佐吉(風間俊介)から語られた衝撃の事実とは…!?NHK総合29日「ぼんくら2」第2話あらすじと関連動画

2015年10月28日18時00分ドラマ

湊屋総右衛門(鶴見辰吾)の計らいで、葵(小西真奈美)殺しの下手人として捕まった佐吉(風間俊介)は罰を受けることなく釈放されることとなる。しかし平四郎(岸谷五朗)はどうしても、佐吉が罪を犯したとは思えなかった…NHK2総合29日(木)夜8時より「ぼんくら2」第2話、最新話はNHKオンデマンドで見逃し配信中。

第1話で早々に殺害されてしまった佐吉(風間俊介)の実母・葵。演じるのは小西真奈美なのだが、葵とは、今まで小西が演じてきた役柄とはガラっと変わった悪女の雰囲気をかもしだしている女である。
湊屋総右衛門(鶴見辰吾)の姪ということで、行き場のなくなった葵は佐吉を連れて湊屋に住まわせてもらう。しかし、総右衛門は妻子より葵親子を寵愛し、それに嫉妬した妻・おふじ(遊井亮子)が葵を殺害しようと…。というストーリーが前シリーズだった。その要となる葵が殺害されてしまった。しかも下手人は実子である佐吉だという。
第1話のラストで、同心の佐伯錠之進(嶋田久作)に賄賂と思われる多額の金を渡していた総右衛門。きっと葵殺害になにかしら関わっているのだろう。
周囲から“ぼんくら”呼ばわりされている平四郎(岸谷五朗)はその謎を解明できるのだろうか?

そんな平四郎の右腕となってするどい観察力と聡明な頭脳で事件解決のカギを見付ける弓之助を演じる加部亜門。前作とくらべて少し声変わりが始まっているようだ。子どもの成長の早さを改めて痛感させられる。2003年生まれ、今年で12歳。目鼻立ちばパッチリしておりなかなかのイケメン。昨今、子役で活躍していた子たちが、成長して活躍しているケースが多くなった。一昔前は子役は大成しないと言われたものだが、加藤清史郎、濱田龍臣をはじめ、主役をはるほどの大物になった神木隆之介、柳楽優弥、そして濱田岳も元子役で今ではドラマ、映画、CMと大活躍である。
加部亜門も、このイケメンぶりなら子役だけで終わらず、いい俳優に成長するであろう。今後の活躍を母親的目線で温かく見守りたくなる。

■前回のあらすじ
本所深川見廻り同心・井筒平四郎(岸谷五朗)の元に、植木職人の佐吉(風間俊介)が訪ねてきた。平四郎に何かを伝えたいようだったが、飼っていたカラスのかんくろうが死んだことを伝えただけで、そのまま帰ってしまった。
数日後、佐吉は実の母・葵(小西真奈美)殺めた犯人として捕まったと、平四郎のもとへ知らせが入る。平四郎は弓之助(加部亜門)を連れ、佐吉が捕らえられている番家へ行く。佐吉は葵殺害を否認、黙秘を続けていた。平四郎は弓之助を佐吉のもとへ残し、葵が殺害されたという屋敷へ行く。平四郎は岡っ引きの政五郎(大杉漣)に頼んで湊屋総右衛門(鶴見辰吾)に事件のことを伝えに行かせるのだが、政五郎は体よく湊屋から追い返されてしまった。総右衛門は姪の葵を寵愛していたはずなのに…。
葵が殺害された芋洗い坂にある屋敷は湊屋の持ち家だった。葵の身の回りの世話をしていたお六(西尾まり)は、そのことすら知らず葵に仕えていたと言う。岡っ引きの八助(螢雪次朗)は、同心・佐伯錠之進(嶋田久作)から他人に事件のことをしゃべってはいけないと口止めされていると平四郎に言う。しかし、平四郎のほうが葵のこと、湊屋のことに精通しており、八助が言わずとも事のあらましは把握できた。
その頃湊屋では、総右衛門が佐伯に多額の金を渡していた。

■第2話「信じる心」あらすじ
久兵衛(志賀廣太郎)の話によると、湊屋(鶴見辰吾)の計らいで、佐吉(風間俊介)は罰を受けずに放免されることになった。しかし、平四郎(岸谷五朗)にはどうしても、佐吉が母・葵(小西真奈美)を殺害したと思えなかった。平四郎は弓之助(加部亜門)を連れ、釈放された佐吉のもとへ行ったのだが…。

NHK総合 10月29日(木)夜8時より「ぼんくら2」(全7話)第2話を放送。再放送は11月3日(火・祝)午後3時10分より放送(通常の時間と異なる。また北海道釧路地方のみ、5日(木)午後3時15分より放送)。宮部みゆき著『日暮らし』(講談社文庫刊)原作。出演:岸谷五朗、奥貫薫、風間俊介、小西真奈美、志賀廣太郎、遊井亮子、村川絵梨、合田雅吏、植本潤、加部亜門、高村竜馬、鶴見辰吾、大杉漣、松坂慶子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHK総合 木曜時代劇「ぼんくら2 」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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