「オクニョ 運命の女(ひと)」第13代王・明宗…史実は母の死を願った涙の王?予告動画

[2017年03月26日21時55分]  【ドラマ】

「オクニョ 運命の女(ひと)」第13代王・明宗…史実は母の死を願った涙の王?予告動画

©MBC

イ・ビョンフン監督作「オクニョ 運命の女(人)」(原題:獄中花)をより楽しむために、当時の時代背景を知ろう!今回紹介するのはドラマの舞台である16世紀半ばに第13代王として即位した慶源大君(明宗)を詳しくご紹介!公式サイトには予告動画が公開されている。

●朝鮮王朝の建国から明宗即位までの時代背景については【「オクニョ 運命の女(ひと)」(獄中花)を2倍楽しむ】でご紹介。ここでは放送にあわせて各話あらすじと見どころ、豆知識などをまとめて紹介していく。
では、【朝鮮王朝系図】を開いて、解説スタート。

■キャスト⇒(相関図)公式サイト

■第13代王・明宗即位(在位1545-1567年)
第12代王・仁宗が逝去すると、異母弟の慶源大君(キョンウォンテグン、1534年生-1567年没)が11歳で即位。幼名は峘(山偏に亘、ファン=환)。字は對陽(テヤン、たいよう、대양)。11代王中宗の次男で、幼いながらも学問を好む聡明な人物だった。しかし、母后(中宗の3番目の妻)・文定(ムンジョン)王后・尹(ユン)氏のあくどさに押され、いつも泣き顔で王位を守らなければならなかった。
文定王后には5人の子どもがいたが息子は明宗1人。しかも、明宗を生んだのは33歳と、当時としては高齢。すでに2番目の妻・章敬王后(チャンギョンワンフ)・尹(ユン)氏の息子・仁宗が19歳だったので、明宗が王位に就ける確率は低かった。しかし、仁宗が後継者を残さずに死んだので即位でした。

■文定大妃・尹(ユン)氏の垂簾聴政
(※大妃は、先代の王の妃で、主に現王の母后)
文定王后が垂簾聴政で王権を握ると、実弟の尹元衡(ユン・ウォニョン)一派“小尹派”に権力が渡った。尹元衡は、これまで熾烈な権力争いをしていた仁宗の母・章敬王后派“大尹派”をはじめ、仁宗が登用していた士林勢力ら反対勢力、そして実兄まで徹底的に排除した。鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)を文定王后の側近として宮中に送り込んだ。この鄭蘭貞こそは韓国三大悪女の1人。二人は共謀して正妻・金氏を毒殺し、奴婢出身の彼女を貞敬夫人にした。詳しくは【三大悪女】の「女人天下」チョン・ナンジョンで詳しく解説。3人は結託して悪の限りを尽くし、巨富を蓄えた。

「オクニョ」では、文定大妃役を「華麗なる遺産」ソンヒ役や「インス大妃」で7代王・世祖の妻・貞熹(チョンヒ)王后役を演じたキム・ミスクが演じている。実弟ユン・ウォニョン役は「ラスト・スキャンダル」「ルル姫」などラブコメの帝王として日本でも大人気のチョン・ジュノが演じている。彼は「IRIS-アイリス-」「ママ~最後の贈りもの~」で演技の幅を広げたが、今回は「私はユン・ウォニョンだ」を口癖に憎らしい悪役をみごとに演じている。そしてチョン・ナンジョン役は「女人天下」でナンジョンの幼なじみ・メヒャン役を演じたパク・チュミが演じているのも面白い。

■明宗、親政スタート
即位8年後、19歳になった明宗は自ら政治を行う親政を執ったが、尹元衡の専横が続き、明宗はついに親衛勢力を固め一派の排除にでた。この時明宗が重用したのが李樑(イ・リャン、木偏に梁)、明宗の妻である仁順王后(インスンワンフ)・沈(シム)氏の外戚。ところが、李樑も曲者だった。彼も政治を独占し、「朝鮮王朝実録」ではそんな明宗を「虎を追いだそうとしたのに虎一頭をさらに育てることになった」と記している。
権力を狙う臣下たちに悩まされる明宗に追い打ちをかけたのは母后・文定だった。文定王后はことあるごとに無理を言って王を困らせた。言葉だけでなく、王のふくらはぎや頬を叩く暴挙も働いた。このエピソードは「女人天下」でも描かれている。
こうして王の権威は地に落ち、国は乱れ各地で盗賊が出没した。
ここまで社会が混乱すると国防面もおろそかになり、その隙に乗じて倭寇が押し寄せてきた(乙卯倭変)。

■母の死を望んだ涙の王
文定王后が生きている限り朝鮮に未来はない。明宗をはじめほとんどの臣下や民は彼女の死を望んだ。1565年ついに王后が死亡。仏教信者だった王后が重用した僧侶や尹元衡一派が撤退し、朝鮮は急速に平和を取り戻し始めた。その後、明宗は人材を均等に登用し、全力で善政を敷いた。そのおかげで朝廷は安定し、社会も秩序を取り戻し始めた。しかし、あまりにも母后たちに悩まされた明宗は病にかかり、文定王后が死んだ2年後にわずか33歳でこの世を去った。
「オクニョ」で悲劇の王・明宗を演じたのは「オーロラ姫」でソリ役を演じたソ・ハジュン。時代劇初挑戦の彼がどんな涙の王を演じてくれるのか放送がたのしみだ。

■明宗の家族
前述のように明宗には正室・仁順王后・沈氏(1532年~75年)と、6人の側室がいた。正室との間には順懐世子(スネセジャ、1551-63)がいたが夭逝しており、側室たちからも子をもうけることができずに、結局異母兄(徳興大院君)の息子で甥にあたる宣祖が14代王となる。(【朝鮮王朝系図】参照)
「オクニョ」では、明宗の正室や側室は描かれることがないが、後半で明宗の側室問題が持ち上がるのでお楽しみに。
また、【ドラマの年表:朝鮮王朝】を見ると、同時代のドラマに「魔女宝鑑~ホジュン若き日の恋~」があるが、このドラマは不妊に悩む沈氏が、黒魔術で順懐世子を産んだことで悲劇が始まる時代劇だ。

kandoratop【作品詳細】【「オクニョ」を2倍楽しむ】

韓国ドラマ 「オクニョ 運命の女(ひと)」公式サイト



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