名作漫画をついに実写化!映画『坂道のアポロン』が3/10公開!JUMP知念がはまり役?特報動画から必見の感涙作品

2018年01月03日22時00分映画

この春公開の映画『坂道のアポロン』に大注目!主題歌は小田和正の書き下ろし!Hey!Say!JUMP・知念侑李、中川大志、小松菜奈ら注目の若手俳優陣が出演、知念、中川そしてディーンフジオカらの演奏シーンも必見の感涙必須映画の見どころを要チェック!映画『坂道のアポロン』は3月10日に公開、そして現在、伝説の作品となったアニメ版がNetflixで配信中。

原作は小玉ユキの「坂道のアポロン」。舞台は1966年、ジャズの名所・佐世保。
父親の都合で転校を繰り返す主人公の西見薫は、港町・佐世保に移り住み、転入した学校で誰もが恐れる不良・千太郎と運命的な出会いを果たす。さらに、千太郎の幼馴染・律子に出会い、恋に落ちる。
律子に喜んでほしい、そして何より千太郎の奏でる“ジャズ”に惹かれる薫はどんどんジャズの魅力にはまっていく。

そんな中、薫は律子の想い人は千太郎であることに気付いてしまう。親友である千と、大好きな律子との三角関係。そこに圧倒的に魅力的な女性・百合香や憧れの兄貴・淳一などが現れる。少しずつ形を変え、感情を揺れ動かされながらも最高の音楽を奏でていた彼らだったが、ある事件を境に千は薫の前から姿を消してしまうのだった…。

2007年に月刊フラワーズに連載が開始されると、主人公・薫を中心とした緻密な人間関係や薫はもちろん、千や律子、百合香、淳一などの魅力的なキャラクター達に引き込まれる人が続出。作中に登場した楽曲を収録したオリジナルサウンドトラックが発売され、「このマンガがすごい!2009」オンナ編で1位を獲得。少女漫画ファンのみならず音楽ファンも注目する作品に成長した。

そんな名マンガを“伝説の作品”に押し上げたのが2012年に放送されたアニメ「坂道のアポロン」。作中のピアノ演奏を報道ステーションの旧メインテーマを手掛けたことでも有名なジャズの名手・松永貴志が手掛けるなど音楽にも本気で力を入れていることが話題に。
特に、第7話、文化祭のシーンでのピアノとドラムのセッションシーンは“アニメの歴史を塗り替えた場面”として今なお語り継がれている。

その伝説が、さらに塗り替えられる時が来る。「坂道のアポロン」がついに実写化されるのだ。
主演の知念侑李はもちろん、中川大志、ディーンフジオカら出演者は劇中の演奏シーンにも挑戦。それぞれ担当楽器を猛特訓して挑んだという。その甲斐あって、すでに公開中の特報動画における演奏シーンは圧巻もの。その努力がうかがい知れる。
それぞれ担当楽器に猛特訓して挑んだという。もともと楽器が弾ける、ということを前提にキャスト陣を選んでもよかったのかもしれないが、それではここまでのキャラクター達の雰囲気は出せなかったかもしれない。

主人公の薫を演じるのは知念侑李。昨年は大野智主演の映画『忍びの国』に出演。現在公開中の映画『未成年だけどコドモじゃない』では主演・中島健人の恋敵を演じ、1月7日(日)放送の「必殺仕事人」にも出演。着実に俳優としてのキャリアを重ねている。
さらに、2017年は初めて世界体操のプレゼンターに就任。自らも体操選手の技に挑戦することでその難しさを伝えてくれた。また、所属するグループHey!Say!JUMPは2017年に10周年を迎え、紅白歌合戦に初出場。さらに宮城県とタイアップが決定。観光キャラクターとして様々なキャンペーンを行うという。まさに今、ノリに乗っている人物である。

