四色型色覚者の絵を科学の力で解き明かせ!「科捜研の女15」第2話あらすじと予告動画!
新キャストの池上季実子と石井一彰を新キャストに迎えた「科捜研の女」シーズン15は、平均視聴率13.5%のまずまずの滑り出しとなった!明日22日(木)第2話「見えすぎた女」は笛木優子らをゲストに、常人には見えないものが見える“四色型色覚”を持つ被害者の“絵心”を、“科学”の力でマリコたちがみごとに解き明かしてゆく!番組公式サイトで予告動画が公開されている。
第1話を見逃した方は、テレ朝キャッチアップとビデオパスにて配信25日まで無料配信中。
前シーズンの初回視聴率14.4%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)には届かなかったものの、冒頭の榊マリコ(沢口靖子)のカンカン帽姿は、50歳とは思えない愛らしさだし、前クール「ホテルコンシェルジュ」(TBS)で、「ノットエレガントッ!」を連発した美しきホテリエを演じた若村麻由美(48)のくだけた美しさも相変わらずで、ドラマファンとしては納得のスタートだったのでは?そんな美しきアラフィフの仲間入りをした池上季実子(56)。
第1話「煉瓦の家」は、池上演じる落合佐妃子の人物像を浮き彫りにした。佐妃子は、事件解決のためならどんな犠牲を払ってもかまわないという歪んだ正義感の持ち主。内部協力者を見殺しにしたり、同僚の刑事を裏切ったりすることも厭わない一面を持つ人物。
そして、そんな佐妃子を信奉する元部下の若手刑事・蒲原勇樹もキーマンだ。土門薫刑事(内藤剛志)らの捜査一課に配属されるが、土門たちとなじもうとしないばかりか、陰で佐妃子の指示で動き、まるで佐妃子スパイのよう。これまでのシリーズとは一味違った緊張感が漂う初回となった。
蒲原役を担当しているのは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』をはじめ、舞台で活躍してきた若手俳優・石井一彰。これがテレビドラマは初挑戦となる。
そして、明日の第2話のキーとなるのは“四色型色覚”。常人の100倍の色が見分けられるという特殊な視力。現在、アメリカのカリフォルニア州・サンディアゴ在住の画家をはじめ、ほかに2人の女性が実際に存在するといわれている。
■前回あらすじ
京都市内で拳銃が次々と発見された。その矢先に同じく京都市内の住宅街で弁護士が「銃殺」される事件が発生。榊マリコ(沢口)たい科捜研メンバーや土門薫刑事(内藤剛志)ら捜査一課による捜査。捜査が行き詰まる中、京都府警に新しくやってきた女刑事・落合佐妃子(池上)の協力も得て、凶器となった弾丸からある暴力団組織に行き着き、弁護士銃殺事件は暴力団による人権派弁護士への報復殺人と断定された。しかしどうも話が上手すぎる。不審に思ったマリコは、弁護士宅へ。妻・郁子が出迎えてくれたが、マリコはそこで車椅子に乗った臨床心理士の庄野香歩先生(高橋)に会った。
実は、郁子は人権は弁護士である夫からDVを受けていた。除草剤が決め手となり、新事実が発覚。郁子は繰り返されるDVを苦に隠し持っていた拳銃で夫を撃ち殺したのだ。問題は、郁子が何処から拳銃を入手したかだ。
その後の捜査で、香歩がDVやいじめなどの悩み相談サイト「煉瓦の家」を運営しており、最後の生きるためのお守りとして拳銃を与えていたことが発覚。おそらく拳銃は暴力団から奪ったのだろう。
一方、木島刑事(崎本大海)と蒲原刑事(石井一彰)は関係者である高校生宅を訪ね、木島が高校生に拳銃で撃たれ銃傷を負った。この拳銃も香歩からもらったものだった。
じつは香歩は16歳の時に同級生に騙され、複数の男たちから暴行された過去があった。彼女もまた理不尽な暴力に遭った被害者の一人だったことが分かった。
香歩は教え子のオオヤたち4人に拳銃を持って逃げるように命じていた。マリコたちは残りの拳銃を必死で探すが見つからない。暴力団も必死になって拳銃を探していた。
オオヤたちの隠れ場所では仲間割れし、拳銃の暴発で1人が死亡。暴力団が乗り込もうとしたが、警察が駆けつけ暴力団を全員逮捕。オオヤたちの投降で一件落着。だが、回収した拳銃の数が合わない。香歩はかつて自分が暴行された場所に残りの拳銃10丁を埋めていた。彼女が一番拳銃を渡したかったのは、30年前の彼女自身だった。
じつは佐妃子は、事件に使われたのが暴力団から奪われた46丁の拳銃だと知っていた。だが暴力団組織壊滅のために黙っていたのだ。土門は佐妃子に激しい怒りを覚えた。結局木島は、刑事の職を解かれ警務部での内勤となった。
「科捜研の女」第15シーズンは毎週木曜日テレビ朝日よる8時からの「木曜ミステリー」で放送。
■第2話「見えすぎた女」
主婦・久保美也子(柊瑠美)が自宅マンションで殺され、マリコ(沢口)たち科捜研が臨場。ALSライトによる現場検証で死体の傍らの壁にライトを向けた時、無地の壁に“蝶の絵”が浮かび上がる。紫外線蛍光物質で描かれた「見えない絵」。鑑定の結果、その蝶の絵は被害者自身が描いたものと判明。「彼女は『特別な目』の持ち主だったのかもしれない」とマリコ。美也子は紫外線を色として見ることができる“四色型色覚”の持ち主だったのだ。世界でも数人しかいないと言われるこのスーパービジョンの持ち主は日本にもいるという。マリコと土門刑事(内藤剛志)は、同じ四色型色覚者である絵本画家の司麗香(笛木優子)の元に話を聞きにいくことにした。
被害者は、普通の人には見えない「見てはいけない何か」を見たために殺されたのか?
彼女はその見えすぎる目で一体何を見たのか?マリコが挑む「色彩のミステリー」。
◇テレビ朝日「科捜研の女15」番組公式サイト
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