星野と常子、ハグの次はキス?アカバネの卑劣な報復!「とと姉ちゃん」第23週詳しいあらすじと見どころ、予告動画

2016年09月10日10時30分ドラマ
©NHK

赤羽根(古田新太)の脅しにも常子(高畑充希)たちは屈せず電気釜の商品試験を続けた結果、予想通りにアカバネの製品は最低評価…23週では赤羽根の激しい報復が始まり、電気釜の試験が最終局面を迎える!一方、星野(坂口健太郎)からの胸キュンハグにますます恋心を募らせた常子だったが、仕事と家庭の両立に悩むことに…NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」(9/5-10)第23週「常子、仕事と家庭の両立に悩む」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKオンデマンドで見逃し配信している。

※以下、詳しいあらすじを追記しました。過去のあらすじはコチラでまとめて紹介⇒【「とと姉ちゃん」各話のあらすじ】でまとめてご紹介。

赤羽根社長を演じる古田新太。「あまちゃん」に続いての“朝ドラ”登場をした古田は、舞台やドラマに映画と、その個性を活かした”怪演”ぶりが魅力だが、「とと姉ちゃん」でも怪演がたっぷり見られた。劇中、悪事を目論む表情と共に気になるのが食べ物。ステーキにカニにおせんべいも…朝見るには少々ヘビーだが、一代で町工場から大勢の従業員を抱えるまでの急成長を遂げ、金持ちになった赤羽根の贅沢三昧ぶりを感じさせてくれている。

古田は自身が演じた赤羽根を、「“戦後を必死に生きている人たち”の中の一つの生き方をしている人」と見ている。当時は、高度成長期に入りみんなが消費して経済を回していかなければいけないととという時代。「物をたくさん所有して暮しを豊かにしよう」という赤羽根の持論も当時の世相に適っていたはず。
第23週は、そんな赤羽根相手に、「質が悪い製品で事故が起こってもいいの?」という信念で『あなたの暮し』がどう戦うのか。そしていよいよ石丸幹二が表舞台に登場する。

一方、せっかく実らせた常子と星野の初恋にも大人の初事情から大きな変化があるので、こちらも目が離せない。

【第23週(2016/9/5-10】
とと■第133話(月)
常子(高畑)は星野(坂口)たちと動物園に行く約束をする。約束の前日、常子が印刷所に連絡すると、花山(唐沢)の代理だと名乗る社員から人目に触れないように原稿を捨てて欲しいと指示されたと言われた。動揺する編集部だが、常子は急いで原稿や写真を作り直すよう皆を奮起。どうしても動物園に行けなくなったと電話で星野に伝えた常子だが、星野の娘・青葉(白鳥玉季)に「おばちゃまの嘘つき」と言われてしまった。
常子は、仕事と家庭との両立は自分にはできないのではと悩む。翌朝、徹夜明けの常子と花山の前に、大東京新聞の国実(石丸幹二)という記者が現れた。国実は出版業界で「『あなたの暮し社』が、広告も取らずに頑張る孤高の存在」と言いながら、出版社とは常子と花山を取材したいと。商品試験をする本当の狙いは、拝金主義者ではないのか?と言いがかりをつけて来た。

とと■第134話(火)
不眠不休で何とか原稿を間に合わせた常子(高畑)たち。約束を果たせなかったと悔やむ常子のもとを星野(坂口)たちが差し入れの弁当を持って訪ねてきた。わがまま言ってごめんなさいと謝る星野の娘・青葉(白鳥)にこちらこそと謝る常子。星野はお互い無理をせずにお付き合いしていこうと帰って行った。出版社を立ち上げるときに「人生をかけて仕事をする」といった言葉に縛られている常子に花山は、「自分の人生を公開しないように生きるべき」と声を掛けた。
電気釜が特集された『あなたの暮し』は無事発売され、42万部と上々の売れ行きとなった。
ひと息ついた常子は、星野一家と久々に楽しい夜を過ごした。子どもたちが寝静まった後、星野は、かつて「月が綺麗ですね」という言葉でプロポーズしたかったことを告白し、常子にキスをした。
一方、商品試験で最低点をつけられた赤羽根(古田新太)は、商品試験を止めさせるために手段を選ぶなと部下に指示する。

