悲しい“因果”…2人だけの記憶の糸は縁を結ぶのか?「イニョン王妃の男」最終回あらすじと見どころ、予告動画
一瞬の記憶喪失や重なる偶然などはあるものの、韓ドラお得意の四角関係や出自の秘密などさしたる愛憎バトルも登場しない物語ながら、時空を超えた複雑になりがちな物語をすっきりと描き、主人公二人の相手を想う純なハートや“ネクタイキス”や“スパゲティキス”などこれまで登場したことのなかったロマンチックな“キス演出”で魅せてくれた「イニョン王妃」が、来週9月14日(月)BS朝日で最終回を迎える!YouTubeで予告動画が公開されている。最終回を楽しむために、全話の詳しいあらすじと最終・第16話あらすじと見どころを写真と一緒にご紹介。
※9月15日(火)からは、朝鮮時代に実在した田禹治(チョン・ウチ)がモデルの古典小説『田禹治伝』を元にしたSFアクション「チョンウチ」を放送。
■キャスト⇒BS朝日番組公式サイト
弘文館の校理キム・ブンド役:チ・ヒョヌ
女優チェ・ヒジン役:ユ・インナ
俳優ハン・ドミン役:キム・ジヌ
マネージャー チョ・スギョン役:カ・ドゥッキ
妓生ユンウォル役:チン・イェソル
ライバル女優ユン・ナジョン役:パク・ヨンリン
■前回第15話のあらすじ
公園デートの途中で突然消えたブンドは、現代の装いのまま朝鮮時代へタイムスリップ!ヒジンが大切に保管していたお札が朝鮮時代のブンドの手にあり、みるみる黒くなっていく。ユンウォルの元へ向かい、彼女が殺されたことを知り悲しむブンドは、仇を討つ。ソンミョン和尚にユンウォルの遺体を頼み、ユンウォルが死んだことで黒くなったお札に一縷の望みを託して自らの喉元に刃を当ててなんとか現代に舞い戻った。公園でただ泣きじゃくるヒジンに近づいたその時、再びブンドが消えた…。
1か月後、今度はソンミョン和尚が亡くなったことを知るブンドは、頼るべき相手もいない。かつてお札が切れた時に、ブンドに関するすべての記憶が無くなり、ヒジン1人が自分を覚えていて悲しんだ事を思いだし、消えた自分を待ち続けて泣くヒジンを憐れみ、いっそ二人の記憶から思い出の全てが消え去るようにと、お札を燃やすことを決心。ブンドは生き延びたことが“因”、すべてを失うことが“果”、つまり命が助かったことで全てを失ったことに気づく。そして消えてなくなるのを覚悟に、ヒジンと自分に向けて文を認めた。
■第16話(最終回):2人だけの記憶
ブンドが突然ヒジンの前から姿を消して1年。ヒジンは順調に仕事をこなし、購入した新しい家への引っ越しを控えていた。しかしもう、ヒジンにブンドの記憶はない。そんな時、ヒジンにナレーションの仕事が舞い込む。歴史に埋もれた人物を紹介「イニョン王妃に恋をして、無念の死を遂げた男=キム・ブンド」の特集番組だ。
そんなある日、死んだはずのブンドの文書がみつかったという興味深いニュースが。当時の領議政の子孫が、健忘禄を公開したのだ。
一方、朝鮮王朝時代へ戻り追われる身となったブンドは、当てもなく方々をさまよい歩いていた。そんな中、ブンドによく似た人物を見かけたとナム・グマンが粛宗に報告し、捕らわれの身となってしまう。
その頃ヒジンは再びナレーションの仕事で、キム・ブンドの手紙を読む。手紙を通して深い愛と別れの悲しみを感じ取るヒジン。
ドラマの見どころは、時空を超えた二人が同じ画面に登場するシーン。そして前回可愛いキスを演出したネクタイ!果たして2人の人生が交わることは二度とないのだろうか。
◇BS朝日「イニョン王妃の男」番組公式サイト
2015.08.24-09.14 月~金8:58-10:00
◇YouTube Vapチャンネル「イニョン王妃の男」予告動画
【作品詳細】【「イニョン王妃の男」を2倍楽しむ】