佃品質を阻む新たな敵が続出!TBS日曜劇場「下町ロケット」波乱の第7話予告&前回ダイジェスト動画
今期民放ドラマの中で目立って快進撃を続けるTBS「下町ロケット」の第7話は11月29日(日)よる9時から放送、ライバル会社のみならず許認可機関も巻き込み”佃潰し”が動き始める波乱の展開となる!前回の詳しいあらすじと第7話あらすじを紹介、予告動画はドラマ公式サイトにて公開中。
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」では本作の見逃し配信を行っている。
「敵役が一目で見て分かるように」と制作側が心がけているというのが納得の、またもや憎々しい敵の新キャラも登場…医療部品の許認可期間の担当者として篠井英介が、そしてライバル社・サヤマ製作所の開発部員にバカリズムが登場、新キャストも続々参加、更なる展開に期待大といったところだ。
■前回あらすじ
佃製作所のバルブエンジンを搭載したロケットの打ち上げに成功してから、3年。今は北陸医科大学で研究員をしている真野(山崎育三郎)から航平(阿部寛)のもとへ、謝罪とともに仕事の件で相談したいことがあると手紙が届く。航平や山崎(安田顕)は安堵し、喜びの表情を見せるのだった。
ロケット打ち上げ成功後、佃製作所は実績を大きく伸ばしていたものの、一つの試練が訪れていた。帝国重工に納入する予定のロケット新型バルブが、コンペ式になったと聞かされる。帝国重工のパーティの場で久々に財前(吉川晃司)と再会した航平は、そのコンペで佃製作所のライバルを自称するサヤマ製作所の社長・椎名(小泉孝太郎)を紹介される。
帝国重工とのつながりが切れると赤字は確実と主張する殿村(立川談春)の前に、大手精密機器メーカーの日本クラインから部品開発依頼が来る。何に使うか説明もされない上に、提示された仕様と予算は厳しいものだった。開発に成功すれば必ず大量注文を約束するという言葉から、航平は無理を押して開発に取り組んだ。そこへ、営業の江原(和田聰宏)が、今作っている部品は人工心臓に使うものだという情報を掴む。医療器具は人命に関わる事で開発を渋る企業も多い中、航平はロケット以上の品質をという心意気で開発続行を決める。
しかし社内では開発担当となった中里(高橋光臣)が苦戦し、挙句に設計図に文句を付ける始末だった。山崎も疑問に思って違う設計を試作したものの、依頼された以上は設計図通りに作るのが仕事だと中里を叱責する。
一か月後、なんとか日本クラインに試作品を届けた航平だったが、その場でバルブの設計が変更になってやり直して欲しいと言われる。何故もっと早く説明してくれなかったのかと憤る航平は、納期と条件が厳しいといって話を断るのだった。しかし、やり直しと言われて再配布された設計図は、かつて山崎が試作したものと同じものだった。しかし山崎はその疑問を航平に打ち明けられなかった。応接室を出たところで椎名とすれ違った航平は、サヤマ製作所の横やりが入った事に気づく。そしてこのタイミングで中里は辞職する。ほどなくして、中里はサヤマ製作所へ転職した事が分かる。中里は山崎のデータを盗んで、人工弁の開発リーダーに引き抜かれたのだった。
ある日、山崎が手紙の件で佃製作所を訪れた。その内容は、心臓の人工弁を作って欲しいというものだった。日本クラインが注文したものとほぼ同型ながらも小さいその部品は、人工心臓の部品と違って人体に直接組み込むというものだった。真野が連れてきた北陸医科大学教授の一村(今田耕司)と桜田(石倉三郎)は、心臓病に苦しむ子供たちのためにぜひ開発してほしいと頭を下げる。
社内で検討するものの、唐木田(谷田歩)は資金面や難易度から断固反対する。医療機器特有の、承認までの時間や補助金の問題などもあり、資金的にも魅力の少ないこの話を航平は断らざるを得なかった。しかし真野は食い下がり、実際に研究現場を見てほしいと頭を下げる。真野が自分の夢だと言い切ったその気迫に、航平は山崎と唐木田を伴って福井を訪れた。
航平達はまず、桜田の経営する工場を訪れる。母体は大きなニット生地製造工場だが、桜田が心血を注いでいるのは人工弁の部品開発のために立ち上げた子会社だった。桜田には娘を心臓病で失ったという過去があった。桜田の娘は人工弁のトラブルで17歳にして命を落としたのだった。その贖罪のために娘のような患者さんたちを救おうと思ってこの事業を進めていると涙ながらに語る桜田に、航平をはじめ唐木田も仕事を引き受ける意義を見出すのだった。かくして航平は新型人工弁、コードネーム「ガウディ」の開発へ参加することを決めるのだった。
■第7話あらすじ
ガウディ計画への参入を決めた佃製作所では、開発チームに開発部から立花(竹内涼真)、加納(朝倉あき)、鈴木(堀井新太)の3人を抜擢、、営業部からは江原(和田聰宏)を指名して取り組むこととなった。しかし失敗続きで投げやりになっていく立花と加納。二人は悩んだ挙句ガウディの原点に戻ろうと航平と共に福井へ視察に赴く。
一方、サヤマ製作所の椎名は佃製作所からロケットバルブエンジンと人工心臓部品だけでなく、人工弁の開発まで奪おうと画策して各方面へ接触を試み、佃製作所への敵意をあらわにする。その結果、貴船(世良公則)は一村に接触し、自分と共にガウディの開発をしないかと勧める形でサヤマ製作所を後押ししてくるのだった。果たして一村の応えは?
TBS日曜劇場「下町ロケット」第7話は11月29 日(日)よる9時から放送、予告動画は番組公式サイトトップページで視聴できる。 また、「あらすじ」内スペシャル動画では第6話ダイジェスト動画と第7話予告動画が続くロングバージョンも公開中。
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」では本作の見逃し配信を行っている。放送終了後から次回放送前までの間、最新話のみが視聴可能となっている。
◇日曜劇場『下町ロケット』|TBSテレビ
◇TVer視聴
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