真相究明~捨てられた食材!BS11「宮廷女官チャングムの誓い」第11~15話あらすじと配信情報
「呪いの札」陰謀の主謀者を察したチョン最高尚宮は、全貌を明らかにしようと、チャングムとグミョンの取調べを官憲に委ねられる!そしてチャングムの味覚が…いよいよラブラインも動きだしたBS11にて毎火~金曜日午後7時から再放送中の「宮廷女官 チャングムの誓い」明日3月14日(火)第11話~15話のあらすじを紹介、MBCClassicチャンネルでもドラマ全話を配信している。ただし日本語字幕はなし。
【作品詳細】【「チャングムの誓い]を2倍楽しむ】
■キャスト
ソ・チャングム(ソ・チョンス)役:イ・ヨンエ
(子役:チョ・ジョンウン)
チャングムの父チョンス役:パク・チャンファン
チャングムの母パク・ミョンイ役:キム・ヘソン
ミン・ジョンホ(チョンホ)役:チ・ジニ
チェ・グミョン(クミョン)役:ホン・リナ
中宗王役:イム・ホ
チャングムの養父カン・ドック役:イム・ヒョンシク
チャングムの養母(ドック妻)役:クム・ボラ
■第11話「真相究明」
「呪いの札」陰謀の主謀者を察したチョン最高尚宮は、全貌を明らかにしようと、チャングムとグミョンの取調べを官憲に委ねる。そこへ女官長が現われ、不問に付すように命じる。反発するチョン最高尚宮だが、女官長に詰め寄られ引渡しを1日引き延ばすことに。チェ尚宮は、この1日の間に、チャングムに罪を被せるべく計画を練る。チョン最高尚宮と同じく事の真相を察するハン尚宮は、チャングムの無罪を明かそうと、ヨンセンの発言を頼りに「チャングムが探していたもの」を見つけ出そうとする。しかしチャングムは、亡き父母の遺言を守るため、探していたものを明かそうとはしない。
そんな時、このところ容体の優れない王子を気遣い、中宗は特別料理を用意させる。しかし、それを食べた王子の手足が麻痺、料理を作ったカン・ドックが取り調べを受けることになる。トックの人柄を知るチョン最高尚宮たちは納得がいかない。しかし麻痺の原因が特定できない医者たちは、料理に毒が混入されていたと主張してくる。
チャングムは、幼い頃、自分のおしゃべりが原因で両親を死に至らしめたことを今も反省しており、どうしてもハン尚宮に本当のことが言えない。チャングムのあまりの強情さにあきれるハン尚宮の表情をお見逃しなく。
■第12話「ハンサングンの賭け」
王子の手足麻痺の原因が、食べ合わせにあることを身をもって証明したチャングム。晴れてトックは無罪放免となり、チャングムもご褒美の牛肉を下賜され、治療を受け麻痺を治す。
女官長の誕生祝いを翌日に控え、ハン尚宮はチャングムに具合の悪いチョン最高尚宮の手伝いを申し付ける。女官長誕生祝いの宴は水刺間の最高尚宮が作る料理で締めくくるのが慣わしなのだ。誕生祝いの当日。次々と高価な贈り物を贈られ、ご機嫌の女官長。締めの料理を食べた女官長はしかし、その味に激怒し自分への反逆だとまで言い放つ。その料理とはチョン最高尚宮に代わってチャングムが味付けしたものだった。ここでチャングムは自分の味覚が麻痺したままであることに初めて気付く。一人、治療法を模索する。チェ尚宮はこの期に乗じ、最高尚宮の座を得ようと画策。それを察したチョン最高尚宮は対抗策を講じる。その対抗策とは?
