弘樹(勝地涼)、夢に向かって歩き出す…オダギリジョー主演25日「おかしの家」第6話あらすじと予告動画
弘樹(勝地涼)がとうとう動き出した!脚本を書き上げ映画プロデューサーに見てもらえることになったのだが…そんな中、夜の小道で太郎(オダギリジョー)と弘樹は羽の生えたオッサンを目撃する…25日(水)夜23時53分より「おかしの家」第6話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開、最新話は「TVer」にて配信中。
昔は町のあちこちに、駄菓子屋というものが存在し、そこは子どものたまり場だった。今、駄菓子的なお菓子(うまい棒やブラックサンダー、チロルチョコなど)はコンビニで売られるようになってしまった。
駄菓子屋にはおばあちゃんが店番している…というのが定番で、本ドラマ「おかしの家」も八千草薫演じるおばあちゃんが店番をしている。子どもたちの成長を見守り続けてきたおばあちゃん。今まで通っていた子どもたちは、大きくなると駄菓子屋へは行かなくなる。でもおばあちゃんは、ちゃんと子どもたちのことを覚えている。第5話で登場した成海璃子演じる麻理恵も、おばあちゃんが自分のことを覚えていてくれたと喜んでいた。
そういう人と人との繋がりが、どんどん希薄になってしまう世の中に、さみしさを覚えると同時に、このドラマに郷愁を覚えてしまう。
そんな心優しいおばあちゃんを演じる八千草薫。元宝塚のトップ女優として活躍し、宝塚引退後はドラマ、映画、舞台で活躍してきた。御年84歳だが、その美しさは衰えることがない。全身からかもしだされる温かいオーラ、太郎(オダギリジョー)との2人のシーンを見るたびに、2人の間に流れる静かな時間が心地よいと感じ、こういうおばあちゃんと一緒にいたい、と思ってしまう。「おかしの家」の主人公は太郎だが、本当の主役はおばあちゃんなんじゃないだろうか。
■前回のあらすじ
最近、礼子(尾野真千子)の昼休みを利用して一緒にお弁当を食べるというささやかなデートをするようになった太郎(オダギリジョー)。そんなある日、礼子は職場の同僚・山本麻理恵(成海璃子)が太郎と親しそうに話しているのを目撃。それ以来、太郎と麻理恵のことが気になって仕方ない。
しかし太郎は麻理恵との関係を礼子に知られたくなかった。以前通っていた風俗で相手をしてくれたマロンちゃんが、麻理恵だったからだ。
そんなある日、麻理恵がさくらやにやってきた。店番していたおばあちゃん(八千草薫)は小さいころ麻理恵が店に来ていたのを覚えていた。自分のことを覚えていてくれたことを素直に喜ぶ麻理恵。
その帰り、公園でぼーっとしている太郎に会いに来た麻理恵。海外へ移住し、もしかしたら日本には戻らないかも…という。日本を離れる前に、さくらやへ行きたかったと話す。太郎は麻理恵のことを“マロンちゃん”と呼ぶのだが、麻理恵は「は?」と言って通じていない。もしかして“マロンちゃん”と麻理恵は別人? 麻理恵は含み笑いを浮かべ、太郎のもとから去った。
その夜、礼子はおばあちゃんからぬか漬けの作り方を伝授してもらう。太郎の好きなものを作りたい…そんな思いからだった。
■第6話あらすじ
突然、執筆活動を再開(?)はじめた脚本家志望の弘樹(勝地涼)。作品を完成させ、それをある映画プロデューサーに見てもらえることになった。夢に向かって歩き出した弘樹を見て太郎(オダギリジョー)は少し胸がザワつく。
そんな中、太郎と弘樹、夜中に小道を歩いていたら“羽が生えたおじさん”に遭遇。2人しておじさんを捕獲しようとするのだが…。
TBS 11月25日(水)夜23時53分より「おかしの家」第6話を放送。演出・脚本は石井裕也。出演はオダギリジョー、尾野真千子、勝地涼、前野朋哉、嶋田久作、八千草薫ほか。予告動画は番組公式サイトで公開。「TBS FREE by TBSオンデマンド」ならびに「TVer」にて最新話1週間無用見逃し配信中。
◇TBSテッペン!水ドラ!!「おかしの家」番組公式サイト
◇TBS FREE by TBSオンデマンド公式サイト
◇TVerで視聴
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