交通事故死亡者数世界ワースト1のインド乗り込む「洗車の王国」の企業戦略とは?「未来ジパング」予告動画

中国経済の失速と共に、中国の次に人口が多いインドが経済発展の中心になると予想している人も多い!だが、インドは交通事故死亡者数世界ワースト1位!交通ルールを守らないのは当たり前、運転免許を「買う」人も多いという…今夜10月5日(月)「未来世紀ジパング~沸騰現場の経済学~」(テレビ東京系、よる10時)ではそんなインドで、ビジネスを展開する「洗車の王国」相原社長の企業戦略を取材!番組公式サイトに予告動画が公開されている。
中国の人口は約13億人。その中国に次いで人口が多い国はインドで約12億人!ちなみに世界3位はアメリカで約3億人。4位はインドネシアの約2億5000万人。そして5位のブラジルで約2億人と続く。
しかしインドは、「一歩でも先に」と考える国民性で、1年間の交通事故死亡者数14万人と世界ワースト1位の国。交通ルールが守られない実態もあるが、経済成長に伴い富裕層が飛躍的に増えているのもインドである。
番組では、そんなインドで、「郷に入れば郷に従え」とばかりに、独自の作戦でビジネスを展開する日本企業を取材する。
小型車が多かったインドだが、街中でもBMWやベンツ、トヨタの高級車種などが頻繁にみられるようになってきた。そんなインドに、いまや中国で600もの店舗を持つ「洗車の王国」という日本の洗車ベンチャー企業の相原社長が進出し、インドの富裕層をターゲットに商売をはじめていた。
「洗車の王国」は、「洗車をして車を大事にすることが、安全運転につながる筈」との相原浩社長のポリシーの下、神奈川県伊勢原市に拠点を置く企業。当初は洗車・コーティング加工・カーフイルム施工を事業内容としていたが、2000年にオリジナル洗車用ケミカル製品の開発に着手。2004年からは個人オーナー向けへの提供を開始し、海外へも進出。今ではインドをはじめ中国、韓国、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、ブルネイなど海外600店舗を持つまでに。
相原社長の戦略は、「見た目重視」というインド人に、洗車ビジネスは受けるのか?
また、事故が多く、ルールを知らないインドの人たちに、日本で培った「安全」を武器に販売拡大を狙う企業もある。
インドは、1日に4万4千台バイクが売れると言われる、世界最大のバイク市場。そんな中、日本のホンダは、インド国内に2400の販売店を展開し、猛烈な売り込みをかけている。
ホンダは元々、インドの現地のメーカーと合弁会社を作っていたが、数年前にそれを解消。現地メーカーに勝つべく、新たな戦略を立て勝負している。
そのひとつが、バイク教習所の開設。
【メーンMC】 SHELLY
【進行役】 秋元玲奈(テレビ東京アナウンサー)
【沸騰ナビゲーター】山口義行(立教大学経済学部教授)
【ゲスト】萱野稔人(津田塾大学学芸学部国際関係学科教授)、坂下千里子、バト
【放送日時】 2015年10月5日(月)22:00~22:54
【同時放送】TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ
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