ライバルはTDR・USJ!100億円投じたよみうりランドの挑戦とは?「ガイアの夜明け」予告動画

中小の遊園地やテーマパークの多くは、毎年入場者数が激減し苦戦を強いられている!そんな中、入場者数を増やしている東京の郊外にある「よみうりランド」が、さらなる集客を狙い100億円を投資して新施設をオープン!一方、9割が森林という福井県池田町が町全体を“森と木のテーマパーク”にした!3月29日(火)テレビ東京「ガイアの夜明け」では、レジャー施設の新たな戦いに密着!予告動画は番組公式サイトで公開している。
BSジャパンでの再放送は、4月から「毎週金曜夕方6時~6時54分」となり、今回の放送は4月8日(金)夕方6時から放送。
【遊園地とメーカーがコラボ!モノづくり体験で客を呼ぶ!】
「よみうりランド」は、東京の郊外に1964年に開園した遊園地。90年代半ばから来園者数の落ち込みに歯止めがかからず、一時は閉園の噂もささやかれていたが、夜のイルミネーションなどあの手この手を繰り出し、現在入場者数は持ち直している。そのよみうりランドが開園以来最大の100億円を投資して、かつてない遊戯施設をオープンするという。新施設の名は「グッジョバ」。日本のお家芸である「モノづくり」をテーマに、楽しみながら学べる15種類のアトラクションを登場させる。
社運をかけた巨大プロジェクトを託されたのが、よみうりランドの曽原俊雄さん(49)。今回の新施設では、クルマ、食品、ファッション、文具の4業種のメーカーと手を組み、学びとエンターテインメントの両立など、さまざまな課題に立ち向かいながら開発を進めている。運命のオープンは3月18日。少子化の時代、東京ディズニーランドやUSJのような豊富な資金も人気キャラクターもない中小の遊園地は、どうすれば生き残れるのか?起死回生をかけたよみうりランドの挑戦に密着する。
⇒よみうりランドHP
【町が丸ごとレジャー施設に変わる!?】
名古屋から車で2時間半、福井県池田町。町の92%が森林で、かつては林業の町として栄えていたが、国内林業の縮小とともに人口も年々減少し、約2600人の町民の半数が高齢者だという。そんな限界集落に人を呼び寄せようと、町長自ら呼びかけ、町を挙げた再生プランが動き出した。それは「町を丸ごとレジャー施設にしてしまおう」という前代未聞の計画。この春開業予定で、総工費は6億円を超える。最大の目玉となるのは、山の尾根の間に張られたワイヤーケーブルで森の上空を滑走する「メガジップライン」。20階建てのビルに相当する高さ60メートルから滑り降りるもので、片道500メートルの長さは日本一だという。
この施設の開業準備から運営までを任されているのが、池田町役場で働く開業準備室長の山田高裕さん(37)。山田さんは、池田町の隣の越前市出身。震災をきっかけに3年前、東京からUターンした。山田さんが考えるのは、これまで全国各地で失敗を繰り返してきた箱物のレジャー施設ではない。またリピーターを獲得するためのさまざまな仕掛けも考えているという…。
⇒福井県池田町
【取材先】
よみうりランド
福井県池田町「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」 ほか
【放送日時】 2016年3月29日(火)22:00~22:54
【同時放送】TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ
◇テレビ東京「ガイアの夜明け」番組公式サイト