木村拓哉「BG身辺警護人」第3話 斎藤工が身辺警護課に復職!キムタクと1億円現金輸送を護衛!2話ネタバレあらすじ

2018年01月31日09時00分ドラマ
©テレビ朝日

人気絶頂のアイドルかのん(三吉彩花)が誘拐された!犯人からの要求は1億円!事務所社長(西村まさ彦)は日の出警備保障に警護を依頼。現金輸送の経験がある高梨(斎藤工)と島崎(木村拓哉)が護衛するのだが…テレビ朝日2月1日(木)夜9時より「BG 身辺警護人」第3話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

■あなたがそのセリフを言う!?
前回(第2話)で木村拓哉演じる島崎が護衛したのは、裁判官・行永(田中哲司)の妻・亜佐美(大塚寧々)。行永は人を裁く裁判官は品行方正でなければならない。またその家族も然り…と亜佐美にも慎ましやかな生活を強いていた。

前話を見て、視聴者の多くが田中哲司に「お前が言うか!?」と軽くツッコミを入れたことだろう。田中哲司といえば昨年夏に不倫報道が出て世間を騒がせた。妻で女優の仲間由紀恵と離婚か!?とウワサされたがそのようなこともなく現在にいたる。

たった半年前の出来事ゆえまだ記憶に新しい。もちろん俳優の生活が品行方正でなければならないとは言わないが、つい最近品行方正でなかった人がこのようなセリフを言うことに、思わず吹きだしてしまった人も少なくなかったのでは!?

■キムタク、イメージ回復か!?
SMAPの解散以来、すっかりイメージダウンした木村拓哉だが、ドラマ「BG」ではいつものキムタクではなく、ちょっと一歩引いた大人の演技を見せている。木村拓哉主演のドラマといえば、最上級に木村拓哉をかっこよく見せることが最重要課題だった。ところが「BG」では、かつてはめちゃくちゃかっこいい、凄腕のボディガードだったが、ある事件がきっかけで最前線から身を引いた島崎(木村)が、6年ぶりに現役復帰したという物語。

島崎はグイグイまわりをリードするわけでもなく、控えめな発言、控えめな行動(でもやっぱりカッコイイ)で、いつものオレオレな木村拓哉ではない。

もう1つポイントなのが思春期の息子と2人暮らしという点。離婚後、母のもとで暮らしていた息子・瞬(田中奏生)が、母の再婚を機に気を利かせて父のもとにやってきたという設定。まだ父子の会話もぎこちなく、そんな親子関係にとまどいを感じる木村拓哉が新鮮である。

いつものキムタクではないけれど、やっぱりかっこいいキムタク。今後の展開が大変気になるドラマである。

■前回(第2話)ネタバレあらすじ
人権派として知られる裁判官・行永辰夫(田中哲司)の自宅で放火があった。幸い自転車が燃える程度で済んだが、行永が何者かに狙われていることは確かだった。一審で死刑判決が出ている「老人ホーム殺人事件」の判決を控えた行永。警察は行永の保護はするが家族までは保護しない。

そこで行永の妻・亜佐美(大塚寧々)の警護を日の出警備保障の身辺警護課が担うことになった。ところが亜佐美はまゆ(菜々緒)を小間使いのように扱い、家事を命じる。さらに外出したいとわがままを言い、章(木村拓哉)とまゆがが護衛につく。

真っ赤な高級ブランド靴を購入した亜佐美。店員から「いつもありがとうございます」と声をかけられる。次ぎは美容院に行きたいと言いだす亜佐美。まゆが目を離したスキに一人で店から逃げだそうとしたところを、島崎が保護した。どうやら亜佐美は1人になりたいらしい。

島崎が問い詰めると、亜佐美はようやく人と会う約束をしていると言った。待ち合わせの場所に来たのは横鉄不動産の社員・三上勇作(石黒英雄)。離れたところで亜佐美を見守る島崎とまゆ。しばらくすると今まで楽しそうに話していた2人だが険悪なムードになり、三上は帰ってしまった。

島崎は村田(上川隆也)に連絡し、三上の身元調査を依頼。するととんでもないことが発覚した。三上は1年前、行永が判決を下した「府中ストーカー事件」の被害者の夫だった。行永は判例に則って容疑者に軽い判決を下したのだが、妻は容疑者からの報復を恐れノイローゼになり、とうとう自殺してしまった。妊娠中だった妻を亡くした三上は、行永にも自分と同じ苦しみを味わわせるために亜佐美に近づき、最終的には亜佐美を殺そうとしていた。

スーパーマーケットに寄った亜佐美はまゆが目をはなしたスキに再び姿を消してしまった。島崎は、美容院に入った時、靴の紙袋を持っていた亜佐美が、店から出てきたときに紙袋がなかったことを思い出す。

調べると美容院がテナントで入っているビルの上層階は、レンタル倉庫だった。島崎がそこへ向かうと案の定、倉庫の1室に亜佐美がいた。部屋の中は亜佐美が買った洋服や靴で一杯だった。

品行方正であることを夫から強いられていた亜佐美は、息苦しくなり時々買い物をして憂さ晴らしをしていた。しかし買ったものを持ち帰るわけにもいかず、三上に紹介してもらったレンタル倉庫を利用することとなる。

島崎が亜佐美を見つけたころ、三上も亜佐美を殺すためにそのビルにやって来ていた。事前に亜佐美を発見したことを村田に報告していた島崎。もちろん三上が来ることも予想しており、村田はすぐ警察に連絡した。

亜佐美に襲いかかる三上。手にはハンマーを持っている。島崎が必死で亜佐美を逃がし、三上と格闘の末、身柄を確保し警察に引き渡した。

家に戻った亜佐美。実は行永は亜佐美のことが心配でならなかった。しかし裁判官故、表面上は冷静を装っていたが内心はそうではなかった。無事、亜佐美が戻ってきたことを喜ぶ行永だった。

■第3話あらすじ
日の出警備保障に芸能事務所社長の板東(西村まさ彦)から急な依頼が入る。依頼は人気タレントかのん(三吉彩花)に支給する現金1億円の警備だと言う。身辺警護課に復職した高梨を責任者に、島崎とともに板東の警護をすることになったのだが…。

かのんが引退すると言いだし姿を消したと言う。その現金はかのんに戻ってきてもらうためのカネだというのだが。ところが板東はなかなか行き先を告げない。不審に思った高梨が板東を追究すると、かのんは引退をほのめかしたのではなく、誘拐されたと告白した。その1億円は身代金だったのだ。

警察には知らせないでほしいという板東の頼みをきいた2人は、犯人から指定された場所に現金を運ぶこととなった。運良く犯人との通話に成功した島崎は、ある違和感を覚えるのだが…。

テレビ朝日2月1日(木)夜9時より「BG身辺警護人」第3話を放送。脚本:井上由美子。出演:木村拓哉/斎藤工/菜々緒/間宮祥太朗/上川隆也/石田ゆり子/江口洋介ほか。第3話ゲストは三吉彩花/西村まさ彦。

番組公式Twitterアカウントは「@bg_tvasahi」。第3話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日「BG身辺警護人」番組公式サイト

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