BS日テレ「奇皇后」第1-2話:大国の落とす影~父のもとへ!あらすじ・見どころ・写真・豆知識
BS日テレにて明日8月11日(金)から再放送するハ・ジウォン×チュ・ジンモ×チ・チャンウクで贈る大ヒット史劇「奇皇后」!気になる第1話と2話のあらすじとみどころを場面写真と一緒にご紹介!YouTubeにて予告動画が公開されている。
※【「奇皇后」を2倍楽しむ】では、ドラマをもっと楽しむために、ドラマの時代背景や次回の見どころと前回の詳しいあらすじ、キャストと実在した奇皇后や朝鮮王についてなど豆知識もまとめて紹介している。また、来日記者会見の再現レポもあるので参考にどうぞ。
■キャスト⇒相関図(BS日テレ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン
【第1話「大国の落とす影」】
14世紀、舞台はアジアから東ヨーロッパにまたがる広大な領域を支配したモンゴル帝国の中国領であった元。皇后即位式の日、タファンはワンユに冊封の儀(即位式)に参加してほしいと言うが、ワン・ユはこれを断る。そして即位式が始まる…。
時代は遡り…高麗の少女ヤンは大国・元への貢ぎ物「貢女(コンニョ)」として母と共に連れ去られる道中、人質として同行していた世子ワン・ユの助けで逃亡。だが、ヤンの母は元の将軍タンギセの矢に当たる。瀕死の母はヤンに指輪を手渡し「奇の姓で同じ指輪を持っている人を見つけるように」と言って息を引き取った。逃げ延びたヤンはタンギセへの復讐を誓い、素性を隠すため少年スンニャンに姿を変え、権力者ワン・ゴに仕えることに。
13年後、スンニャンは弓の名手となり、ならず者たちを率いていた。ある日、遊び人を装うワン・ユに出会い…。
ドラマのオープニングは貢女から皇后にまで上り詰めたヒロインと元の皇帝との荘厳な婚礼から始まる。このシーンは中国でスタッフ、キャスト、エキストラ総勢1000人で作り上げた。アクション女優とも呼んでもいいほど身体能力の高いハ・ジウォン。冒頭の美しい婚礼の装いと男装したキレのあるアクションやみごとな乗馬姿とのギャップを楽しもう。アクションはもちろんだが、ハ・ジウォンの意思の強い目が好きだというファンも多い。悲しみ、怒り、憎しみ、恥じらいなどなど第1話にして様々なハ・ジウォンの目の演技が楽しめる。彼女のファンなら、アクションシーンでは「シークレットガーデン」や「チェオクの剣」を、胸キュンのコムンゴ(琴)を弾くシーンでは「ファン・ジニ」を思い出す方も多いのでは?
また“奇”の姓については、ヒロインは<シンイ>の悪役キチョルの姉?実在した主人公を紹介!
この回の詳しいあらすじは1話ネタバレで。
■豆知識:日韓サブタイトル
今回記事タイトルにした“大陸を抱いた鉄の女人”というフレーズは、韓国で放送時にサブタイトルとしてつけられたもの。日本のサブタイトルは、より柔らかくラブを意識した“二つの愛 涙の誓い”となっている。
【第2話「父のもとへ」】
スンニャンたちは、塩の密売犯としてワン・ユたちに捕えられる。ワン・ゴはスンニャンが裏切り者ではないことを確認するため、ワン・ユ側に忍び込ませた手下を通じ、スンニャンにワン・ユの殺害を命じる。ワン・ユに呼び出され二人きりになったスンニャンは…。
一方、元の皇太子タファンが高麗に流罪となる。元を牛耳る丞相ヨンチョルは、そこでタファンを暗殺するよう指示。さらに、その責任を高麗(コリョ)に負わせるつもりだ。ワン・ゴはこれを利用してワン・ユを失脚させ、王位の座を手に入れようとするが…。
第2話にして怒涛の展開!ワン・ゴがスンニャンを疑うシーンはハラハラドキドキ。スンニャンの機転に注目。そのワン・ゴを演じているのは「イ・サン」「トンイ」にも出演した時代劇に欠かせないイ・ジェヨン。また、スンニャンの母を殺したタンギセの父で元の絶対権力者である丞相ヨンチョルを演じるのは、「赤と黒」「キング~Two Hearts」などでも権力者の役を担当したチョン・グクファン。大物俳優の憎々しい悪役ぶりにも注目したい。
また、いよいよ元の皇太子タファンが本格登場する。チ・チャンウク演じるヘタレ皇太子ぶりをお楽しみに。
そして、第2話にして父との再会。自分を逮捕した巡軍万戸長キ・ジャオが実父と知った時のスンニャンは?穏やかに娘として父と語り合うときが来るのか…?キ・ジャオ役を担当したのはキム・ミョンス。現代ドラマにも多く出演しているが、「千秋太后」「大祚榮(テジョヨン)」「不滅の李舜臣」など名作時代劇には欠かせない俳優だ。
この回の詳しいあらすじは2話ネタバレで。
■豆知識:時代劇で人気の“塩”
「朱蒙」では“プヨ国の皇太子選び”の第1ステージの課題になったり、「広開土太王」や「商道‐サンド-」などなど、時代を問わず韓国時代劇によく出てくる“塩”問題。“塩”は空気や水とともに、人類が生きていくために欠かせない大切な物質。それにしてもなぜこんなにも“塩”に注目するのだろう。
それは韓半島の地理的な問題にある。日本より寒いと言われる韓国では、越冬の食糧保存のために塩が欠かせない。キムチも越冬用の保存食。キムチは現在の中国東北部で作られていた酸菜が伝わって、現在の形へ変化していった。もともとキムチは青唐辛子を使用した「白キムチ」。唐辛子ではなくニンニクや山椒を使用した漬物だった。今の赤いキムチは、日本から赤唐辛子が伝わってから主流になった。
この塩と同じく越冬のために必要な“綿”も、韓ドラ時代劇で話題によく上る。
◇BS日テレ「奇皇后」番組サイト
2023年8月11日スタート 月-金13:00-14:00 再放送
2018年11月8-2019年1月17月 月-金13:00-14:00 再放送
2018年4月1-10月28月 毎・日19:00-20:54 2話連続放送
◇YouTube|予告動画
【作品情報】【「奇皇后」を2倍楽しむ】