テレ東、松本清張「喪失の儀礼」(3/30)で村上弘明×剛力彩芽×陣内孝則が再タッグ!あらすじと予告動画

2016年03月04日12時40分芸能
(C)テレビ東京

テレビ東京では、昨年3月に開局50周年特別企画として松本清張作品「黒い画集-草-」を村上弘明×剛力彩芽×陣内孝則をメインキャストで放送したが、2016年3月30日(水)、再び松本清張特別企画「喪失の儀礼」で3人のトリオ共演を実現!番組公式サイトに予告動画が公開されている。

「喪失の儀礼」は、1969年「処女空間」として小説新潮に連載されたものを、改題して1972年新潮社から刊行された作品。(『喪失の儀礼』(新潮社))
「黒い画集-草-」(作品詳細)は、病院に巣食う医療サスペンスだったが、「喪失の儀礼」も医療の闇に挑み、人の命を救うはずの医療の裏側と、そこに浮かび上がる意外な真相に鋭く切り込む、人間の心理を見事に描く松本清張作品の真骨頂。
1994年に日本テレビが、2003年にはBSジャパンがテレビドラマ化しており、今回テレビ東京が3度目のドラマ化となる。
主人公の静岡県警の刑事・大塚役を村上弘明、警視庁捜査一課の刑事・須田役として陣内孝則、大塚の後輩新人刑事役として剛力彩芽が演じる。

主演の村上は、剛力とは二人で静岡から出てきた親子のようといい、前回に続いて対立することになる陣内との対立楽しんだ。作品の見どころとして、「今回は“俳句”がひとつのキーになっており、捜査手段もアーティスティックで、ドラマ全体がアートのような松本清張作品の奥深さを見て欲しいなと思います。そして、大塚・須田・美咲という3人の一見対立するような、お互いのキャラクターのぶつかり合いを見てほしい」とコメント。

剛力もまた3人でのトリオ再演を喜び、特に村上とは前回とは違って上司である村上をあしらいながらしっかり仕事をしていくキャラクターが気に入っている様子。

前回以上に笑顔の多かった撮影だったという陣内は、チームワークの良さをアピール。印象に残ったシーンとしては湖でのシーンを上げ、「幻想的でいい感じに撮れてるって監督が言ったが、演じてる方は我慢比べみたいなところがあって。長回ししてると、あ!今蚊に食われてる…と思いながらじっと耐えていたり。辛かったけど、でもその我慢が画に良い影響を与えたんじゃないかなと思います」と撮影をふり返った。

(C)テレビ東京■あらすじ
静岡県警の大塚京介(村上弘明)と新人の田村美咲(剛力彩芽)は、中伊豆の温泉旅館で起きた住田友好殺害事件を追っていた。同じ頃、東京・深大寺の公園で香原順治郎の遺体が発見され、かつて大塚と合同捜査でコンビを組んだ変わり者・警視庁の須田浩平(陣内孝則)が捜査を開始。
被害者はいずれも医師で同じ医療セミナーに参加していた。しかも殺害方法は似たような残虐な手口。やがて二つの事件は一つの線となり…。
変わり者と称される刑事二人がたどり着いた真実とは!?

村上弘明、剛力彩芽、陣内孝則の息ぴったりの3人が贈る松本清張作品「喪失の儀礼」は、3月30日(水)よる9時からテレビ東京にて放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレ東「喪失の儀礼」番組公式サイト