真田vs北条、戦国裁判劇開幕!堺雅人主演NHK大河ドラマ「真田丸」第22回あらすじと予告動画

2016年06月04日17時20分ドラマ
(C)NHK

被告・真田、原告・北条、承認・徳川、そして裁判長が秀吉(小日向文世)!沼田城をめぐる戦国裁判劇がいまここに幕を開ける!信繁(堺雅人)sは戦(裁判)に勝つことができるのか!?NHK総合5日(日)夜8時より「真田丸」第22回を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

病弱だったはずの信幸(大泉洋)の前妻・おこう(長野里美)がもの凄い存在感を放っている。徳川の家臣・本田平八郎(藤岡弘、)の娘・稲(吉田羊)と政略結婚するため、泣く泣くおこうと離縁した信幸。てっきりこうは実家に戻るものと思っていたが、家族の配慮(?)により、女中として真田に残ることになった。

史実では、真田信幸の妻は小松姫(稲)が有名だが、小松姫より前に「清音院」という妻がいた。この人が劇中に登場する「おこう」のことらしい。父は真田信綱、昌幸(草刈正雄)の兄、信幸とはいとこになる。清音院は小松姫が嫁いでくる前に亡くなっているという説もあるようだが、定かではない。ただ「真田丸」で描かれているように、離縁したあとも女中として残った、ということはなさそうだ。三谷幸喜ならではのストーリー展開ではないだろうか。

そんな「おこう」を演じるのは、2012年に解散した劇団第三舞台の看板女優で「小劇場の女王」の異名を持つ長野里美。今まで、映像分野ではそれほど目立っていなかったが「真田丸」でブレイク。今後、映画やドラマで重要なキャラで登場する機会が増えるのではないだろうか。
病弱だったこう、なぜか女中になったら顔色もよく元気になった。本当に信幸のことを愛していたのだろうが、こうの元気っぷりを見ると笑いが込み上げてしまう。こういった脚本の面白さは「さすが三谷幸喜」と思わずにいられない。

2016年4月より長野里美が公式ブログを立ち上げた。「真田丸」撮影裏話など、ドラマファンには興味深い内容だ。
長野里美オフィシャルブログ

真田丸■前回のあらすじ
真田家に嫁いだ稲(吉田羊)は、相変わらず信幸(大泉洋)を受け入れずそっけない態度を取る。舅・本田平八郎(藤岡弘、)は娘・稲が心配で、家来のフリをして稲のそばに残る。一方、信幸の前妻・おこう(長野里美)は女中として真田の屋敷に残り、信幸はその処遇に戸惑う。

北条、伊達以外は秀吉(小日向文世)の家臣と化し、全国制覇まであと一歩となった。秀吉は北条氏政(高嶋政伸)に上洛するよう迫る。すると氏政はある条件を秀吉に「上洛する代わりに沼田領を渡せ」と要求。早速、家康(内野聖陽)が氏政のもとへいき、これ以上秀吉に逆らうのは得策ではないと説得するが、北条はあくまでも秀吉の下につく気はないと突っぱねる。
一方、昌幸(草刈正雄)も沼田城明け渡しには断固拒否。戦も辞さないと熱り立つ。信繁は三成(山本耕史)から昌幸説得を命じられるのだが、父が受け入れるはずがない。

そんな中、誰が正当な沼田城の持ち主かを、話し合いで決めることになった。秀吉の前に、真田、北条、そして立会人として徳川が参列するという。そして京の聚落第に集まったのは…真田信繁、板部岡江雪斎(山西惇)、本多正信(近藤正臣)だった。

真田丸■第22話「裁定」あらすじ
北条は上洛する条件として沼田城明け渡しを要求。もちろん真田は断固拒否。ここに新たな時代の戦が幕開けした。信繁(堺雅人)は昌幸(草刈正雄)の名代として、板部岡江雪斎(山西惇)は北条氏政(高嶋政伸)の名代として、本多正信(近藤正臣)は徳川家康(内野聖陽)の名代として、秀吉(小日向文世)の前に集まった。真田、北条のどちらが、正当な沼田城の城主であるかをディベートで闘う!果たしてその結果は…!?

NHK大河ドラマ6月5日(日)NHK総合は夜8時より、BSプレミアムは夜6時より「真田丸」第22回「戦端」を放送。三谷幸喜脚本、堺雅人主演。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_sanadamaru」、公式Instagramアカウントは「nhk_sanadamaru」、そのほかFacebook、LINE番組公式アカウントでも情報公開中。第22回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

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