【2017夏ドラマ】長瀬智也主演 TBS「ごめん、愛してる」伝説のドラマのリメイク成否のカギはここ!ティーザー解禁
ソ・ジソブとイム・スジョン主演の伝説の大ヒットドラマ「ごめん、愛してる」(脚本・イ・ギョンヒ)が、長瀬智也(TOKIO)主演でリメイクされることが4月に発表されて以降、多くのファンが映像公開を待ちわびているが、番組公式サイトでついにティーザー映像が公開された。
「ごめん、愛してる」は、2004年にKBSで放送、韓国では「冬のソナタ」を凌ぐ29.2%の最高視聴率を記録した涙腺決壊間違いなしの究極の愛を描いた感動作。その年の韓国ドラマ部門での各賞を総なめにし、主演のソ・ジソブをトップスターにした伝説のドラマでもある。
放送当時、ドラマタイトル「ごめん、愛してる」は流行語になり、“ミサ廃人(ペイン)”なる熱狂的なファンまで生み出した。タイトルは独り歩きし、韓国のアイドルやスターのファンミーティングでのプラカードにキャッチコピーとして登場するなど社会現象まで引き起こした。
※ミサ廃人とは、韓国語の「ごめん=ミアネ」と「愛してる=サランハンダ」の語頭1文字をそれぞれ取ったもの。オリジナルの各話のあらすじはコチラで紹介している。
そんな凄すぎる韓ドラを長瀬智也がどう演じてくれるのか、日韓のドラマファンが見守っている。公開された予告動画では長瀬の心の闇を表すような深い瞳が印象的。
日本版「ごめん、愛してる」は、浅野妙子脚本、清水真由美プロデュース。長瀬が演じるのは幼い頃、母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた岡崎律(長瀬智也)。底辺で生きる彼の居場所は裏社会。そんな律がひょんなことから人助け。その女性・三田凜華を演じるのは吉岡里帆。NHK朝ドラ「あさが来た」に出演以降、ドラマやCMに引っ張りだこの注目の若手女優だ。
律の母親・日向麗子役には実力派俳優の大竹しのぶ。また、息子サトル役にはこちらもNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」で大ブレイクした塩顔イケメンの坂口健太郎。
他にも若手実力派俳優の池脇千鶴、注目の成長株の大西礼芳、「相棒」の六角精児、歌舞伎俳優でテレビドラマでも主役を演じている中村梅雀らが脇を固める。
イ・スヒョクまた、韓国の若手実力派イケメン俳優のイ・スヒョクが律を慕うマフィアの跡取り息子役で第1話で出演することも決まった。
イ・スヒョクは韓国史劇「夜を歩く士(ソンビ)」で最強の吸血鬼役を美しくも恐ろしく演じたり、シリアスな役を演じることが多かったが、最近ではコミカルな役も演じており、「名もなき英雄<ヒーロー>」では主人公(パク・シフ)の弟分も担当した。そんな彼には本作のキャスティングはぴったりはまりそうだ。
長瀬とイ・スヒョクは共に180cmを超える高身長。イケメン二人が並んで歩く姿を想像するだけでもワクワクする。
オリジナル版では、第1話がオール・オーストラリアロケというのも話題になったが、日本版では韓国ロケもある。11日、撮影のために坂口健太郎が電撃来韓し、現地で注目を集めた。
■あらすじ
幼いころ母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた岡崎律(長瀬智也)は、裏社会で生きるしかなかった。そんな暗澹とした日々を送っていた律は、ひょんなことから一人の女性・三田凜華(吉岡里帆)を助ける。後に、これが二人にとって運命を変える出会いとなる…。
ある日、律は事件に巻き込まれ頭に致命的なけがを負い、命がいつ尽きるかわからない状態に。せめて最期に親孝行がしたいと実母を探し始めた律は情報を掴み、母親・日向麗子(大竹しのぶ)を探し当てる。しかし律が目にしたのは、貧しさゆえに自分を捨てたと思っていた母親が息子のサトル(坂口健太郎)に溢れんばかりの愛情を注ぐ姿。裕福で幸せそうな二人の様子に愕然とした律は、母親への思慕と憎しみに葛藤する。そんな時、律は凜華と再会する。凜華は幼馴染みであるサトルに思いを寄せていたが、その想いは届かず寂しさを抱えていた…。
日韓で注目している今回のリメイク。女性だけでなく男性にも人気の全方位型モテ男の長瀬智也がラブストーリーに主演するのは、なんと『ラブとエロス』(1998年、TBS)以来19年ぶり。30代後半の長瀬ならきっと素敵な大人のラブストーリーを見せてくれるはず。
■成否のカギはここ!
だが、心配もある。昨年の夏ドラマとしてフジテレビで大ヒット韓ドラ「ミセン-未生-」がHey! Say! JUMPの中島裕翔主演でリメイクされた。出演陣が奮闘したが、視聴率は伸び悩んだ。その一因として、韓国社会のサラリーマン事情に日本のドラマファンがついていけなかったということが挙げられた。
「ごめん、愛してる」は、韓国ならでは親子の情愛を一つのテーマとしているだけに、韓国特有の重い人間関係や愛憎劇を日本風にどうアレンジしてくれるのか?
また、韓国ドラマはド・ストレートなセリフも魅力のひとつで、オリジナル版ではムヒョクの「心臓をやる代わりに自分のそばに いてくれ」「飯食うか?俺と、死ぬか?」 」などの名セリフも人気を集めた。日本版ではどんな名セリフが飛び出すのか?
そして、何よりカリスマ的な魅力のあるソ・ジソブが演じたムヒョクを長瀬がどう魅せてくれるのか?
このあたりが、日本版リメイクの成否のカギを握りそうだ。
放送局は違うが、ジャニーズの先輩、長瀬が日9の名門「TBS日曜劇場」で一矢報いてほしい。
初回の放送は7月7日TBS日曜劇場にて。Twitterアカウントは「@gomen_aishiteru」。放送にあわせて各話のあらすじを紹介するのでお楽しみに。
なお、オリジナルの「ごめん、愛してる」は、無料会員登録するだけでドラマやバラエティ、K-POP番組が1話無料、全話3日間見放題の「ココワパス」がもらえる「KOCOWA」で全話配信中だ⇒韓流はココで。KOCOWA
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◇TBS日曜劇場「ごめん、愛してる」番組公式サイト
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