グループ内では最年少。メンバーからいまだに物を与えられ、プライベートでJUMPへの熱い思いを語ってわんわん泣き出すとメンバー皆に慰められる。
24歳の今でもメンバーにとっては可愛い弟で、どこまでも甘やかされている。デビュー時からずっと変わらず可愛くて、相変わらずダンスやアクロバットの実力はジャニーズ屈指。ニコッと笑ったときはもちろん、普通にしているだけでもファンから“可愛い…”の声が漏れる。

そんな知念くんが、果たして理屈っぽくて卑屈な薫を演じられるのか。と、思うのだが、知念だからこそ“薫”が演じられるのではないか、と思う一面もある。
知念の演じる薫において注目したいのが、千との関係性。薫にとって千は初めてできた親友。そして、何より、薫が千の一番のファンなのだ。
二人の関係性こそが、この作品の核なのだが、知念侑李以上にその関係を、実感を持って演じられる人物はいないだろう。まさにはまり役、と言わせてほしい。

と、いうのも知念にとって、“千”のような存在がずっと近くにいるから。その名も山田涼介。この冬から放送のドラマ「もみ消して、冬」で主演、多くの人にとってHey!Say!JUMPの代名詞、Hey!Say!JUMPのエースである。
Hey!Say!JUMPとしてデビュー、その後、NYCとしてもデビュー。知念はこの両グループにおいてさらに高校も山田と同じ。セットで売り出されることも多く、Hey!Say!JUMPのエースである山田涼介を誰よりも近くで見てきた。
そんな知念は山田との関係性について折に触れて“尊敬している”と話している。
昨年の10周年を経てもその思いは全く変わっていないようで雑誌のインタビューの中で“涼介は、僕のアイドルだしヒーローで。親友であり仲間ですけど、僕があいつのいちばんのファンです。”と話している。

きっと、薫はこんなに素直に話したりはしないだろう。けれど、きっと薫にとって、千はまさにそういう存在。唯一無二の親友で、だけどヒーローで。そして誰よりも千に強く惹かれている。一番の大ファンなのだ。
テレビの中の人物やスポーツ選手、アーティストにこういう感情を抱く人は多いだろうが、身近な存在に居る人物をそこまで評価できるのは、相手方の凄さもさることながら、そうやって純粋に周りの人を愛せる強さがあるから。大人で、冷静に周りを見渡せる余裕があるからだろう。
さらに、薫も知念も、ただ憧れるだけではなくて、その自分のヒーローと、同じ舞台に立てるように、支えになれるように努力する。そしてその存在から絶対的に信頼されている。

可愛いように見えて意外と大人で、現実主義。そして何より“ヒーロー”をずっと近くで見て、支えてきた知念なら、西見薫というキャラクターを、きっと、否、必ず活き活きと輝かせてくれるはずだ。

薫の相棒・千には過去に共演経験もあり、プライベートでも知念侑李との交流が深い中川大志。
そして千の幼馴染で薫の想い人・律子として小松菜奈が挑戦する。
学校一の荒くれもの千を爽やかなイメージの中川大志が、素朴な可愛さが魅力のりっちゃんを圧倒的美少女の小松菜奈がどう演じるのか…と思ったが、特報を見ると、そこには確かに千とりっちゃんがいた。

さらに、ディーンフジオカや真野恵里菜、野間口徹ら話題作への出演が相次ぐ俳優陣も出演。中村梅雀、山下容莉枝ら実力派俳優が脇を固める。
さらにさらに、大注目のJohnny's Jr.・SixTONESの松村北斗が重要なキャラクターとして出演する。
フレッシュで豪華で、それでいて信頼感のおけるキャスト陣。きっと彼らなら名手・三木監督の下で素晴らしい『坂道のアポロン』を作り上げているはずだ。

映画の公開は3月10日ともう少し先。それまでにアニメ「坂道のアポロン」を見て、大いにアポロンの世界に飛び込んでみてもいいかも。

映画『坂道のアポロン』の特報動画は公式サイトで公開中。アニメ「坂道のアポロン」はNetflixで配信中。
また、知念侑李出演のスペシャルドラマ「必殺仕事人 2018」は1月7日(日)夜9時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。

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