塩作りに典獄署の囚人起用？NHK「オクニョ 運命の女（ひと）」第17話あらすじと見どころ、予告動画

天才詐欺師チョン・ウチは念入りだった！なんと自分がチョ・ダロになりすますだけでなく、イム・チャングクという採鉱査察官まで彼の手下で、ナンジョンとの取り引きの夜、射られた矢の下には防矢チョッキならぬ、肉の塊を仕込んでいたのだった！オクニョは今度は“塩”でナンジョンに宣戦！明日8月12日(日)放送の「オクニョ 運命の女（ひと）（原題：獄中花）」（NHK、日曜夜11時～）第17話のあらすじとみどころを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

【「オクニョ」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や見どころ、キャストの紹介などをまとめて紹介している。ここででは来日取材会の再現レポートも公開している。

■キャスト⇒相関図（1～4）（5～）NHK
オクニョ役：チン・セヨン
ユン・テウォン役：コ・ス
明宗役：ソ・ハジュン
文定大妃役：キム・ミスク
ソン・ジホン役：チェ・テジュン
ユン・ウォニョン役：チョン・ジュノ
チョン・ナンジョン役：パク・チュミ
チ・チョンドク役：チョン・ウンピョ

©MBC■第17話あらすじと見どころ
オクニョはソン・ジホンに会い、彼の祖父がパク・テスであり、その命を奪ったのがユン・ウォニョンだと伝える。そしてパク・テスの遺品と手紙を渡そうとするが、ジホンは受け取りを拒否した。
オクニョの話が本当なら、祖父の敵が将来舅となるはずの人物！ジホンの動転ぶりにその衝撃の大きさが分かる。パク・テスの遺品とは？そして、手紙にはなんと書いてあったのか？

テウォンは、以前謀反の罪で捕えられた時にコン・ジェミョン大行首が、自分の放免をユン・ウォニョンに頼んだと知り、コン大行首を責める。大行首は、ウォニョンがテウォンを見捨てたことを深く後悔しており、テウォンを助けたいと思っていると伝えるが、テウォンは耳を貸そうとしない。
テウォンを間に、夫婦の亀裂を生じさせるというコン大行首の大人のアドバイス。ユン夫婦に復讐したいなら提案を受けるのも一つの手だと諭す、大人のアドバイスにテウォンは耳を貸すのか？

素素楼でユン・ウォニョンと会ったジホンはパク・テスの名前を出し、ウォニョンは彼が自分の政敵だったが、謀反の罪を着せて片付けたと得意満面に話した。

そんな中、オクニョは今後も続くだろう食糧難に備え、囚人たちが外で働くことで典獄署（チョノクソ・監獄）の収入を得ることをチョン・デシク署長に提案する。典獄署の経費と自分の懐にもいくばくか入るという案に署長は飛びつく。許可をもらったオクニョはイ・ジハムに相談。塩を扱う商人にアドバイスをもらうべきと言われてテウォンに会うが、コン商団の扱い量は少ないと聞く。塩の商売の流れを聞いたオクニョは、ここでもチョン・ナンジョンが取り引きを独占していると知る。しかし、人手が増えれば塩の生産量も増えると知ったオクニョは、テウォンにも協力を申し出る。
現在の日本の刑務所でも、木工、印刷、洋裁、金属、職業訓練などの刑務作業をさせており、こうした商品は、国内の同業者の職を奪わない範囲内でという配慮の下、展示会などで販売されている。

女行首のミン・ドンジュは手下から、自分たちが会ったイム・チャングクが偽物だったと聞き、テウォンを疑うが、マッケはこれもナンジョンには話すなという。一方、王の明宗は、ユン・ウォニョン夫妻の横暴ぶりを罰するべきだと母の文定大妃に訴えるが、彼らのお陰で今の立場があると諭されてしまう。
16話で、ナンジョンの商団の売上金が盗まれたこと、その金でテウォンが純度の高い金塊を購入したことを、ドンジュから聞いたマッケは、それをナンジョンに報告しなかった。ここにきてそれが悔やまれるマッケだ。一方、文定大妃は、何故それほどまでにユン夫妻を擁護するのか？

そんな中、ソジョンに手を出そうとしてテウォンにやっつけられた役人たちが大勢で仕返しにやって来るが、ウォニョンが現れテウォンをピンチを助ける。話したいことがあるというウォニョンをテウォンは断る。
ウォニョンはいったい何を話したかったのか？

典獄署の囚人たちが労役に就くことになり、コン商団の製塩所に大勢の囚人たちがやって来る。その話はナンジョンも知るところとなる。
そんなある夜、イ・ギジュンと名乗った男（明宗）がオクニョを訪ね、オクニョに偽物だと見破られていると知るや、自分は王命を受けた密使だといい、“隠密”の札をみせる。そして、自分のことはほかに口外しないようにと念押しして立ち去る。
馬牌（写真：国立中央博物館より ）明宗が典獄署について尋ねた時、オクニョはどんな態度に出るのか？血相を変えて駆けつけるのは誰か？
朝鮮時代身分を証明するために16歳以上の男は“号牌”というものを携帯しなければならなかった。“号牌”については【朝鮮王朝豆知識】「◆号牌（ホペ）」で詳しく解説。明宗がオクニョに見せた号牌には馬が描かれ“馬牌”と呼ばれ、王命を受けて地方官の監察を秘密裏に行う王直属の官吏に与えられた。彼らを“暗行御史（アメンオサ）”と呼び、この密使を主人公にしたドラマに「御史出頭！」（1999年、KBS）がある。劇中、暗行御史は、水戸黄門の“印籠”のようにこの“馬牌”をみせて悪を成敗している。

ソン・ジホンがパク・テスの遺品を受け取りに典獄署を訪ねて来る。

塩の納入権をめぐる入札を控え、ナンジョンはウォニョンに、平市署の長官への口利きを頼むが、取り合ってもらえない。そこでナンジョンは、ウォニョンの知らなかった事実を明かす。
ここでナンジョンが明かした事実こそが、文定大妃がユン夫妻を守る理由。果たしてその事実とは？

一方、テウォンから呼び出されたウォニョンは、ナンジョンに知られないよう、喜色満面で素素楼へ向かう。ところがテウォンもまた塩の入札に関してウォニョンに頼みごとをするのだった。
奇しくも、妻ナンジョンと息子テウォンから塩の入札に関して頼まれごとをしたウォニョン。果たして、テウォンも口利きを頼んだのか？そして、ウォニョンはどちらの頼みを聞き入れるのか？

【作品詳細】【「オクニョ」を2倍楽しむ】

◇NHK｜韓国ドラマ 「オクニョ　運命の女（ひと）」
　2018.04.08スタート　毎・日23：00-24：00　再放送、地上波初
　2017.04.02-2018.04.01　毎・日21：00-22：00　BSプレミアム、BS初