韓国ドラマ「シグナル」ここが見どころ:キャストの魅力!イ・ジェフン、キム・ヘス、チョ・ジヌン!予告動画
日本でもリメイクされる韓国ドラマ「シグナル」は、本国でドラマ各賞を総なめにし、日本でも高い評価を得ている注目作…ドラマ大ヒットの要因はイ・ジェフン、キム・ヘス、チョ・ジヌンの好演によるところも大きい!今回はそんな3人の魅力と演じた役どころに注目したい!作品公式サイトで予告動画と20分ダイジェスト映像が視聴できる。
前回紹介した「ここが見どころ:計算し尽くされた絶対ハマる人間ドラマ!」や日本リメイク情報は【「シグナル」を2倍楽しむ】で、各話のあらすじやインタビュー動画、授賞式の再現レポートなどと一緒にまとめて紹介している。
「シグナル」は、現在の刑事と過去の刑事が無線機で交信しながら迷宮入りした事件を解決していくヒューマンドラマ。いわゆるファンタジーミステリーというジャンル。詳しいあらすじは上のタイトルクリックで。
■現在の刑事パク・ヘヨン
新人刑事だったが、警察大学卒で、プロファイラーとしての高い能力を買われて長期未解決事件専門チームに配属。ある日、廃棄されるはずの無線機を偶然手にして、過去の時代を生きるイ・ジェハン刑事と交信を開始。協力して事件を解決に導いていく。
幼い頃に友達の女子児童が誘拐・殺害された事件で、女子児童を連れ去った謎の女を目撃し、そのことを警察に伝えるも誰にも相手にされなかった。そうしたことなどで警察に不信感を持っている。
▼イ・ジェフン(1984年7月4日生)
ヘヨン役を演じたのは、映画『建築学概論』『パパロッティ』『高地戦』やドラマ「秘密の扉」などで次世代演技派俳優として高い評価を得ているイ・ジェフン。
演出を担当したのは、日本でもリメイクされた「ミセン-未生-」を手掛けたキム・ウォンソク監督。実は監督は「ミセン」の主役にもイ・ジェフンにオファーをかけていたが、適わなかった。
本作で念願叶ってのキャスティングとなったわけだが、俳優イ・ジェフンに惚れ込む理由を「優れた演技力と、年齢に比べると大人しく、いつも努力する姿勢で挑む素晴らしい俳優です。魅力的な外見も大きく影響した」と語っている。
悲しい過去を抱えるパク・へヨンが、警察や人を信じない前半から、事件を捜査する中でチャ・スヒョンやイ・ジェハンと関わるようになって人として成長していく過程を、イ・ジェフンはみごとに演じている。本作をパク・ヘヨンの成長ドラマとしてとらえたファンも多い。アラサーの彼の高校生姿にも注目!
■過去・現在の刑事チャ・スヒョン
新人時代は車の運転もおぼつかなかったが、イ・ジェハンの下で多くの事件を向き合い、正義感溢れる優秀な刑事に成長した。現在は長期未解決事件専門チームのリーダーに。好意を抱いていたイ・ジェハンが謎の失踪を遂げ、長年彼を探し続けている。
▼キム・ヘス(1970年9月5日生)
チャ・スヨン役を演じたのは、『10人の泥棒たち』『観相師-かんそうし-』、ドラマ「愛の群像」「チャン・ヒビン」「職場の神/オフィスの女王」など多くの作品に出演する、韓国を代表するトップ女優。
「職場の神/オフィスの女王」も日本のテレビドラマのリメイク作品。オリジナルは「ハケンの品格」。
彼女が演じるチャ・スヨンは、20代の新米刑事と40代のベテラン刑事という、同一人物ながらも違う演技をしなければならない難しい役どころ。これについてキム監督は、「キム・ヘスさんは自己管理を徹底している俳優で、今も30代の頃の外見を維持しています。
少しのメイクとCGで、ビジュアルはすぐ20代になれると思いました。 演技に関しては意図的に若い感じの声を出したりするような演技はしないでほしい、とお願いしました」と絶対の信頼を寄せてキャスティングした。
ちなみにキム・ヘスは、過去パートのイ・ジェハン刑事との絡みでは、自身の初恋を思い出しながら演じたらしい。また、現在パートでは、刑事たちのシグニチャーアイテムである革ジャンパーなど暗いジャケットカッコよく決めている。彼女の“刑事ファッション”にも注目が集まった。
■過去の刑事イ・ジェハン
不正を憎む熱血刑事。壊れた無線機によって未来に生きるパク・ヘヨンと繋がり、無線を通して共に捜査する。過去に悲しい恋の経験がある。ぶっきらぼうで口が悪く、新人刑事のチャ・スヨンを“半人前”と呼んで厳しく接するが、心根は優しく、スヒョンの想いに応えようとするが…。
▼チョ・ジヌン(1976年3月3日生)
イ・ジェハンを演じたのは、映画『悪いやつら』『暗殺』『パパロッティ』『毒戦』、「アントラージュ(原題)」「根の深い木-世宗大王の誓い-」のチョ・ジヌン。
こちらも実力派俳優として映画などで活躍しており、キム監督も「特別に注文した事はなく、ただ本人が感じた通りに演じて欲しい」と頼んだといい、「チョ・ジヌンさんは本能的に演技をする俳優で、本人が実際に感じれば感じるほど、より良い演技が出るんです。チョ・ジヌンさんが脚本にすごく感情移入していたので、これ以上のない演技が生まれたと思います」と、安心してイ・ジェハン役を任せた。
透明感のあるイ・ジェフンに対して、男くささ満載のチョ・ジヌンは、本作では熱血刑事だが女性にはオクテという可愛らしい一面も見せている。本作で強烈な存在感を発揮した彼は、“信じて見られる俳優”という修飾語を手に入れた。
本作は、豪華DVD-BOXと手軽に購入できるシンプルBOX5,000シリーズでも販売されている。
※演出家キム・ウォンソク インタビューはこちらで全文紹介。
◇作品公式サイト
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【作品詳細】【「シグナル」を2倍楽しむ】