金ロ 地上派初！オレは一体誰なんだ！？コリン・ファレル主演『トータル・リコール』あらすじと予告動画

1990年公開されたアーノルド・シュワルツネッガー主演『トータル・リコール』のリメイク版！貧しいながらも妻と穏やかな生活をしていたダグラス（コリン・ファレル）あるきっかけで今の自分が偽りだと知らされるのだが本当の自分とは…！？近未来SFアクション『トータル・リコール』は、明日金曜日地上波初放送、予告動画は番組公式サイトで公開。

SF作家の巨匠、フィリップ・K・ディックの名作『追憶売ります』が映画化されたのは今から25年前、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツネッガー主演『トータル・リコール』、本作でアカデミー賞視覚効果賞を受賞したSF超大作。そして2012年、あらたにコリン・ファレル主演で公開された『トータル・リコール』は、シュワちゃん版のリメイクというよりも、より原作に忠実なプロットとして描かれたSFアクション映画である。
近未来を舞台にした物語なので、目を見張るようなSFアクションで映像的にも引き込まれるのだが、ストーリーも二重、三重にワナが仕掛けられているようで最後まで飽きることなくハラハラドキドキが続く。主人公ダグラス・クエイド（コリン・ファレル）が今の生活、記憶、すべてが偽りだと告げられ、わけもわからぬまま本当の自分が何者かを探す物語。愛する妻は自分を監視する人間だった、誰が見方で誰が敵なのか？　何を信用すればいいのか？　見ているこちら（視聴者）も主人公ダグラスと同じ心境になってしまう、そんな映画である。

主演のコリン・ファレルはトム・クルーズと共演した『マイノリティー・リポート』（2002）、ベン・アフレックと共演した『デアデビル』（2003）などで存在感ある脇役で注目される。2006年には80年代人気テレビシリーズ「マイアミ・バイス」の劇場版、『セブン・サイコパス』（2012）、『デッドマン・ダウン』（2013）などに主演。人気俳優だが、やんちゃしすぎて話題になることもしばしば。お騒がせハリウッドスターの1人。

■あらすじ
21世紀末、人類は大量の化学兵器を使用した戦争の末、地上の大半が人の住めない地となった。富裕層はヨーロッパを中心としたブリテン連邦に住み、貧困層はオーストラリアを中心としたコロニーで生活するようになる。貧しいながら美しい妻と暮らしていた労働者のダグラスは、ある日、人工的に好きな記憶を植え付けてくれるサービスを提供する「リコール社」で記憶を植え付けようとしたとき、突然警官隊の襲撃を受ける。すると自分の意思と反して体が自然に動き、たった1人で警官隊らを殺してしまった。自分がしてしまったことに驚き、怯え、家に帰って妻・ローリーに打ち明けると…「記憶を消され、新しい記憶を植え付けただけ。ダグラスなんて人間はこの世に存在しない」と言われローリーから襲われる。彼女はダグラスを監視するために、妻を演じていたのだった。ローリーから逃げ切るダグラスだが、彼女が言ったことは本当なのか？　自分は一体何者なのか？　ダグラスはすべてを疑ったまま、争いに巻き込まれていく…。

【トータル・リコール】（2012）
監督：レン・ワイズマン（『ダイ・ハード4.0』ほか）
脚本：マーク・ボンバック、カート・ウィマー
原作：フィリップ・K・ディック『追憶売ります』
出演：コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビール、ブライアン・クランストン、ボキーム・ウッドバイン、ビル・ナイほか。
『トータル・リコール』DVD&Blu-rayはソニー・ピクチャーズエンタテインメントより絶賛発売中。劇場公開版とディレクターズカット版とでラストが異なる。ディレクターズカット版が収録されているのはBlu-rayのみとなる。

日本テレビ5月8日夜9時 「金曜ロードSHOW！」にて地上派初『トータル・リコール』を放送。出演はコリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビール、ビル・ナイほか。予告動画は番組公式サイト、または映画公式サイトで視聴できる。

◇日本テレビ「金曜ロードSHOW！」番組公式サイト
◇映画『トータル・リコール』公式サイト