日曜劇場「家族ノカタチ」第8話、大介がまさかの決断!?父・陽三（西田敏行）の再婚相手・恵（水野美紀）と会い、陽三と浩太（髙田彪我）をマンションに住まわせる理由もなくなった、と大介（香取慎吾）から聞いた佐々木（荒川良々）は、送別会を企画することに！一方、その頃、律子（風吹ジュン）も葉菜子（上野樹里）のマンションから離れることを決意していた…近づくそれぞれの別れの時、そんな中、田中莉奈（水原希子）と葉菜子、和弥（田中圭）の3人が、大介行きつけのビアバーへ現れ、とんでもないことを言い出すのだった…！「家族ノカタチ」第8話は3月6日（日）夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。

ついに父・陽三（西田敏行）の再婚相手・恵（水野美紀）と会うことのできた大介（香取慎吾）。陽三が結婚詐欺にあっているのでは？という心配も晴れ、恵はかねてからの夢だった看護師になるべく、今年最後の看護学校試験に挑む。試験の結果はどうであれ、恵の今後の生活が決定するのであれば、陽三と浩太（髙田彪我）が大介のマンションに居候する必要もなくなった、と大介が佐々木（荒川良々）に伝えると、ペンナ企画開発部の面々から送別会を開こうとの声が上がる。一方、上の階でも律子（風吹ジュン）が“そろそろ夫の待つ川上村へ戻る”と葉菜子（上野樹里）に伝えていた。
そんなある日、莉奈（水原希子）が葉菜子と和弥（田中圭）と一緒に、大介の行きつけのビアバーへと現れる。いつものように一人でビールを楽しんでいた大介は、突然の、そして意外な組み合わせの来訪者に驚くが、3人が現れた理由に、さらに驚くことに…。

事態が大きく動き出す第8話。陽三が突然やってきた、そのすべての理由が明かされる。ハンカチ必須の放送となりそうだ。
結婚して家族を持つということが当たり前ではなくなった現代のリアルな家族の形を描いた本ドラマ。香取慎吾の演じるこじらせ独身貴族・大介、上野樹里の演じる等身大の独身女性・葉菜子の2人を中心とした個性豊かな登場人物たちが織りなす、リアルな人間模様が描かれている。
同じ日曜ドラマ枠で放送され、社会現象を巻き起こした「半沢直樹」や「JIN」、「下町ロケット」では、専門的な世界が描かれることが多かったが、「家族ノカタチ」が描いたのはどこまでも“リアル”。見る人によって感情移入する人物が変わり、圧倒的に悪い人物も、絶対的に正しい人物も存在しない。今のドラマ流行りの“どんでん返し”のようなこともほとんど起きない。けれど、それでもドラマには毎週追い続けたくなる魅力があり、じんわり響くメッセージもたっぷり詰め込まれていた。
残り回数も僅か。大介と葉菜子の関係はもちろん、大介と陽三、葉菜子と律子の関係も少しずつ変化している。これらの関係は、いったいどんな終末を迎えるのか。最後までこの家族を見届けたい。

「家族ノカタチ」第8話は3月6日（日）夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。

◇TBS「家族ノカタチ

　　【2016年冬ドラマ一覧】　　【関連記事・各話のあらすじ 】