トックの料理は、カモと冬虫夏草の水煮。これは古代中国から伝わる薬膳料理で、腎臓病や病み上がり体調の弱いときなどに効果的であると言われている。ジョンホやグミョンはラブラインが静かに動き出したようだが、当のチャングムはそれどころではない。調べ物のために書物を借りようとするチャングムに会うたび、嬉しそうな表情を見せるジョンホに注目。
■第13話「みそ騒動」
最高尚宮(チェゴサングン)の座を巡り、競合することになったハン尚とチェ尚宮。チェ尚宮はグミョンを、ハン尚宮はチャングムを助手に指名する。味覚を失っているチャングムはハン尚宮に辞退を申し出るが、ハン尚宮はチャングムの「味を描く能力」を最大限に引き出そうと、強引にチャングムの訓練を始める。一方チェ尚宮も周到に用意を始める。ヨンノをチャングムと同室にし、密かにハン尚宮側の様子を探るよう指示。また女官長は本格的にチョン最高尚宮の失脚を計り始める。そんな時、宮中に一大事件が起きる。宮中のみその味が変わったのだ。みそは基本食材であるだけでなく、吉凶までも左右する。味の変化は不吉の前兆とされていたのだ。女官長から原因追求を厳命されたチョン最高尚宮は、これを競合の最初の課題として、ハン尚宮とチェ尚宮に言い渡す。ところがこのみそに絡んでチェ一族とオ・ギョンモが悪事を働いていた。
ハン尚宮がチャングムを選んだのは、料理の勘と味を描く能力。しかし、そうした条件面でなく、すでにハン尚宮とチャングムの間には、他の誰かがとってかわれることのない強い師弟愛が生まれていた。そして今回のみそ騒動でハン尚宮とチャングムがみその味の変化の原因を突き止めるのだが、二人にヒントを与えたのが、ドラマの中でお笑い部門を担当しているトック夫妻の口うるさい妻。果たしてそのヒントとは?
■第14話「蜂の針」
みその味が変わった原因が花粉だと突き止めたハン尚宮とチャングム。無事美味しいみそで料理が作られたが、いまだ味覚の戻らないチャングムは気が晴れない。その頃菜園ではウンベクが蜂の針の効能について調べていた。負傷した兵士がさらに蜂に刺されたところ、逆にその兵士は全快したのだ。ウンベクからその話を聞いたチャングムは、自分に蜂の針療法を試して欲しいと申し出るが、断られる。その様子を見ていたジョンホは、チャングムを慰めようと声をかける。
ヨンノはチェ尚宮の言い付け通り、なにかとチャングムの様子を探ってはグミョンに報告。チェ尚宮はチャングムの秘密に気付く。毎年恒例のシンミジェ(新しく考案した料理を競い合う行事)の審査をハン尚宮とチェ尚宮がつとめることになった。チェ尚宮は、これを利用しチャングムの味覚が失われていることを確かめようとする。どうやらチャングムの味覚治療は蜂の針しかないようだ。果たしてチャングムはこの治療法を受けることができるのか?
落ち込むチャングムを慰めるジョンホの「大丈夫と言っても口から出まかせのようだし、気の毒だと言っても人の心を弄ぶようで…」というセリフに、その誠実な人柄がにじんでいる。素敵なシーンをお見逃しなく。
■第15話「捨てられた食材」
鯨の肉で串焼きを作ったチャングムの料理に中宗が満足。おもしろくないチェ尚宮は、女官たち全員の前でチャングムが味覚を失っていることを暴露し、味覚を失った者が水剌間(スラッカン)に務まるかどうか、詰問する。
チャングムの味覚検査が行われることに。しかし、チャングムは蜂の針治療を受けてすでに味覚が戻っていた。その結果アミの塩辛を使ったテストに全問正解、味覚が戻ったことをみなの前で証明する。チャングムは自分を助けてくれたウンベクとジョンホにそれぞれ手料理で礼をする。
おもしろくないのはチェ尚宮。競合の取り下げを狙い、根回しをするが、その結果、競合は行なわれるがその判断は中宗ではなく皇太后(大妃)が行なうことに。
王子の誕生祝いの料理が最初の競合とされたが、その後、皇太后が新しい課題を出す。その課題は「捨てられた素材で作る料理」。つまり残り物で作った料理。
一方その頃、ジョンホは皇后の命を受け医務官と料理人を手配。幼い頃より皇后を世話してきた尚宮が体調を崩し、ウナム寺で療養しているのだ。その料理人にトックが任命される。
チャングムへ優しい気遣いを見せるチョンホだが、あまりにも態度がわかりやすすぎる。チャングムの手料理を前にジョンホの喜びようをお見逃しなく。それにしてもグミョンが訪ねて行ったとき、チャングムだと勘違いし、それがグミョンだと分かった時のジョンホの落胆ぶりは少々ひどすぎるのでは?
また、1回目の競合で両者が選んだ料理は、「ソルロンタン」。あの「華麗なる遺産」で登場する牛の肉や骨をじっくり煮込んだ白濁スープのこと。
◇BS11「チャングムの誓い」番組公式サイト
2017.02.23-12.05 火~金19:00-19:58/57 再放送
2016.09.02スタート 木・金 19:00-19:57/58
◇YouTube「MBCClassicCh」チャングムの誓い配信ページ
【作品詳細】【「チャングムの誓い]を2倍楽しむ】