韓国ドラマ「トッケビ」「太陽の末裔」に共通する見どころと大ヒットメーカーの遊び心!予告動画

2017年11月13日08時00分 
(2018年01月26日14時55分 更新)
ドラマ
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コン・ユ主演の韓国ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のその後の情報が待ち遠しいが、今回は「トッケビ」の脚本家と演出家が、本作の前に手掛けた「太陽の末裔」と共通するみどころをご紹介しよう!予告動画は公式サイトで公開される予定。待ちきれない方は、下で紹介しているYoutubeから視聴できる。

社会現象まで巻き起こすほどの大ヒットとなった2作の脚本を手掛けたのはキム・ウンスク、演出はイ・ウンボクの大ヒットメーカーコンビ。

「太陽の末裔」は、ソン・ジュンギとソン・ヘギョで贈る軍人と女性医師との使命と愛の物語。韓国で2016年2月放送。ちなみに2人はこの共演がきっかけで結婚した。

「トッケビ」は、コン・ユとキム・ゴウン主演で、不滅の命を与えられ“トッケビ”になってしまった高麗の英雄が、900年の時を経て、その命を終わらせることができる唯一の存在“トッケビの花嫁”と出会ったことで始まる壮大なファンタジーラブロマンス。2016年12月放送。

太陽の末裔■多角関係なしの2組のロマンス
「太陽」は主役2人のロマンスと並行して繰り広げられるチン・グとキム・ジウォンのロマンスも大きなドラマの見どころだったが、「トッケビ」も主人公カップルに負けないほど、イ・ドンウクとユ・インナのロマンスは視聴者を引き付けた。しかも、それぞれ2組は韓ドラ定番の三角関係や四角関係といったドロドロ愛にはならないのも新鮮に受け止められた。

■タイプ違いのブロマンス
ドロドロ愛憎の代わりにたっぷり見せてくれたのがブロマンス。男同志の友情を超えた絆だ。「太陽」が軍の上官(ソン・ジュンギ)と部下(チン・グ)の関係だったのに対して、「トッケビ」のコン・ユとイ・ドンウクはもう少し複雑な関係。「太陽」は軍隊なので共同生活でわちゃわちゃ感がたまらなかったが、「トッケビ」も同居はするが、訳あって敵対したり今どき小学生もしないだろう幼稚な喧嘩を繰り返しながらも、いつしか友情のような関係が芽生え…。

■海外ロケと美しい映像
「太陽」はエーゲ海などで大規模ロケを敢行し、「トッケビ」もカナダや韓国内の洋風のロケ地で美しい映像をみせてくれた。ドラマ放送後はそれぞれのロケ地が観光地化する賑わいとなっている。

■○○言葉が大流行り
「太陽」ではイ・ジュンギが使う「忠誠(チュンソン)」や「必勝(ピルスン)」「団結(タンギョル)」などの軍隊用語が女性ファンのハートを鷲づかみにした。一方、「トッケビ」ではコン・ユが威厳を出そうとする時の時代劇口調やイ・ドンウクのどこか古めかしくて勘違いトークに母性本能がくすぐりまくられるはず。

■生と死を見つめるドラマ
「太陽」は軍人と医師という“命”に対してある意味真逆の男女を主人公にし、命の大切さを伝えたドラマ(最終回考参照)。
一方、「トッケビ」は転生と輪廻を通して生と死に向き合う。これについては【「トッケビ」を2倍楽しむ】で詳しく紹介する。

■夜霧で魅せる男のかっこよさ
キム・ウンスク作家は、「シークレット・ガーデン」「紳士の品格」などヒット神話を生み続け、ヒョンビンら多くのスターを輩出し“プリンスメーカー”と呼ばれるほど、男をかっこよく見せる作家だ。
「太陽」と「トッケビ」は夜霧+逆光で男のかっこよさを魅せる。
「太陽」は第6話大地震で救助隊がヘリで戻ってくるラストで、「トッケビ」第3話車で拉致されたヒロインを助けるためにやって来るシーンがそれ。どちらもトリハダもののカッコよさだ。

■ローソクで魅せる女の可愛さ
韓ドラはプロポーズの時に部屋いっぱいにキャンドルを準備する演出が多いが、この2作では、ヒロインがそれぞれロウソクを使う。「太陽」はソン・ヘギョが部屋でソン・ジュンギを迎えるときにローソクをつけ、「トッケビ」はキム・ゴウンがやたら火をつけては吹き消す。この理由についてはドラマで確認しよう。

■ドラマで遊ぶ大ヒットメーカー
キム作家は「プラハの恋人」も手掛けたが、なんと気になる男性の名前を主人公に付けて、公共の電波を使ってプロポーズした。(詳細は「トッケビ」時代背景②で紹介)
公私混同の遊び心も忘れないツワモノ女子作家は、「太陽」第2話ソン・ジュンギがソン・ヘギョにいった台詞「私は軍人です。兵士は命令で動きます。時には私の善だと信じる信念が誰かにとって別の意味であっても」を、「トッケビ」第6話でイ・ドンウクにパロディにして言わせている。果たしてイ・ドンウクにこれをどう言わせるのか?

他にも全く同じフレーズをそれぞれの主人公に言わせたり、主人公カップルを同じようなポーズで向き合わせたり、まだまだ「トッケビ」と「太陽」には共通する見どころや、キム作家とイ監督の遊び心がワンサカ詰まっている。ナビコンでは、各話のあらすじと見どころ紹介でもっと、詳しく紹介していくのでお楽しみに。

【「トッケビ」を2倍楽しむ】では、今後も本作の見どころや、時代背景、インタビュー、各話のあらすじ、キャストの魅力や豆知識をまとめていくので、チェックをおわすれなく。

「トッケビ」公式サイト
Youtube「トッケビ」予告動画

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