チャ・スンウォン、決断の時…人間か王か?無料BS初放送「華政(ファジョン)」第5-6話あらすじと予告動画
ゲシとイチョムの策略で幼い永昌大君に謀反の疑いが!全ての災難がわが身の不吉な運命のためだと嘆く貞明公主!一方、公主と交わした約束を守りたい光海君だが…チョン・チャンビ、ユン・チャンヨン、アン・ドギュら子役たちの熱演が光る「華政[ファジョン]」第5話と6話のあらすじと見どころを紹介!予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。
【「華政」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景やキャストの魅力、各話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介しているので、韓ドラ史劇になれていない方は、「(2)時代背景・実在の人物紹介」のチェックをお勧め。
※BSフジでは全65話TV放送版で放送するので、以下、あらすじが若干ずれる場合があることをご理解ください。
■キャスト⇒相関図DVD公式サイト
光海君役:チャ・スンウォン
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
(子役:オ・ジョンウン→チョン・チャンビ)
綾陽君役:キム・ジェウォン
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
(子役:チェ・グォンス→ユン・チャニョン)
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
(子役:イ・テウ→アン・ドギュ) ほか
■第5話
ジュウォンとイヌが婿候補に上がる中、イヌはジュウォンに貞明公主が好きだと明かし、自分が夫になると宣言する。貞明公主の婚礼の仲介役を頼まれたイ・ドッキョンは、父であるカン・ジュソンの返事を聞くため屋敷を訪ねるが、そこで思わぬことを聞かされる。それは、光海君が密かに武器を製造しているというものであった。さらに、何者かがドッキョンの馬の鞍に何かを隠した。真偽を確認するために光海君の元へ向かったドッキョンは、光海君から密かに武器と火薬を造らせていると聞く。そして、長く明の支配下に置かれていることを憂う光海君は、これを公表し火器都監とするつもりだと。さらにドッキョンは驚くべき話をきく。
その頃、仁穆大妃は国巫スリョンゲを呼び、公主の婿にジュウォンとイヌのどちらが相応しいかを占わせる。1人は公主を燃え上がれる火で、もう1人は公主を慰める水。だが、国巫はそれより公主が不吉と占い、気がかりなことがあると…。
王宮では、イ・イチョムが仁穆大妃の父キム・ジェナムと永昌大君に謀反の罪を着せるため、銀を取引する商人を襲ったパク・ウンソに偽の告発書を書かせていた。数日後、ジェナムとその息子たちは投獄され、仁穆大妃は住まいに幽閉され、永昌大君は流刑に処される。奸臣に惑わされてはいけないと進言するが…。
公主は大君の無実を光海君に訴えるが…。公主を心配するジュウォンとイヌ。公主は捕盗大将を父に持つジュウォンに婚礼して弟の大君を助けてほしいと涙ながらに頼む。
ドッキョンを仰天させた光海君の本心とは?一方、国巫は公主の何を不吉といったのか?今回、大殿に向かう仁穆大妃を制したのは監察尚宮。女官の賞罰を担当する部署で、「トンイ」第12話で賤しい身分のヒロインが異例の昇進をしたのがこの監察府。監察尚宮が持参した証拠は、ゲシが第4話で仕組んだ罠。そして、第3話の仮面をつけた盗賊団がこんなところで意味を持つとは!今回の騒動はすべてこのゲシとイ・イチョム主導で企んだこと。「奇皇后」でヒールを演じたチョン・ウンインが本作でも、イチョム役で憎らしい役を演じている。桜の樹の下、公主のジュウォンへの求婚が何とも憐れでもあり、美しい。
■第6話
光海君は、イ・ドッキョンや反対勢力である西人派の重臣たちをすべて罷免にし、延興府院君キム・ジェナムらはさらし首となり、ジュウォンとイヌがそれを目にする。
一方、罷免されたドッキョンが故郷に戻る準備をしている時、馬の鞍にあったと「内医院日誌」が届く。そこには、先王・宣祖が長年にわたって毒殺されたことを証明する診たてが記されてあった。ドッキョンは医官から先王は毒殺されたと聞かされ、光海君が毒を盛ったのではないかと疑念を抱く。
後の憂いを絶つためにも仁穆大妃と貞明公主を廃位し、さらにいつかは殺さなければならないというキム・ゲシ。光海君はそんなゲシを一喝するが、自分が王のそばにいるのは、聞きたくないことをいうため。そして、光海君は人間として残るか王になるのかの選択を迫る。
そんなゲシの企みを大妃は予告しており、かつて光海君と争うことに怯えたためにこのような結果を招いたと公主に話し、耐え抜いてこそ大君を守れると告げる。公主は、国巫の話していた、不吉なわが身について訊ねる。
桜の樹の下の公主の涙を忘れられないジュウォンは、自分が公主と婚礼することで公主たちを救うことができるのかと父ホン・ヨンに問い…。
一方、ホン・ヨンとカン・ジュソンは、ナム・サゴの予言が、永昌大君が強力な君主になると書いてあるのだと読んでいた。
ある日、矢文が刺さった羊の死骸が玉座の上に吊るされていた。矢文には「今の国王は王座の真の主ではない」という一文と共に、ナム・サゴの予言書があることを知らせるものだった。大君をすぐにも処刑すべきというイチョムに、大君を守ると公主との約束を思い出す光海君は、これだけは認めないと。だが、その話をゲシが聞いており…。
取り調べの中で仁穆大妃は予言の言葉を思い出し、「この世の真の主」が貞明公主のことだと気づく。そして、光海君たちに知られる前に、貞明公主にナム・サゴの腕輪を渡して王宮から逃がすのだった。
片や光海君は、予言書の存在を知らせてきたのは誰なのかを考えていたが、犯人は王座さえも揺るがすことのできる者ではないかと思い始める。
思い通りに事が運び浮かれるイチョムに対して、まだまだ策略をめぐらすゲシ。「イ・サン」でもさんざん正祖を困らせたキム・ヨジンの演技が怖い。予言を知らせるのになぜ犯人は“羊”を選んだのか?光海君が謎解きするのでお聴き逃しなく。
自分の不吉な運勢のために悲劇が起きたと悩む公主が憐れ。そんな公主を時に厳しく、時に優しく見守るチェ尚宮。演じたのはキム・ソイ。「チャングムの誓い」「トンイ」「イ・サン」…などの多くの作品で尚宮を演じた尚宮女優!さあ、公主は無事に逃げることができるのか?答えは次回第7話で。
※豆知識:キム・ジェナムは、実在の金悌男がモデル。仁穆大妃の実父で延興府院君。大北派の李爾瞻(イ・イチョム)等らによって、「永昌大君を擁立して逆謀を起した」首謀者に仕立て上げられ、賜死となり息子3人も処刑、罪のない幼い大君も廃庶人とされたのちに江華島に流刑された。
BSフジの放送にあわせて各話のあらすじと見どころ、時代背景などもご紹介していくのでお楽しみに。
【作品詳細】【「華政」を2倍楽しむ】
◇BSフジ「華政」番組公式サイト
2016.05.26スタート 月~金14:59-15:59 無料BS初放送
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