往年の感動実話「ハチ公物語」が、リチャード・ギア主演で蘇る! 今、その予告編を見る
日本中を感動の渦に巻き込んだ、犬が中心となる往年の名作といえば、「南極物語」と「ハチ公物語」だろう。「南極物語」については、リメイク版が話題を呼んだのは記憶に新しい。ポール・フォーカーやブルース・グリーンウッドが出演する、ディズニー制作の映画であった。動物が登場する作品を得意とする(?)ディズニーによる完成度の高さが、オリジナル版とはまた違った魅力を生み出していたようだ。
そして今度は、「ハチ公物語」がハリウッドによって映画化することになった! タイトルは、「HACHI 約束の犬」。「海を越えたもうひとつのハチ公物語」といえるもので、リチャード・ギア主演、ラッセ・ハルストレム監督と、メンバーがひじょうに豪華なのも見逃せない。リチャード・ギアら製作スタッフがオリジナル版を観て感動したことが、本作誕生のきっかけになったのだとか。舞台は、オリジナルでは東京の渋谷駅だったが、今度はアメリカ郊外のベッドリッジ駅となる。
日本語の吹き替えは、北大路欣也や真矢みきが担当。2人とも、「吹き替えは12時間ぶっとおしで大変だったけど、2人で助け合いながらやった。終わってみると、温かい気持ちになった」というコメントを残している。
今、公式サイトでは、本作の予告編が視聴できるようになっている。ご主人を待つ犬の姿が、アメリカを舞台にしてもちゃんと描かれているのを確認できるのだが、オリジナル版を知っている方だと少々驚いてしまうかもしれない。いずれにせよ、以前に劇場でオリジナル版を観た層はもちろん、オリジナル版とは縁がない最近の子供たちをも感動させそうな期待感が、予告編だけでも伝わってくる。
気になる公開日は、8月8日(土)。「ハチ公」とひっかけたような日程なのが、ちょっと面白い。ちなみに、公開88日前となった5月12日には、フジテレビ社屋前に「HACHI お台場モニュメント」が設立された。全長88cm、重さ88kgというスペックも、茶目っ気があってユニーク!
「HACHI 約束の犬」公式サイト