三無関係でいられなくなったスアとドウ…二人の静かな関係をよそに、周囲は少しずつざわつきはじめる！BS11にて放送中「空港に行く道」2月4日（日）第9話～12話のあらすじと見どころ（赤字）をご紹介、本作はDVDも好評発売中で公式サイトにて予告動画が公開されている。

※ドラマの魅力や主役2人については【「空港に行く道」を2倍楽しむ】で詳しく紹介している。

■キャスト
チェ・スア役：キム・ハヌル「紳士の品格」『きみはペット』
ソ・ドウ役：イ・サンユン「2度目の二十歳」「エンジェルアイズ」
パク・ジンソク役：シン・ソンロク「王の顔」「星から来たあなた」

■第9話「小さな疑い」
帰国したジンソクにジュヒョンが話しかけ、相手にされなかった腹いせに、ドウとスアが機内で親しげに話していたことを告げ口する。一方スアは、メリーとの食事中に、ドウと親しい仲なのかと尋ねられるが、曖昧に答えるしかなかった。ジュヒョンはミジンにもスアとドウの仲が怪しいと話す。ミジンはスアに限ってあり得ないと言い切る。そんなミジンのマンションの部屋にジンソクが入ってきて…。
ジュヒョンから思いがけずソ・ドウという男の名前を聞き、平静を装いながらどことなく気にしているジンソクの今後の動きに注目。今までは信じて疑わなかった妻の少しの変化に多少動揺しつつ、自分のスタイルは決して崩さないジンソクの男のズルさが映し出される回。そうかといってジンソクは悪い男でもない。不器用だが親孝行で、ちょっと可愛らしいところもある。そんなとジンソクとミジンの掛け合いが軽快でおもしろいので、こちらもご注目いただきたい。

■第10話「事務所最後の夜」
ヒョウンを看病していたスアだったが、ドウからのメールを見て気持ちを抑えられなくなり、ヒョウンをミジンに任せてドウの事務所を向かう。スアを抱き寄せるドウ。そのまま２人は朝を迎える。スアが戻るとマンションの前でミジンが待っていた。浮気を疑うミジンに、スアは勝手に好きになっただけで何でもない関係だと嘘をつく。ミジンもまた、最近、既婚者が自分に言い寄ってくるとスアに話す。
三無関係が崩れたスアとドウだが、これから先の展開は果たしてどうなるのか。一方的に好きなだけだとスアはミジンに話すが、ミジンの反応はいかに。また、「この世で一番信頼のおけないのは、執着してくる妻子持ちの男」というミジンのセリフにもご注目。女ながら、さばさばしたミジンの男前っぷりが気持ちいいほど。ミジンとスア、二人の友情は今後どうなるのか。ここからも目が離せない。

■第11話「大切なもの」
機内でヘウォンとジウンに会ったミジンは、ジウンと話しているうちにスアの相手がドウだと勘付く。いじめられることを理由に学校に行かないヒョウン。スアは担任を訪ねるが、いじめの証拠を持ってくるよう言われて、それ以上何もできない。始めはヒョウンを一人置いてフライトに向かうスアだったが、ヒョウンからの電話で引き返す。途中、目に入ってきた主婦の姿を見てスアは退職を決意する。
”子供の問題は両親が心を空にすれば半分は解決されるもの”というスアの先輩の言葉が印象的。仕事や自分のことを優先するあまり、子供の本当の心を見失っていないか自問自答させられる回でもある。ヒョウンが母スアへの思いを爆発させるシーンは衝撃的。一方、ドウとソクが亡くなったウニの作品を探しながら明らかになるヘウォンの隠された過去にもご注目。

■第12話「明るみになる嘘」
ミジンはジンソクの部屋から一度は出るが、再びインターホンを押す。その姿を後輩ウンジュが見ていた。ドウは、アニーがかつて実の父に会いに行っていた工房を訪ね、アニーはヘウォンに育てられたのではなく実の父に育てられていたことに気付く。ヘウォンへの不信感を募らせるドウ。さらにヘウォンは、新しい事業の立ち上げのためにウニの遺品を偽装していたこともホン館長に知られ…。
亡くなったアニーが本当に守りたかったものが明らかになり、その理由が胸を打つ。前話のヒョウンも然り、子供というのは大人が思う以上に、実は多くのことを考え、周りを気遣っているのだということがアニーを通して描かれている。
それぞれの登場人物のこうしたキメ細かい感情を実に丁寧に描写しているのも、この作品が韓国で多くの視聴者の関心を得た理由のひとつだろう。

◇BS11「空港に行く道」番組サイト
　2018.01.07スタート　土・日8：00-9：00　BS初放送
◇公式サイト

【作品詳細】【「空港に行く道」を2倍楽しむ】