韓国ドラマ「魔女宝鑑」第5-6話あらすじと見どころ:変容の嵐~呪いの宣告!BS11初放送
17歳の誕生日、ヨニが結界から出たことで彼女の呪いが解き放たれてしまった!ユン・シユン、キム・セロン、クァク・シヤンのファンタジーロマンス、韓国時代劇BS11でBS初放送「魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~」11月11日(土),12(日)第5話~6話のあらすじとみどころをご紹介、予告動画は公式サイトで公開している。
※BS11では全27話で放送。今回紹介するのは20話版の4話~5話序盤。
【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物、豆知識と共に、各話の詳しいあらすじと見どころなどを紹介していくので参考にどうぞ。
【作品詳細】【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】
■キャスト
ホ・ジュン役:ユン・シユン
ヨニ(ソリ)役:キム・セロン
プンヨン役:クァク・シヤン
チェ・ヒョンソ役:イ・ソンジェ
ホンジュ役:ヨム・ジョンア 他
■第5話「変容の嵐」
王宮。スネ世子の誕生祝いで安寧の踊りを奉納していたホンジュが、突然吐血して倒れる。世子の首には呪いのあざが浮き上がる。激しい雷雨の中、ホンジュはひとりの少女を見かけ後を追う。
オクから500両をもらえなかったジュンは、秘薬で一儲けしようとドンネと一緒に女装して王宮へ行くが、鏡の欠片を落としたのに気づき探す。やっと見つけたその時、口から血を垂らした大巫女が、森で出会ったヨニを尾行していることに気づき、ヨニを匿う。ヨニはそのまま気を失って倒れる。探しにきたプンヨンは二人が既知であることに驚き、ヨニを連れてその場から立ち去る。
ヒョンソは呪いを阻止すべく、昭格署の道士たち部下と始動するも、ヨニが結界を破って出かけたことに動揺する。プンヨンが帰宅しひとまず胸をなでおろすが、プンヨンが急に倒れ首元に呪いのアザが浮かぶ。その晩、悪霊に憑りつかれたヨニがもだえ苦しみ、爪が剥がれ、体は宙に浮かび、髪は真っ白に変化。同じ頃、世子とプンヨンにもすさまじい変化が起こり始める。
一方、家に戻ったジュンは母が白い袋に詰められる現場を目撃。助けようとするが、何者かに殴られ気絶。意識が戻った時、目の前に現れたのは正妻ソン氏。袋詰めされた母を下男たちにめった打ちさせる。母を助けてくれと涙で訴えるジュンに、身の程をわきまえ、二度と奴婢証文を買い取ろうなど思うなと脅し、「卑しい母から生まれた子の人生は虫けらのようなもの。母子で死んだように生きろ」とジュンの命を否定してその場を去る。
一夜明けてもヨニの髪は白いまま。さらに自分の力を制御できずに、周りのものを壊し始め、気力を使い果たして再び気絶。森の結界が破れ、ヨニを守るためにチョンビン寺に連れて行かなければならないが、下手に動いてホンジュに気づかれてしまえば、ヨニだけでなく世子もプンヨンも命が危ない。
その頃ヨニは、自分が父の言いつけを破ったことで父に嫌われたと思い生きる気力を失くしてしまう。ヨニを護衛するヨグァンはヨニを慰める中で、プンヨンが危篤だと口を滑らしてしまう。兄にひと目遭いたいというヨニにお札を持たせてプニョンの元へ。しかし、プンヨンはヨニを見て怯え、震える声で消え失せろと。養母からも「お前はこの世に生まれるべきではなかった。消えてくれ」と冷たい言葉を浴びせられる。
プンヨンを救いたいヨニはヨグァンにチョンビン寺に行きたいという。ホンジュがヒョンソを訪ねて来る。ヒョソンは部下たちにヨニを連れてチョンビン寺に向かえと命じ、ホンジュと向き合う。17年前死んだはずの王女が生きているのではないかと疑うホンジュに、ヒョンソはあくまでも王女は死んだと言い張る。帰り際、プンヨンの様子に気づいたホンジュは、移呪されたものは半月以内に命を落とすと、ふすまの向こうのヒョンソの妻に聞かせる。
黒い森の中でジュンのピンチを救ってくれた鏡の欠片。今回はホンジュからヨニを守るのに役立った。いったい、この欠片は?
迷子のヨニを見つけたのが男と一つ衣の下。しかも男は女装!その時のプンヨンの心中は?
