視聴率22.3%、今年の民放連ドラ最高を記録!TBS日曜劇場「下町ロケット」最終回詳細あらすじ紹介!関連動画

2015年12月22日08時30分ドラマ

12月20日(日)放送のTBS日曜劇場「下町ロケット」は視聴率22.3%(関東地区)を記録、自己および今年放送の民放ドラマにおいて最高となった!また、瞬間最高視聴率は25.8%に達し、名古屋地区での視聴率は26.5%にも上るなど目立った奮闘を見せ、全話の平均視聴率は18.5%、最高瞬間視聴率は完成したガウディの臨床治験の手術成功の場面だった!番組公式サイトでは各話ダイジェストおよび予告動画など、「TVer(ティーバー)」では本作の見逃し配信を行っている。

放送日となった20日は、TBS自体が同作関連の長時間編成を敷いたことでも話題をさらう。前日昼放送の情報番組「王様のブランチ」では主演の阿部寛が「けさ5時まで撮影していました」と語るなど、制作もギリギリまで費やされたことが伝わった。最終回は前半に登場のキャストも再登場し、結末はロケット打ち上げで終わるなどオールキャストで盛り上がりを演出した。
また、ブルーレイとDVDのリリースも決定した。詳しくはコチラで紹介⇒2015年民放ダントツ1位の大ヒット「下町ロケット」来年3月23日発売決定!

■第10話(最終回)あらすじ
ガウディの実験は順調に進む一方、航平(阿部寛)と山崎(安田顕)はコアハートの問題について追及を始めた。中里(高橋光臣)に事実を確認するものの、中里はデータに改ざんがあった事などは一切認めなかった。しかし会社でバルブの精度を上げることを出来ないでいた中里は椎名(小泉孝太郎)に叱責され、ついに現行バルブのテスト数値を入手する。その数値は完璧であったが、画面に表示される数値に横田(バカリズム)は疑問を抱く。
後日、咲間(高島彩)がコアハートの実験数値データを佃製作所に持参した。一方で、その事実は椎名や貴船(世良公則)、日本クライン側にも漏れていた。データの出どころが中里であると責められた中里は、横田がデータを咲間に渡したと知らされる。横田はこのデータは偽装されたもので、現行バルブは90日の動作保証がなされていなかったために治験患者が死んでしまったと推測を語り、中里は自分が利用されたと気づく。
佃製作所では入手したデータ偽装の検証を行うものの、高速耐久実験装置が無いと確証は得られないと分かった。航平はその測定機器が帝国重工にあるのを思い出し、早速財前(吉川晃司)のもとへ足を運び、データ検証を依頼する。引き受けた財前は、高速耐久実験装置の扱いに長けた富山(新井浩文)に検証を依頼するものの断られてしまい、自らデータ検証を行うことになった。
その頃富山は財前と対立する石坂(石井一孝)と共に椎名と会食の場にあった。富山は同席こそしたものの、商談に技術者は不要と扱われ、更に石坂がコアハートへの出資を促す椎名からの賄賂を受け取る場面を目撃する。富山は帰り道、社に戻り実験データ検証を行っている財前の後を継いで検証を始めた。そして財前は、サヤマ製作所のデータには改ざんが見られるという結果を伝える。
この結果を元に咲間は記事を作成し、週刊ポストにて告発記事を書く事にした。しかし先手を打ってサヤマ製作所側が法的措置を週刊誌側に通告したために一度は掲載が白紙になる。しかし殿村(立川談春)の励ましもあり、航平は自社の立場は構わないので、訴訟沙汰になっても構わないから記事を出して欲しいと編集長に直談判する。それを受けてついにコアハートの医療ミスについての記事は掲載が決定する。

帝国重工での重役会議。サヤマ製作所とのバルブ共同開発について石坂がプレゼンをする中、財前が緊急に取り扱ってもらいたい案件があるとして乗り込んだ。財前が手にした週刊ポストの原稿を見せられた藤間社長(杉良太郎)は、この記事が明日発売されることで帝国重工が受ける株価暴落やその他のリスクを指摘し、サヤマ製作所との取引は即刻中止するべきだと訴える。更に富山からの報告を受けて石坂の収賄をも告発。土壇場で藤間社長は佃製作所製のバルブ搭載を決定する。
一方の航平はサヤマ製作所に乗り込み、椎名へ翌日発売の週刊誌を届けていた。航平は技術の正しさと椎名の不正を糾弾するが、そこで椎名の厳しい過去と大企業から受けた辛酸も知ることとなる。大企業を見返すために必死でNASAの技術者という看板を手に入れた椎名だったが、その父親は会社が倒産しそうになっても社員を解雇することがなかった。航平に苛立ち反論をする椎名だったが、自分の不正を証言する音声データが警察に持ち込まれる事を知らされ、愕然とするのだった。
記事が世に出て貴船やサヤマ製作所と同じく追及を受けた日本クラインは、弁護士の中川(池畑慎之助)に今後の方針を相談する。しかし日本クラインが佃製作所とトラブルになっていることを知ると、二度と佃とは関わりたくないと依頼を断る。日本クラインは慌てて佃製作所に駆け込み、もう一度コアハートのパーツを作って欲しいと頼みこむ。しかし部品の設計図が盗用されたものであることと日本クラインが特許侵害を行っている旨を神谷(恵俊彰)同席で主張、日本クラインは現行バルブの製造をすることが出来なくなってしまう。

ガウディ開発チームはついに人工弁を完成させ、待望の治験へこぎつけて成功を収める。それから三年の月日が過ぎ、再び佃製バルブを搭載したロケットが発射の時を迎えた。航平ら佃製作所の社員たちは種子島からそれを見守り、利菜(土屋太鳳)は帝国重工の社員として工場のモニターから打ち上げを見守った。ロケット打ち上げは再び成功し、航平達は喜びに沸いた。そこへ一つの人影が近づいてくる…椎名だった。椎名は自作のバルブを手にし、佃製のバルブより30%も性能がアップしていると宣言した。希望に満ちた椎名のまなざしを受け、航平も技術者としてその勝負を受けて立つと晴れやかに答えるのだった。

TBS日曜劇場「下町ロケット」公式サイトでは第1話から第9話までのダイジェストおよび各話予告動画他、過去の各種PR動画を配信している。
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」では本作の見逃し配信を行っている。最終回の配信は12月27日(日)のよる8時59分まで。


日曜劇場『下町ロケット』|TBSテレビ
TVer視聴

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