呼びつけ、王女とは二度と個人的に会ってはならないと言い渡す。武寧王の厳しい態度に反発したチンムは、王女を利用して王位に就こうと決意する。
一方、危険なスニムンを放置しておけないと臣下たちが騒ぐ中、ヘ・ネスクはスニムンに自らキムンを百済に渡すように説得してはどうか。その説得役にはトリムのようなピムンを送ることを武寧王に提案する。
一方、スベクヒャン(ソルヒ)は、サドに与えた黒玉の指輪を女官が着けているのを知り、トリムのもとを訪れる。
今回、武寧王はチンムを呼び寄せ理想の女性像を語らせる。果たしてチンムの好みは?だが、武寧王とチンムの心がすれ違ってしまう。そして、恋路を邪魔されたチンムは、ついに王座を狙うことに!最初の作戦は、チンムの激キス!不意を突かれたソルヒがどんな態度に出るのかお見逃しなく。
入れ違った二組の恋が本格始動。天にも昇る心地の恋するミョンノン。すれ違いざま手を握ったり、お互いどこが好きだと言ったり目も当てられない。スニムン対策会議の席でも熱視線を交わすミョンノンとソルラン。この後、悲しい事態になることも知らず…。
■第48話
チェファを探しているマックムは、商談中に1年前に王女がやってきて武寧王が溺愛していることを聞き、王がチェファを捨てて別の女人との間に王女をもうけたと勘違いするが…。
ついにマックムを知る者に会ったソルランは、マックムが貧しい者たちに施しをしていること、そして次に現れる場所と日時を聞き出すことに成功する。
一方、チンムもまた、スベクヒャン(ソルヒ)に頼まれ、マックムの行方を捜し始める。
そんな中、ヘ・ネスクとトリムは、女官の一人がつけていた黒玉の指輪に王女が関心を示したことについて詳しく聞きだそうと、王女の侍女・ナウンを懿花園(ウィファウォン)に呼びつけた。ナウンは、黒い指輪は王女のもので、さらに何かを依頼するために王女が裏で人を雇った、と証言する。その報告に一点の疑いもないナウンを疑うヘ・ネスクに不快感を示す。
今回のミョンノン愛は、梅の絵を描くシーンで見られる。この絵も後に大事なシーンで再登場するのでお忘れなく。ミョンノンは、ソルランが妹を探すのをやめてマックムを探すのか気になって仕方がない。ここで無理にでも聞いておけば、この後の悲劇はないのだが…。
ピムンのトップでありながらナウンに忠告する言葉が気になる。「もしも、命が危なくなったら逃げろ」この言葉が意味するのは?変わっていくナウンの表情をお見逃しなく。
■豆知識:梅について
韓国時代劇で梅にまつわるシーンが実に多い。日本でも平安時代前期頃までは和歌等で花といえば桜ではなく梅のことを指していた。これは、梅を愛でて漢詩に詠むという中国の趣向から来ており、朝鮮・日本でも古くから文人貴族に共通して梅を描いたり、愛でたりすることが多かった。
■豆知識:黒玉って?
サドを操った黒幕を探すためにトリムは黒玉(こくぎょく)を利用するが、これはジェット (Jet) とも呼ばれるもの。水中で長い年月を経て化石化した樹木で、琥珀のような樹脂ではなく、樹木の幹そのものの化石。軟らかく、軽いく独特の柔らかい光沢をもつので、よく装飾用に使われる。
イギリスのヴィクトリア女王が夫のアルバート公を亡くし長い喪に服した折、服喪用ジュエリーとして用いたことでも有名。
※今回紹介した回は、2015年4月2日発売のDVD-BOX3(第55話~81話)に収録されている。
■DVD-BOXリリース情報
BOX1(第01-27話収録) 2015.2.25(水)発売
BOX2(第28-54話収録) 2015.3.04(水)発売
BOX3(第55-81話収録) 2015.4.02(木)発売
BOX4(第82-108話収録) 2015.5.02(土)発売
※ノーカット完全版108話。BS朝日は72話編集で放送。
◇BS朝日「帝王の娘 スベクヒャン」番組公式サイト
2015.01.21スタート 月~金 8:58-10:00
◇「帝王の娘 スベクヒャン」公式サイト
【作品詳細】【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】
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