追っ手の矢から妹オリニを守るために背中で矢を受けたギルドンは、オリニを抱いたまま崖から転落し…「六龍が飛ぶ」のムヒュル役で大ブレイクしたユン・ギュンサン待望の初主演作、BS-TBSで放送中の韓国ドラマ「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」明日8月6日(月)からの第7話と第8話のあらすじと見どころをご紹介、番組公式サイトに予告動画が公開されている。

【「逆賊」を2倍楽しむ】では、インタビュー映像、時代背景、実在の人物（ホン・ギルドン、燕山君）などドラマ視聴に役立つ情報をまとめているので視聴の参考にどうぞ。

■キャスト⇒相関図（番組公式サイト）
ホン・ギルドン役：ユン・ギュンサン
ガリョン役：チェ・スビン
燕山君役：キム・ジソク
チャン・ノクス役：イ・ハニ
父アモゲ役：キム・サンジュン
兄ギリョン(パク・ハソン)役：シム・ヒソプ
妹オリニ(サンファ)役：イ・スミン
オム・ジャチ役：キム・ビョンオク
ソプリ役：パク・チュンギュ
ヨンゲ役：イ・ジュニョク
イルチョン役：ホ・ジョンド
セゴル役：キム・ドユン
クッセ役：イ・ホチョル
オプサン役：イ・ミョンフン

■第7話「惹かれあう愛」
重傷を負った体でギルドンはオリニを捜し回り、コンファのいる妓楼に辿り着く。妓生たちに怪しまれたギルドンはガリョンに殴られて倒れ、医員から見放されるが、数日後に意識を取り戻す。ところがギルドンはコンファに会って以降の記憶を失っていた。ただなぜか涙が流れる。ギルドンの驚異的な回復力を知った謎の男は、ギルドンが怪力童子の生き残りではないかと疑う。コンファはギルドンが手に結んでいた紐を箱にしまう。
しばらく妓楼に身を寄せることになったギルドンは、自分に刺さっていた矢を手がかりに何が起こったのかを探り始める。

コンファはギルドンを太鼓持ちに従えて座敷で舞歌を披露するが、酔客に絡まれる。ギルドンが上手くあしらってくれたが、帰路、自分を卑下する。そんなコンファを芸術家だと認めるギルドン。2人は次第に心を通わせる。そんな中、ギルドンはコンファに子供がいることを知る。子供は父親の命令で金の無心に来たが、コンファはその子に会おうともせず、金だけ持たせて追い返す。コンファは子供の父親のために妓楼を渡り歩いているのだった。

官婢だったコンファの母は、県監が変わるたびに取り入り仕えていたが、ある日、60歳を超えた新しい県監が赴任し、母ではなくコンファを望んだ。母はコンファの手を引いて差し出した。母にそんなことをさせた者たちが許せなかったコンファは、奴らを地獄に叩き落すための力が欲しかった。そして、空虚な怪物になったと涙で打ち明けるコンファをギルドンはそっと抱きしめ、口づけを交わす。

翌朝、ギルドンが怪力童子ではないかと疑う謎の男が、それを確かめるためにギルドンに火傷を負わせる。

王宮では、燕山君が死を間近に控えた父王・成宗の耳元に、父が生母を殺害したことを知っていると囁き、自分が廃妃ユン氏の息子だという。

一方、獲物を横取りしようをする猟師を取り押さえたギルドンは、失くした記憶を取り戻す。その頃、小屋に閉じ込められていたオリニの前に誰かが現れる。ギルドンたちを捜して彷徨っていたギリョンは偶然両班の族譜を手に入れる。そして獄中死したはずのアモゲが…。

