プロ経営者が会社を変える?21日「ガイアの夜明け」でタカラトミーと天竜精機の改革を紹介!予告動画

本日21日(火)よる10時から放送の日経スペシャル「ガイアの夜明け」(テレ東)では、舗玩具メーカータカラトミーの外国人“プロ経営者”による改革に密着!また後継者がいない…悩む中小企業の解決策として天竜精機の改革の事例を紹介!M&A大手出身の新社長はどんな改革に乗り出すのか?番組では企業を立て直すために招かれたプロ経営者たちに密着し、彼らによる改革を追う!番組公式サイトで予告動画が公開されている。
企業のトップを異業種や海外企業から招くケースが増えている。いわゆる「プロ経営者」だ。これまで日本の企業は、創業者一族や生え抜きの社員が社長になるケースが一般的だったが、社内の人間ではさまざまなしがらみがあるため、思い切った改革ができないケースも多い。そうした状況を打破するべく、外部の人材に経営を託そうというのだ。
創業から91年という老舗の玩具メーカー「タカラトミー」。トミカやリカちゃん人形、プラレールなど、これまで数々の人気商品を生み出してきた。ところが、ここ数年はヒット商品が生み出せず、売上げが低迷。創業家3代目社長の富山幹太郎は頭を悩ませ、「上場会社の経営を担える人材が、自分を含めて社内にはいない」と考え、外部から経営者を招くことに。それが、オランダ人のハロルド・ジョージ・メイ(51歳)。メイはハイネケンの日本支社を皮切りに、ユニリーバ・ジャパン、サンスターで勤務。日本コカコーラでは副社長を務めた。いわば“プロ経営者”。彼は早速、62あった部署を2割削減するなど、組織の合理化と若返りを断行。若手社員たちが自由にアイデアを出せるよう、さまざまな改革に乗り出した。さらに、メイさんは販売から約50年の看板商品にもメスを入れた。20~30代の女性中心のプロジェクトチームを立ち上げ、新たなマーケットを開拓しようと号令をかけた。“プロ経営者”によって、老舗玩具メーカーはどう変わるのか?
また、中小企業の経営者の多くが、後継者問題で悩んでいるという。「親族に後継者がいない」「従業員に適任者がいない」といった理由からだ。そんな問題を解決する手段として、今「M&A」が注目されている。会社そのものを他の企業などに売却。その企業が選んだ人物に経営を任せるという手法だ。従業員の雇用をそのまま維持することができる。長野県駒ヶ根市にある中小企業「天竜精機」。電気製品の工場で使われる業務用機械を製造している会社だ。そこの3代目、芦部社長も後継者問題に悩んでいた。4人の娘はいずれも会社を継ぐ気はなく、従業員にも適任者がいないという。そこで、M&Aによる後継者探しを始めたところ、あるコンサルタント会社がM&Aに名乗りをあげた。そのコンサルタント会社が社長候補として連れてきたのは、大手メーカー日立のグループ会社に30年以上勤めたという小野賢一さんだった。小野さんは営業の経験が長い上に、工場の責任者を務めた経験がある。新社長に就任した小野さんは早速、大手の視点で改革に取り組み始めた。M&Aという手法を通して、大手出身者に会社を託すことにした中小企業。果たして、うまくいくのか?
■出演者
【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太
■同時放送
TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ
■放送日時
2015年7月21日(火)22:00~22:54
◇テレビ東京系「ガイアの夜明け」番組公式サイト
◇公式Twitter @gaia_no_yoake