堺雅人×宮﨑あおいの心温まる夫婦愛『ツレがうつになりまして。』10/10NHKBSで放送!予告とメイキング映像チェック
堺正人と宮﨑あおいのコンビで贈る愛と涙の夫婦闘病記!人気コミックエッセーの実写映画化!NHK BSプレミアムシネマ『ツレがうつになりまして。』が本日10月10日(月)午後9時で放送する。予告動画は映画.comにてメイキングと共に公開中だ
『ツレがうつになりまして。』は、2006年幻冬舎より刊行された細川貂々作同名コミックエッセーが原作。うつ病をわずらった夫との闘病生活をかわいらしいマンガで綴ったエッセーでベストセラーになった。その後、『その後のツレがうつになりまして。』『7年目のツレがうつになりまして。』(ともに幻冬舎文庫)が刊行され、夫婦の闘病記のその後が描かれている。本作は藤原紀香×原田泰造(ネプチューン)でテレビドラマ化(2009年NHK)もされており、現代社会において、多くの人が「うつ」に注目していることがうかがえる。
夫・幹夫こと“ツレ”と妻・晴子こと“ハル”は結婚5年目。物語は、きちょうめんで仕事人間のツレが突然、うつ病に!中途半端な漫画家だったハルは、これを機に仕事を辞めてツレを見守り、真剣に漫画に向き合う日々を描く。
見どころは、なんといっても堺雅人×宮﨑あおいの夫婦愛である。几帳面でバリバリ仕事をこなすサラリーマンだったツレ(夫:堺雅人)が、ある日突然うつ病に…。戸惑いながらも、ハルさん(妻:宮﨑あおい)は夫に寄り添い、2人で病気に向き合っている姿が、見ている者の涙腺を思いっきりゆるめてしまう。特に、うつに苦しむツレ(夫)が浴室で自殺を図ろうとしてしまい、ハルさんにハグされながら号泣するシーンは身につまされる思いで一杯になる。自分は何のために生まれたのか、自分はここにいていいのか…一歩でも前に進みたいと思っても、心と体が言うことを聞かない。そんなツレの苦悩と悲しさ、それを大きな愛でつつむハルさん…この夫婦愛こそが、この映画そのものなのである。闘病記なんだけど、見終わったあとはなぜか心がホッコリする…優しい気持ちになれる映画なのだ。
堺雅人×宮﨑あおいの夫婦役は、2008年放送されたNHK大河ドラマ「篤姫」以来。このドラマで主演・篤姫役で好評を博したのが宮﨑あおい。そして篤姫の夫・徳川家定を演じたのが堺雅人。「篤姫」が放送されたころはまだ、知名度的には宮﨑あおいのほうが上だったが、このドラマ以降、堺雅人はぐんぐん人気急上昇。2012年放送「リーガル・ハイ」はスペシャル2本、連ドラはシリーズ2まで放送され大人気。同年10月公開された映画『大奥』では生涯の伴侶となる菅野美穂と共演し結婚へ。その後、2014年放送ドラマ「半沢直樹」が空前の大ヒット。絵に描いたサクセスストーリーを経てNHK大河ドラマ「真田丸」の主役・真田信繁役も務めた。その後も『鍵泥棒のメソッド』(2012)、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(2017)、『北の桜守』(2018)と大活躍している。
かつてインタビューで「あおいちゃんが相手で本当によかったです」と語っていた堺。一方「『篤姫』のときの私は堺さんが家定でいてくれたから、篤姫として徳川を守ることができた。」と堺に全幅の信頼を寄せていた宮﨑。そんな2人が、シリアスな題材を扱いながらも、ほんわかと温かみのある感触が心地良い夫婦の物語をどう演じるのか?
■あらすじ
売れない漫画家のハルさん(宮﨑あおい)は、サラリーマンの夫・ツレこと幹夫(堺雅人)と二人暮らし。ツレは几帳面で仕事、家事もこなす。ハルさんは、どちらかというとズボラな奥さん。イグアナの「イグ」と3人で仲良く暮らしている。そんなある日、ツレが「死にたい」と言いだし、会社へ行くことが苦痛だと訴えた。病院に行くと「うつ病」と診断されたツレ。仕事上のストレスで極限まで追い込まれたツレにハルさんは「会社、辞めてもいいよ」と言った。
退職後、ツレは自宅療養しながら静かな毎日を送っていた。家事嫌いだったハルさんは、ツレがやってくれると最初は喜んでいたのだが…。
NHK BSプレミアムシネマ10月10日(月)午後9時~11時より『ツレがうつになりまして。』を放送。
◇NHK BSプレミアムシネマ番組公式サイト
◇映画『ツレがうつになりまして。』予告動