とと■135話(水)
次号に向けて動き出す常子(高畑)たち。そんな折、国実(石丸)が森田屋を訪れ、常子たちのことを徹底的に聞きだそうとしていた。美子を送って帰る南(上杉柊平)は、結婚のことを先伸ばしてごめんといった。同じ頃、星野(坂口)は突然名古屋支社への転勤を告げられる。二年前、実家に近い場所で働きたいと要請を出していたのが、今頃になって通ったのだ。帰宅した星野は、仕事のことを楽しそうに話す常子に転勤のことを言いだせずにいると、息子の大樹(荒井)が長ズボンで通学していることから、足の火傷の痕のことでいじめられていることを知ってしまった。気づいてやれなかったことを謝る星野。次の休日、星野は常子を食事に誘い、子供たちと一緒に森田屋へ。

とと■第136話(木)
星野(坂口)は意を決して、常子(高畑)に自分が名古屋転勤になったことを告げた。辞令の撤回も考えたが、大樹(荒井)が同級生にやけどのあとを見て「気持ち悪い」と言われ、大樹からの信号を見落としていた。親としてなるべく多くの時間子どもたちの側にいてやりたい、相談もしないで決断したことを謝る星野。子どものことを一番に考える星野だから好きになった、常子は答えた。
落ち込む常子の元に、かつてトースターの商品テストで苦情を言いに来た、ちとせ製作所の田中(蛍雪次朗)が新しいトースターを持って現れた。田中は、商品試験のおかげで倒産しかけたが、常子の言葉に発奮し、新しい商品を作ることができたと感謝した。
星野一家の引っ越しの日。お弁当を持って見送りに来た常子は、別れを悲しむ青葉に絶対忘れないから、大樹にはお父さんの前ではしっかりしなくてもいいんだよと声を掛けた。そして、かけがえのない時間をありがとうございましたと、星野と握。星野は常子が自分の誇りだと告げ住み慣れた家を後にした。

とと■第137話(金)
常子たちは三種の神器の一つ、洗濯機の試験を始めることに。そんな中、『あなたの暮し』の商品試験は偽装だという衝撃的な見出しが載った週刊誌が発売され、編集部は騒然となった。相手にするなという花山(唐沢)の言葉に社員は落ち着きを取り戻すも、常子(高畑)は不安が残り、調べてみるとテスターの情報が洩れていることが判明。実は、これは赤羽根(古田)が仕組んだ嫌がらせだった。
洗濯機の試験の最中、大東京新聞の国実(石丸)の企てにより、全国紙にも商品試験の公平性が問われるという旨の記事を書かれ、常子たちは更に窮地に立たされてしまった。出版社にも問い合わせの電話が殺到。そんな中、常子は国実から呼び出しを受けて新聞社へ。なぜ『あなたの暮し』を敵視するのかと問う常子に、国実は『あなたの暮し』がどれほどの影響力を持っているのか、自覚しているのかと詰め寄った。

とと■第138話(土)
「あなたの雑誌には社会的に大きな影響力がある」。常子(高畑)は国実(石丸)に言われ、改めて重責を感じた。出版社に戻ると、出版社の社員の松永(石田法嗣)からテスターの情報を週刊誌に漏らしたのは自分だと告白された。松永は金のためだと言いながらも、編集者として入社しながら、連日の商品試験のテストにうんざりしていたと本音を吐いた。会社と社員を全力で守るとかつて決心した常子は、信頼を取り戻すつもりがあるなら、これまで通り働いてほしいと説得するも責任を取り辞めてしまった。常子の悲しそうな顔を見て、松永の様子がおかしいと気付きながら何もできなかったことに気落ちする水田(伊藤)。常子は、自分の信条を社員に押し付け過ぎていたのではないかと悩んでしまい、社員たちに本音を聞いた。すると、残った社員からは誇りを持って商品試験をしているという嬉しい言葉が返ってきた。
洗濯機の試験を初めて半年余り昭和33年1月。大東京新聞に『あなたの暮し』を中傷する記事が大きく掲載された。

■キャスト(実在人物名)NHK番組公式サイト<相関図>
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
花山伊佐次役:唐沢寿明
水田正平役:(伊藤淳史)
※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧

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NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
 2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜~土曜 午前7:30~7:45/午後11:00~11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
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