チョ・インソンに貴公子のイメージを脱がせたノワールアクション『卑劣な街』GYAO無料配信開始!
『マルチュク青春通り』でクォン・サンウを俳優開眼させたユ・ハ監督が、2004年「バリでの出来事」で大ブレイクしたチョ・インソンとタッグを組んだ2006年の韓国映画『卑劣な街』が、本日11月25日(水)よりGYAO!にて無料配信開始した。
『卑劣な街』は、野心に燃える三流ヤクザが、生きるか死ぬかの卑劣な世界で欲望に翻弄されるさまを、暴力描写満載で描くノワール・アクション。
チョ・インソンは、「その冬、風が吹く」では詐欺師、「大丈夫、愛だ」では推理作家、映画でも『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』で体当たりの全裸シーンや、同性愛の濡れ場を披露し、演技の幅の広い名優として知られている。たが、2004年、韓国で最高視聴率39.9%を記録した大ヒットドラマ「バリでの出来事」で大ブレイクしたチョ・インソンには、当時御曹司や貴公子のイメージがあった。
そんなイメージを脱ぎ捨て、今のふり幅の広い演技派となるきっかけとなったのが本作だ。チョ・インソンは、短い髪、野暮ったい格好、乱暴な言葉遣いと三流ヤクザのビョンドゥに成りきり、過激アクションにも体当たりで挑戦した。
とはいえ本作は、これまでチョ・インソンが演じたそれまでのキャラクターすべての魅力も詰まっており、ファンは必見の一作に挙げられる。
また、「薯童謠-ソドンヨ-」「いとしのソヨン」「君の声が聞こえる」「神様がくれた14日間」などの作品で日本でも人気のイ・ボヨンとのキスシーンも当時話題を集め、韓国公開1ヶ月で200万人の観客動員を記録した。
ビョンドゥの部下役には、パク・ヒョジュン、チェ・ジファンら“マルチュク組”が再結集しているのも注目だ。『悪い男』「私の心が聞こえる」「抱きしめたい~ロマンスが必要~」のナムグン・ミンも幼なじみ役で出演している。
■あらすじ
さえない三流暴力団のナンバー2、ビョンドゥ。ようやく手に入れたゲームセンターの経営権も部下に奪われた絶望の矢先、組織のファン会長から、ある検事を消してほしいとほのめかされる。一方ビョンドゥの幼なじみで映画監督のミノは、ヤクザ映画を製作するためにビョンドゥに近づき……。(2006年 / 韓国)
■キャスト・スタッフ
監督・脚本:ユ・ハ
出演:チョ・インソン、ナムグン・ミン、イ・ボヨン
(C)2006 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved
■配信期間
2015年11月25日~2015年12月24日
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