ユニクロ柳井氏が語る「ドラッカー流経営論」とは-NHKオンデマンド

長引く不況を横目に、大胆な店舗展開を繰り広げ業績拡大を続けているアパレルチェーン「ユニクロ」を率いるファーストリテイリング会長兼社長・柳井正氏が自らの経営理念を語るNHK教育テレビ「知る楽 仕事学のすすめ わがドラッカー流経営論」が、NHKオンデマンド見逃し番組サービスにて配信されている。
1984年に広島に1号店をオープンして以来、わずか25年で世界的アパレルブランドを築き上げた柳井氏。その大胆かつ独創的な経営手法には、20世紀を代表する経営学者ピーター・ドラッカーの理論が大きく影響している。自ら「自分のおじさん」と心酔するドラッカーからどのようなことを学び、実践してきたのかを、経済評論家の勝間和代氏が4回にわたって徹底的に掘り下げていくシリーズ。
第1回は「顧客を創造せよ」。宣伝広告は顧客へのラブレターと語る柳井氏。宣伝は顧客への愛情表現であり、そこにチラシを作る作業にも感情が込められてないとダメと断じてはばからない。そんな思想の中でこれまで打ち出してきたフリースや990円ジーンズといった常識破りの商品投入を実現してきた裏には、ドラッカーの言葉「顧客の創造」がある。顧客がブランドを見る目をどこまで見極められるか、顧客以外の人に買ってもらうために何をすればいいのか。顧客の声に耳を傾ける必要性を柳井氏は強く訴える。
「知る楽 仕事学のすすめ わがドラッカー流経営論」 NHKオンデマンド