オクニョ、体探人パク・テスと出会う!「オクニョ 運命の女(ひと)」第3話あらすじと見どころ、予告動画

2018年04月21日08時30分 
(2019年09月30日22時37分 更新)
ドラマ
©MBC

学問と占術の師がイ・ジハム(チュ・ジンモ)ならパク・テスは武芸の師でありオクニョの人生を大きく変える人物!「オクニョ 運命の女(ひと)(原題:獄中花)」第3話は、オクニョ(チョン・ダビン)が母の死にまつわる新事実を知り、その真相を突き止めるために捕盗庁の茶母になることを決意し、元体探人パク・テスに武芸の弟子入り志願する!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
※この記事は、2017.04.02~2018.04.01NHKBSプレミアムにて放送時に紹介したものです。

【「オクニョ」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじと見どころ、ドラマの時代背景、キャストの紹介やインタビューなどをまとめて紹介している。

■キャスト相関図(第1話~)NHK

オクニョ■第3話あらすじと見どころ
典獄署。カン・マンボと同房になったテウォンは、深夜眠るマンボをツボ押しで殺害。翌朝、何事もなかったように出獄する。出迎えてくれた商団仲間のトチにカン・マンボを処理したと報告し、テウォンは商団員として認められ、トチも商団のコン・ジェミョン大行首から大仕事を任せれることに。

その頃、典獄署ではカン・マンホの変死で大騒ぎ。前日のチョン署長による暴行のせいではないかと部下に指摘されるが、署長はこれを否定。養父チ・チョンドクは、オクニョがテウォンをカン・マンボと同房にしたことで、二人の仕業ではないかと疑うが、オクニョはしらを切る。

どうやらテウォンは元々マンボ殺害目的で入獄したようだ。出獄直後と素素楼でのトチのセリフでその目的が分かるのでお聴き逃しなく。

ある夜、オクニョは先輩茶母トクプンから収監中の女囚の身代わりの手伝いを命じられる。身代わりの女を迎えに行ったオクニョは、女がオクニョの母親の出産に立ち会った人物で、母が囚人ではなかったと聞く。オクニョはチョンドクを問い詰めるが、母親の名前も誰に殺されたのかもわからない、内密に処理しなければならなかったために墓さえないと言われ、形見の指輪を渡される。

オクニョのことを思いやるチョンドクの優しさが伝わる場面だが、確か髪飾りもあったはずだが…。

ある夜、オクニョは典獄署に秘密の地下牢(ろう)があるのを見つける。恐る恐る牢に近づくオクニョはうめき声を上げて苦しむ男を発見。オクニョの処置で男は事なきを得る。
署長と部下のイ奉事の会話を立ち聞きしたオクニョは、男がパク・テスで20年もの間地下牢に閉じ込められていたと知る。男に興味を持ったオクニョは書庫で囚人名簿を調べ、パク・テスが“体探人”という聞きなれない商業人だったことを知る。

前回はロマンスに展開するテウォンとの出会いがあったが、今回は武術の師となるパク・テウォンとの出会い。この男との出会いがオクニョの今後の人生を大きく変える。“パク・テス(チョン・グァンリョル扮)と体探人”については【「オクニョ」を二倍楽しむ】(2)豆知識で詳しく解説しているので参照されたい。
ところで、“洞窟の中の秘密牢+長期投獄+武芸の師”と聞けば、「朱蒙」を思い出すドラマファンも多いのでは?「朱蒙」ではチョン・グァンリョルは投獄する側のクムワ王の役で、投獄された主人公の武芸の師ヘモス役はホ・ジュノが演じた。


イ・ジハムから体探人は明と倭の動向を調べ、必要とあらば人を殺めることもある恐ろしい武芸の達人だと聞いたオクニョは、再びパク・テスに会いに行く。自分に近づく理由を聞くパク・テスに、母を殺害した人物を明らかにするために捕盗庁の茶母になりたい。そのために武芸を教えてほしいと頼む。一度は断るテスだったが、テスの息子チョングクとその家族の消息を調べることを条件に引き受ける。
オクニョは元囚人チョンドンにこれを頼むが、チョングクと妻はすでに死亡しており、当時4歳だった子供は奴婢にさせられたが行方知れずだと分かる。オクニョは残念な結果をパク・テスに報告する。

そんな中、チョン・デシク署長は自分の異動話を耳にし、ユン・ウォニョンに今のまま典獄署にいられるように助力を頼むが相手にされない。そこで典獄署の秘密を教えるからと、地下牢にパク・テスが閉じ込められていることをばらす。死んだはずのテスが生きて地下牢にいることに驚愕するウォニョンはその足で確かめに行く。20年ぶりのテスと再会したウォニョンは、「生きていると知ったからには、自分の手で殺す」と敵意にむき出しにする。
テスを生かしておいたのが姉の文定大妃だと気付いたウォニョンは、今すぐ殺すべきと進言するが、大妃はこれだけは許さないといい、テスの身に何かあればウォニョンを疑い決して許さないとも。その後文定大妃は、内禁衛のキ従事官と秘密牢を訪れ、パク・テスの姿を確認するが、会わずに立ち去る。

宿敵パク・テスとユン・ウォニョンと緊迫の対面!いったい二人にはどんな因縁があったのか?そして、文定大妃とパク・テスの関係は?

オクニョの武芸修行が始まる。オクニョは体力作りや明の言葉の習得に加え、人体の経穴や毒薬についても学び始める。

さあ、獄中の師がどんな形で武芸指南をするのか?“経穴”とは身体の各所にある重要なツボのこと。鍼灸ではこのツボを刺激して診断や治療を行い、朝鮮時代にも鍼治療が盛んに行われた。イ・ビョンフン監督の「馬医」でも鍼治療は何度も登場した。主人公が受験した医学生の選抜試験の最終課題も人体模型“鍼灸銅人経”に鍼を討つことだった。「馬医」第14話で詳しく解説している。

さあ、いよいよ次回はオクニョ役で少女のチョン・ダミンから大人のチン・セヨンにバトンタッチするので、お楽しみに。

kandoratop【作品詳細】【「オクニョ」を2倍楽しむ】

NHKBSプレミアム|韓国ドラマ 「オクニョ 運命の女(ひと)」
 2018.04.08スタート 毎・日23:00-24:00 再放送、地上波初
 2017.04.02-2018.04.01 毎・日21:00-22:00 BSプレミアム、BS初