【最終回】「健康で文化的な最低限度の生活」えみる(吉岡里帆)vs育児放棄の母(松本まりか)第10話予告動画

2018年09月17日08時00分ドラマ

母(松本まりか)が家を出て1週間、ハルカ(永岡心花)は児童福祉施設に保護される!えみる(吉岡里帆)は母を呼ぶため生活保護費を振込ではなく窓口支給に変更!支給日、母が役所に乗り込んできた!フジテレビ18日(火)夜9時より「健康で文化的な最低限度の生活」最終回(第10話)放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

生活保護のケースワーカーになって1年。社会人としても大きく成長したえみる(吉岡里帆)は、世の中にはさまざまな問題を抱えている人がいることを身をもって知り、そんな彼らの役に立ちたいと心の底から思うようになった。

前回(第9話)では育児放棄された娘・ハルカ(永岡心花)がえみるに助けを求め、無事保護された。育児放棄(ネグレクト)は決してあってはならないこと。しかし育児放棄がなくならないのも事実である。

独自の児童虐待防止条例制定を持つ東京都は、児童相談所の専門職員を計画当初より41人増員、95人体制で行っている。育児や虐待に関する相談、通報の増加が増えているための措置なのだが、95人が多いのか少ないのか素人では判断しかねるものがある。

最近では育児に悩む親御さんのために、LINEを活用した相談窓口を設ける自治体も増えてきた。東京都も今年の11月に開設予定とのこと。育児に悩み、苦しむのは親御さんご本人だけでなく、お子さんにとっても不幸なこと。

友人、知人、周囲の人たちに相談できないのであれば、こういったSNSを活用した救済措置に手を伸ばすのが、よいのではないだろうか。

■前回(第9話)ネタバレあらすじ
えみる(吉岡里帆)が担当している高齢受給者・丸山幸子(小野和子)は孫・ハルカ(永岡心花)と2人暮らし。ハルカの母は4年前に男と家を出て行ったきり行方不明。

そんなある日、幸子の家でボヤ騒ぎがあり、急ぎえみるが駆けつけると、そこには見知らぬ女がいた。その女はハルカの母・梓(松本まりか)で、これからは幸子の介護をしながらハルカを育てると話す。

そのためには自分にも生活保護を受給させてほしい申し出る梓。調査の結果、梓に生活保護が支給されることになったのだが、えみるはどうしても梓に対する不信感がぬぐえない。そうこうするうちに梓は、認知症になった幸子の生活保護費を自分の口座に振り込むように要求してきた。

たしかに幸子の認知症は進んでいる。そこでえみるは京極(田中圭)の許可を得て、梓の要望に応えた。

一方、阿久沢(遠藤憲一)の娘・麻里(阿部純子)は勤め先のキャバクラで倒れ病院はこばれた。駆けつけた阿久沢に医者は麻里の妊娠を告げる。さらに麻里は流産する可能性がたかく、出産までこのまま入院が必要と診断された。

阿久沢は麻里に、お腹の子の父親のことを訪ねるが、麻里は一切答えようとしない。「17年間もほったらかしにして、今さら父親面しないで」と言われてしまった阿久沢。麻里自身、子を産むかどうか悩んでいるようだった。

金が手に入った梓は、早速母親を施設に預け再び家を出て行ってしまった。1週間、空腹と孤独に耐えたハルカは、とうとうえみるに助けを求めた。それにより、ハルカは児童福祉施設に一時保護されることになった。

梓の育児放棄に業を煮やしたえみるは、生活保護費を口座振り込みではなく、窓口支給に変更した。そして支給日当日、口座に振り込みがないと、梓が男をつれ役所に怒鳴り込んできた。

■最終回(第10話)あらすじ
役所に怒鳴り込んできた梓(松本まりか)にえみる(吉岡里帆)は、ハルカ(永岡心花)が施設に保護されたことを告げる。このままなら養護施設への入所も検討されることになると告げると、梓は顔色を変え「施設に預ける気はない」と断固拒否する。

しかし、ハルカのことを考えると梓と引き離したほうがいいと判断するえみるだったが、ハルカから思いがけない言葉が飛び出した…。

フジテレビ9月18日(火)夜9時より「健康で文化的な最低限度の生活」最終回(第10話)を放送。原作:柏木ハルコ『健康で文化的な最低限度の生活』(小学館)。出演:吉岡里帆/井浦新/川栄李奈/山田裕貴/小園凌央/水上京香/内場勝則/徳永えり/田中圭/遠藤憲一ほか。第10話ゲスト:松本まりか。

番組公式Twitterアカウントは「@kbss_ktv」。番組公式Instagramアカウントは「kbss_ktv」。最終回(第10話)予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

フジテレビ「健康で文化的な最低限度の生活」番組公式サイト

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