いったいオリニの身に何があったのか？それにしてもギルドンの回復力がすごい。今回コンファと親しい謎の男が怪力童子について詳しく語るのをお聴き逃しなく。また、朝鮮八道の名所を口にしたギルドンが「鴨緑江の青い水が緑水（ノクス）は悲しみの色だ」と話すシーンがある。この時のコンファの表情に注目。茶畑でコンファが歌ってギルドンが返歌で応える風流なふたり。コンファ役のイ・ハニはソウル大学校大学院国楽科出身で伽椰琴（カヤグム）やパンソリを特技というだけに、劇中見せる舞いや歌声も絶品。詳しくはイ・ハニのインタビュー映像公開参照。
世宗と燕山君については「朝鮮王朝第10代王・燕山君はなぜ稀代の暴君になったのか？」で解説している。

■第8話「思わぬ再会」
コンファは謎の男の家に行く。男はギルドンが力士にはなれないとコンファに告げて立ち去る。男は喪に服す燕山君の前にキム・ジャウォンとして現れる。

気憶を取り戻したギルドンはコンファが箱の中にしまっておいた紐を見つける。妹を捜すために匿禍里に戻り、村人から父のアモゲが死んだことを聞かされる。

一方、コンファは戻ってくるという言葉を信じてギルドンを待つが、2カ月が過ぎても彼は現れない。傷ついたコンファは掌楽院に入り、新たな王として即位した燕山君に近づこうと決意する。

その後ギルドンは妓楼に戻るが、そこに残っていたのはガリョンだけ。ギルドンは自分のそばを離れないガリョンと共に母の墓に向かう。そこで自分たちを罠にはめた長官オム・ジャチと遭遇し、恨みの言葉をぶつける。オム・ジャチは謝罪の言葉を口にし、アモゲが生きていると教える。人里離れた小屋でギルドンは父と涙の再会を果たす。オム・ジャチはギルドンに跪いて謝罪し、命懸けでアモゲを守ったと打ち明ける。ギルドンは、オム・ジャチに父を託して父の仲間たちを捜しに行く。

ソブリをはじめアニキたちはそれぞれの特技を生かして生き延びていた。ギルドンはアニキをたちを見つけ、アモゲの元に仲間たちが集結する。ささやかな酒盛りが始まり、意味ありげに自己紹介するガリョンに迷惑顔のギルドン。

チュウォン君に罪を償わせるというギルドンは、匿禍里に戻ろうとアニキたちを説得する。身分の低い者を人間扱いしない奴らの目には、自分たちが人間として見えていない。それは彼らのせいではなく、そうしたことを甘んじて受けている自分たちのせいだとも。かつて平凡に暮したいといったかったギルドンだったが、チュウォン君を見返せるなら何でもすると決意を語る。それでも立ち上がろうとしないアニキたちに、人間でなく獣として生きるのかと問う。ギルドンの熱意と、かつてアモゲと仕事を立ち上げた時のことを思い出し、アニキたちもギルドンに同意する。まずはテハクを利用してチュンウォン君を罠にかける計画を立てる。

そのころ、両班の族譜を手に入れたギリョンは、パク・ハソンとして生きることに。市場で臨時の科挙試験「増広試」があると知ったギリョンに、偶然出会った大地主ソン・ドファンに声を変えられる。

ガリョンはなぜギルドンを待っていたのか？ギルドンはその気持ちに気づくのか？酒房でのギルドンの服を掴んで眠るガリョンがいじらしい。ギルドンは女だからと、かいがいしく動くガリョンが気に入らない様子。
ギルドンの仲間探しは何とも楽しいが、変わり果てたアモゲとの再会は涙を誘う。
テハクの右腕の忠誠心の高さに注目。
一方、熱く語るギルドンを見てアニキたちが笑い出したのは、アモゲが商売を始めようと持ち掛けた日にことを思い出したのだ。4話。※豆知識：掌楽院（チャンアゴン）とは「トンイ」でヒロインが最初に配属された、朝廷で儀式などでの音楽の演奏を担当する部署。


◇BS-TBS「逆賊」番組公式サイト
　2018.07.24スタート　17：00-17：54
◇公式サイト

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