稚児ができ信繁（堺雅人）と梅（黒木華）の祝言が決まった！しかし家康（内野聖陽）が昌幸（草刈正雄）暗殺せよと室賀（西村雅彦）を動かし、それを察知した昌幸は信繁の祝言の席で…めでたい席が血の海と化するのか！？NHK総合20日（日）夜8時より「真田丸」第11回放送！予告動画は番組公式サイトで公開。

2016年は真田の年といえよう。戦国時代ゲーム等で真田幸村は人気キャラの筆頭にあがる。一般的に「真田幸村」という名前がメジャーだが、これは本名ではない。かつて、真田信繁と真田家に使えた家臣たちのことを描いた物語『真田十勇士』が講談で語られ、人気を博した。当時、歴史上の人物の本名をそのまま物語で使うことが許されず（たとえば「忠臣蔵」など）似た名前に置き替えていた。「真田幸村」とは「真田信繁」のこと、幸村は劇用の名前だったのだ。

『真田十勇士』は猿飛佐助、雲隠才蔵、三好清海入道、三好伊三入道、穴山小助、由利鎌之助、筧十蔵、海野六郎、根津甚八、望月六郎の10人。彼らは真田家に仕える家臣、忍者で架空のキャラである。
その『真田十勇士』が2014年、堤幸彦演出、マキノノゾミ脚本、中村勘九郎、松坂桃李、大島優子らが出演して舞台化され、同じく堤監督がメガホンを取り映画化、2016年9月22日全国ロードショーされる。真田十勇士を演じるのは（舞台とほぼ同じキャスティング）中村勘九郎、松坂桃李、永山絢斗、加藤和樹、駿河太郎、高橋光臣、村井良大、荒井敦史、青木健、加藤雅也、その他に大島優子、大竹しのぶらが出演。これだけ豪華なメンバーが揃って、真田vs徳川との決戦が描かれるとあっては、歴史好き、真田好きは見逃すわけにはいかない。
⇒映画『真田十勇士』クランクアップ報告会見（YouTube）

■関連番組
・NHK FM3月19日（土）午後6時より「岡田惠和 今宵、ロックバーで　ドラマな人々の音楽談義」に北条氏政役の高嶋政伸が出演。

■前回のあらすじ
徳川と北条が和睦してしまい、昌幸（草刈正雄）の予定通りにいかなくなってしまった。さらに家康（内野聖陽）からは沼田城を北条（高嶋政伸）差しだすよう要求されるが、理不尽極まりない要求を飲むわけにはいかない。しかし弱小の真田は徳川に逆らう力はない。やむなく沼田城を明け渡そうとするも、城を守る矢沢頼綱（綾田俊樹）が断固反対。結局、北条と戦を交えることになった。高齢にもかかわらず、頼綱は北条に苦戦を強いる。しかし、頼綱が倒れるのも時間の問題。昌幸は頼綱の息子・三十郎（迫田孝也）を沼田城へ向かわせる。
一方、昌幸は信繁を上杉景勝のもとへ向かわせる。一度は裏切った上杉、真田の話を聞いてくれるはずがない。しかし信繁は景勝にある提案をする。上杉と真田が戦をするフリをし、上杉が真田を打ち負かし、その勢いで北条を攻めるとウワサを流してほしいと頼む。景勝は、単独で乗り込んできた信繁の勇気をかって、その案を了承。信繁が目論んだ通り、北条は上杉が攻めてくると聞いて、沼田城攻撃から手を引いて撤退した。
無事、大仕事を成し遂げて帰ってきた信繁に、嬉しい知らせが舞い込んだ。梅（黒木華）が信繁の子を宿したのだ。

■第11回「祝言」あらすじ
稚児ができたことで梅（黒木華）を正妻に迎えたいと申し出た信繁（堺雅人）。しかし母・薫（高畑淳子）は身分が違いすぎると猛反対する。そのころ、家康（内野聖陽）と本多正信（近藤正臣）は昌幸（草刈正雄）が目障りなので、暗殺するよう室賀（西村雅彦）に話をもちかける。室賀の不信な動きを察知した昌幸は、信繁と梅の祝言の席を利用し、室賀の真意を確かめようとするのだが…。

NHK大河ドラマ3月20日（日）NHK総合は夜8時より、BSプレミアムは夜6時より「真田丸」第11回「祝言」を放送。三谷幸喜脚本、堺雅人主演。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_sanadamaru」、公式Instagramアカウントは「nhk_sanadamaru」、そのほかFacebook、LINE番組公式アカウントでも情報公開中。第11回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

【大河ドラマ紹介】　【2015年NHK大河「真田丸」各話のあらすじ】

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