火付盗賊改方・長谷川平蔵(中村吉右衛門)に会えるのもあと2話!18日「鬼平犯科帳」あらすじと予告動画
池波正太郎原作「鬼平犯科帳」シリーズ最新作「浅草・御厩河岸(あさくさ・おうまやがし)」はフジテレビ18日(金)夜9時より放送!中村吉右衛門扮する長谷川平蔵が体を張って江戸の街を守る!出演は多岐川裕美、綿引勝彦、三浦浩一、梶芽衣子、中村又五郎、田辺誠一、田村亮ほか…予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
数ある時代劇のなかで、「鬼平犯科帳」ほど1人の役者が主人公を務め、長きに渡りファンに愛されたドラマはないのでは…。当代中村吉右衛門が長谷川平蔵役に就いたのが1989年。この年に始まった第1シリーズから2001年の第9シリーズまで連続ドラマとして。それ以降はスペシャルドラマとして放送された「鬼平犯科帳」が、来年2016年に制作(放送は2017年を予定)されるスペシャル(前編・後編)をもって終了するという衝撃的なニュースが報じられた。
もともと、原作者・池波正太郎から「原作にないものはやってくれるな(勝手に創作するな)」という約束でドラマ制作が始まったそうだ。
1967年、文藝春秋から刊行されている「オール讀物」で連載開始。1989年まで全135話(うち5編が長編、130編が短編)、最後の「誘拐」は著者急逝のため未完に終わっている。密偵・おまさが行方不明になるところでブツ切れ…ファンとしてはその先がとても気になる終わり方だった。
番組終了というのは、映像化する原作がもうないから…である。奇しくも来年制作されるスペシャルが記念すべき150本目という大きな節目となる。中村吉右衛門の鬼平に会えるのもあと2話となる。
■「浅草・御厩河岸(あさくさ・おうまやがし)」あらすじ
火付盗賊改方・長谷川平蔵(中村吉右衛門)の密偵、大滝の五郎蔵(綿引勝彦)と伊三次(三浦浩一)は、往来で男が老人を張り飛ばす場面に出くわし、止めに入る。大乱闘になり、いつの間にかその老人は姿を消していた。大五郎と伊三次は、その老人に見覚えがあった。
翌朝、五郎蔵はその老人が伏木の卯三郎(左とん平)だと思い出し、平蔵に報告。それを聞いた平蔵は、大盗賊として知られる海老坂の与兵衛(田村亮)の手下だった卯三郎が、なにか企んでいるのではと察するのだが…。
フジテレビ12月18日(金)夜9時より「鬼平犯科帳」を放送。出演は中村吉右衛門、多岐川裕美、中村又五郎、勝野洋、尾美としのり、三浦浩一、綿引勝彦、梶芽衣子、田辺誠一、田村亮ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。FOB(フジテレビオンデマンド)にてHDデジタル・リマスター版「鬼平犯科帳」第1から9シリーズ(全138話)配信中。
◇フジテレビ「鬼平犯科帳」番組公式サイト
◇FOB「鬼平犯科帳」番組公式サイト