毒母(浅野温子)桃子(蓮佛美沙子)を連れ戻すため会社にやってきた!「37.5℃の涙」第7話あらすじと予告動画

2015年08月19日21時00分ドラマ

健介(速水もこみち)から「付き合ってほしい」と告白された桃子(蓮佛美沙子)、それを偶然目撃してしまった朝比奈(成宮寛貴)は!?そして毒母・富美子(浅野温子)が桃子を連れ戻すためリトルスノーにやって来た!20日(木)夜9時より「37.5℃の涙」第7話を放送、予告動画は番組公式サイトで公開。

前回(第6話)で桃子(蓮佛美沙子)の姉・香織(田上唯)が母・富美子(浅野温子)に「どうして昔から、桃子に冷たいの?」と聞くと、兄・優樹(水上剣星)は「母さんはいつも優しい」と言い、富美子自身も桃子に冷たくしている自覚はないようなそぶりを見せた。その夜、香織はネットで親による「兄弟差別」について調べるのだが…。

実際ネットで「兄弟」「差別」とググってみると出るは出るは…親による兄弟差別、搾取に関するトピにスレッド、悩み相談などなど。差別されていると悩む子どもも多いし、自分が子どもたちを差別しているのではないかと悩む親も非常に多い。専門家やカウンセラーがどう対処すればいいか、Q&A方式で答えているサイトなども多数見受けられた。ビッグダディのように大家族ならそういう問題が起きないのか? そもそも一人っ子ならそういう問題は起きないのか? いろいろ考えてしまうが、たとえ一人っ子だったとしても、親子の関係がうまくいかなければ、ネグレストされてしまったり、暴力をふるわれてしまったり…結局のところ、コレといった解決策はないのかもしれない。このドラマを通して「自分一人で悩んでいるのではない」ということが伝われば、同じ悩みを持つ親も子も多少なりとも心が軽くなるのではないだろうか。このドラマで解決策が導き出されるとは思わないが、親による子への虐待問題に、一人でも多くの人が目を向けるきっかけになればよいのではないだろうか。主演の蓮佛美沙子が明るく演じているが、実は重いテーマのドラマである。ドラマも佳境にはいり、桃子と富美子の関係にも大きな変化がありそうだ。今後の展開に期待したい。

■番宣情報
8月20日(木)よる7時より「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」に成宮寛貴が出演。

■前回のあらすじ
6年ぶりに鎌倉の実家に戻った桃子(蓮佛美沙子)を、母・富美子(浅野温子)は温かく迎えた。桃子のためにアップルパイを作ったり洋服を買ってくれたり…優しくしてくる母に戸惑いながらも嬉しい桃子。しかしそれは寝たきりになった誠一郎(石田登星)の介護を桃子一人に押しつけようとする富美子の画策だった。その日のうちに帰るつもりだったが富美子に押し切られるようにして実家に泊まる桃子。富美子は当然のように「3時間ごとにお父さんの体を動かしてね」桃子に命令した。翌日、富美子はリトルスノーに電話をし、桃子はもう仕事を辞めると一方的に通達して電話を切った。不審に思った朝比奈(成宮寛貴)は仕事の打ち合わせで神奈川へいくので、鎌倉まで足を伸ばし、桃子の実家を訪れた。そこで朝比奈が見たのは、いつもの桃子とはまるで別人。富美子にあてがわれた似合わないワンピースにカチューシャをつけ、父の介護をする桃子の姿だった。朝比奈はリトルスノーにとって桃子は大切なスタッフだから急に辞められては困る、と富美子を説得。ひとまず桃子を実家から連れ出すことに成功した。しかし桃子は寝たきりの父を置き去りにし、母に押しつけてしまった罪悪感で一杯だった。
翌日リトルスノーに出社した桃子は、さっそく篠原家に派遣される。健太(横山歩)のぜん息がぶり返し、保育園を休むことになったのだ。父・健介(速水もこみち)は健太に「早く帰るからな」と約束して出社した。しかしその日、台風並の低気圧が上陸し、悪天候になり篠原家周辺が停電になってしまった。タイミング悪く、健太のぜん息の発作が起こってしまったのだが、暗がりで吸入器を見つけることができなかった。そこへ朝比奈から電話があり、パニクった桃子は朝比奈から健太への応急処置を指示される。おかげで健太の発作もおさまり、電気も無事復旧した。帰宅した健介は健太と桃子のためにオムライスを作り、3人で仲良く食べた。帰り際桃子に「また3人でオムライス食べような」と言うのだが…。
夜遅く、リトルスノーに帰社した桃子。そこには赤ちゃんを抱えた朝比奈がいた。夜勤の看護師がどうしてもあずかって欲しいと無理矢理置いていったので、仕方なく朝比奈は事務所に小春(鈴木梨央)を呼び、事務所で夜を過ごすつもりでいた。桃子は自分も手伝うと申し出る。
朝比奈に初めて実家の母のことを話した桃子。朝比奈は「ここが桃ちゃんの居場所だよ」と優しく言ってくれた。初めて自分の居場所ができた桃子は、嬉しくて子どものように声をあげて大泣きした。

■第7話あらすじ
鎌倉の実家では、母・富美子(浅野温子)が桃子に対し異常なまでに執着していた。どうしても桃子に誠一郎の介護をさせなければ、と思い込む母に兄・優樹(水上剣星)は母を安心させるため、新しいワナをしかけたとほのめかす。
一方、桃子は健介(速水もこみち)から一緒に遊園地へいって欲しいと誘われる。健太(横山歩)と3人、まるで親子のようで戸惑う桃子だったが、健太の嬉しそうな顔をみて桃子も幸せな気持ちになる。そんな中、健介から突然「俺とつきあってもらえませんか」と告白される桃子。偶然、小春(鈴木梨央)と一緒に遊園地に来ていた朝比奈(成宮寛貴)は、桃子と健介のやりとりを見てしまい…。

TBS木曜ドラマ劇場 8月20日(木)夜9時より「37.5℃の涙」第7話を放送。蓮佛美沙子、民放連ドラ初出演。共演者は成宮寛貴、速水もこみち、トリンドル玲奈、鈴木梨央、西村和彦、美保純、水野美紀、浅野温子、藤木直人(特別出演)ほか。「37.5℃の涙」番組公式Twitterアカウントは「@375namida」。第7話予告動画は番組公式サイトで公開。TBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン対象番組。最新話(第6話)は8月20日(木)夜8時59分まで無料見逃し配信中。

TBS木曜ドラマ劇場「37.5℃の涙」番組公式サイト
TBS木曜ドラマ劇場「37.5℃の涙」公式Facebook
TBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン公式サイト

 【2015年夏ドラマ】 【関連記事・各話のあらすじ】