母がめった打ちされる場面。ジュンが袋を開けて見たのは?シム氏の前で号泣する姿も辛いが、帰宅後、母と洗濯を干しながら静かに涙するユン・シユンの泣きの演技に泣かされる。
大好きな兄プンヨンから化け物扱いされたヨニが憐れ。プンヨンの目にヨニがどう映るのか?プンヨン役のクァク・シヤン迫真の恐怖の表情もお見逃しなく。
■第6話「呪いの宣告」
すべてを捨て、母と共に明国行きの船に乗ろうとするジュンは、密航者たちの集まる小屋に母を待たせ、乗船券を取りに行く。
一方チョンピン寺で魔医禁書を入手したヒョンソは最後の1ページを破いて隠す。禁書を胸に呪いを解こうと急ぐが、ヨニを憎む妻からホンジュにすべて打ち明けたと告げられる。
そのころ森の小屋では、待ち伏せしていたホンジュ一味にヨニとヒョンソの部下である昭格署の道士達が襲われる。「お前を愛する者はすべて死ぬ。助けたければ代わりに死ね」とホンジュはヨニに言い放つ。ヒョンソが駆けつけ、満身創痍のヨグァンと共にヨニを守る。禁書をヨニに手渡したヒョンソは、「お前はなんとしても生きてチョンビン寺へ行き、呪いを解け。それがみんなを救う方法だ」と言い聞かせ、おとりになってヨニを逃がす。そしてホンジュの剣に倒れる。
その頃、乗船券を手に母の待つ小屋へ急ぐジュンは、ヨニが襲われているのを目撃し、ヨニをかばって胸を矢で射抜かれる。ヨニも矢を受け、崖から転落し滝つぼへ。その時、ホンジュの体に異変が起き、危篤だった世子の意識が戻り、プンヨンのアザも消え正気に戻る。
一方、ジュン母子の脱走に気づいたオクは、ジュンの親友ドンネを脅して居場所を聞き出す。ジュンの母キム氏を見つけ、小屋から引きずりだそうとするが、ロウソクが倒れて小屋は火の海に。キム氏を見捨ててひとり小屋から脱出。
獣の声で意識の戻ったジュンは、胸に入れた鏡の欠片でまたもや命が助けられたことに気づく。母の元へ急ぐ。燃え盛る小屋から母を救出したジュンの胸で「お前の母親で済まない」と言い残し、母が息を引き取る。近くで見覚えのある指輪を見つけたジュンは…。
その頃王宮では、世子が恐ろしい勢いで食をむさぼる。ホンジュに感謝する大妃だが、王妃は王女が生きているのではないかと疑う。体に異変を感じながらもホンジュは王女は死んだという。
ホンジュを信じられない王妃は刺客を送るが、星宿庁はもぬけの殻。その時、世子急死の知らせが王妃に届く。
ジュンの身の危険を心配して密航船に乗る計画に躊躇する母。ここでこれまでジュンがどのように愚鈍を装って身を守ろうとしてきたかが語られる。「一日の命でもしたいことをして生きたい」ジュンの言葉が母の背中を押した。さあ、これがよかったのか、悪かったのか?
乗船券を取りに行ったジュンは、老人から密航がどれほど危険かを聞かされる。「推奴師」という言葉が出てくるが、これは逃げた奴婢を捕える人のこと。この推奴師主人公にしたドラマが「チュノ-推奴-」。【「推奴」を2倍楽しむ】の(2)で時代背景や奴婢と推奴師についても詳しく解説している。
ホンジュ一味がヨニたちを襲うシーンはアクション好きにはたまらない激しい殺陣が見られる。ホンジュがヨニを抱きしめ小声でささやくが、これは「善徳女王」でミシルも使った、悪女の脅しの定番テクニック。
「生まれてきてはいけなかった」といわれたヨニに、「誕生日おめでとう」のヒョンソの言葉はヨニへの最高のプレゼントだ。
終盤、ヨニとヒョンソが“天意”について語る。ホンジュの言葉に彼女の悲惨な過去が見え隠れする。彼女の出自が明らかになるのはもう少し先。
燃え盛る小屋を背にしたジュンの慟哭は涙腺決壊間違いなし。
◇BS11「魔女宝鑑」番組公式サイト
2017.10.28スタート 土・日10:00-10:55 BS初放送
◇作品公式サイト
【作品詳細】【「魔女宝鑑」を2倍楽しむ】
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