木村拓哉、住宅CMにも登場!気になる「タマホーム」CM3本を公開中。
タマホームのタマは、玉木社長のタマ!-近頃、なんとも気になる木村拓哉のTVCMがある。木村はこれまで、男性化粧品、カメラ、カップ麺…、SMAP全員ではゲームソフトや史上最高の豪華CMとなった携帯まで、様々なジャンルのCMに登場してきた。
そして、今回ついに住宅メーカー「TamaHome(タマホーム)」のCMにまで進出した。タマホームといえば、6月頃までは、みのもんたが家を建てた人の意見を尋ねるCMが放送されていたが、7月からはがらりとイメージを変えて木村拓哉のCMが流れている。
住宅メーカーのCMといえば、安心、安定など健全なイメージを連想させるものが多い中、家庭を持っても全く家庭の匂いのしないトップスター・木村拓哉の起用とは。前回の みの の起用にも驚いたが…玉木社長もなかなかやるもんだ。
公開されているCMは、各30秒で「登場篇」「タマホームのタマは編」「ビバリーヒルズ篇」の3本。どれも、バックに流れる音楽は、ハードロックの王者、DeepPurple(ディープパープル)の「Burn(バーン)」。最後は曲にあわせて「TAMA HOME!」で終わる。ロックに“壊”のイメージを抱く人も少なくないだろう。「安心」「安定」といった健康的なイメージを売り込まなくてもいいのか?おまけに、CMの中で木村が暮らす部屋は、どう見ても住宅メーカーのCMとは思えない賃貸住宅風で、乱雑な部屋。これまでの、モデルルームのような家で、幸せそうな家族が和気藹々と登場するCMとはえらく違う。決して木村が不健全と言いたいわけではないことをお断りしておこう。「家族を持ちながらも国民的スターのキムタクに家庭の匂いはしない!」それが彼の魅力のひとつでもあるのだから…。それは誰もが納得しているだろう。
ここまで型破りなCM。普通なら受け入れられないところ、木村が登場すると違和感なく観られるから不思議だ。これが「キムタクなのだ!」。これまでの同社に対するイメージは変わっても、これなら、10~20歳は若返った層の取り込みもできそうだ。
◆ 「タマホーム」TV-CM