【ラスト2話】岡田将生主演「昭和元禄落語心中」助六(山崎育三郎)みよ吉(大政絢)事故死の真相!第9予告動画

2018年12月06日08時00分ドラマ
©NHK

与太(竜星涼)と小夏(成海璃子)が結婚して歳月が流れ、今では与太も助六となって立派な真打に!そんな中、小夏は父・助六(山崎育三郎)と母・みよ吉(大政絢)の事故死のことを少しずつ思い出していたのだが…NHK総合7日(金)夜10時より「昭和元禄落語心中」第9話を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

いよいよドラマもラスト2話。八雲(岡田将生)が一人で背負ってきたある秘密が明らかになる。助六(山崎育三郎)の死後、八雲がどんな思いで高座にあがり、そして小夏を育てて来たのか…それがわかったとき初めて「昭和元禄落語心中」というタイトルの意味がわかるだろう。

■W八雲対談
ドラマ版で八雲を演じた岡田将生と、アニメ版で八雲を演じた石田彰によるW八雲対談が実現した。岡田、石田それぞれの八雲像について語り合っている。番組公式サイトにて、現在ショートバージョン動画を公開中。12月7日「昭和元禄W八雲対談:前編」が配信されるのでお楽しみに。

■前回(第8話)ネタバレあらすじ
頑なにお腹の子の父親のことを口にしない小夏(成海璃子)。与太郎(竜星涼)は萬月(川久保拓司)から、小夏の相手がヤクザの親分(中原丈雄)らしいとウワサを聞きつける。相手はかつて与太が所属していた組の親分。与太の分際で軽々しく顔を合わせられるような人物ではない。

それでも与太は白黒はっきりさせたくて、小夏と親分が密会している料亭へ向かう。アニキが止めるのを振り切って与太は部屋の中へ、小夏と親分の間に割って入った。

十数年前、親分の組にいた与太は、顔も知らない幹部のために刑務所へ行くことを命じられた。服役中に父親を病気で亡くした与太。その恨み辛みを親分にぶちまける。それでも笑って与太の話を聞いていた親分。

親分にケンカを売る与太、それを必死で止める小夏。与太は勢いあまって親分に、小夏のお腹の子の父親なんじゃないかと詰め寄る。親分は与太の襟首を捕まえ、庭の池に放り投げる。「頭冷やせクソガキ!小夏が嫌がってるだろう!テメエの正義で突っ走るんじゃねぇ!」と喝を入れる。

言われた与太も黙っちゃいない。親分の前にどかっと座り「テメエなんざ丸太ん棒でぇ!血も涙もねぇ丸太ん棒みてえなヤツだ!」と「大工調べ」の啖呵を切り出した。あまりの見事な啖呵に、さすがの親分も舌を巻く。

与太は親分に「誰がなんと言おうと正真正銘オイラの子でぇ。後からくれってぇたって、ぜってぇあげねえど!この話は今日限り、これっきりでお終めぇだ」と言い切った。

そんな与太の頭を撫でながら親分は「精進してきたんだな。いい噺家になった」と優しく言った。

与太の真打昇進も間近に控えたある日、八雲(岡田将生)は与太のアパートを訪ねる。突然の師匠の訪問に驚く与太。八雲は「真打になったらお前に稽古はつけない。教え忘れていた、最後の稽古だ」と言って、「芝浜」を語り始めた。

真打昇進の披露目、大きなお腹を抱えた小夏は客席で与太を見守る。真打昇進を機に与太郎改め助六になり、高座で「芝浜」を披露。助六の芝浜を聞いて涙する小夏。それは亡き父・先代助六(山崎育三郎)の「芝浜」だった。八雲は与太に先代助六の「芝浜」を教えていた。

見事「芝浜」を演じきった助六。ホッとした小夏は客席で産気づく。病院に運ばれ、小夏は元気な男の子を産んだ。助六は八雲に小夏と結婚することを報告。そして師匠の家にみんなで暮らしたいと言った。

■第9話「秘密」あらすじ
与太(竜星涼)は助六を継ぎ、立派な真打として活躍するようになっていた。小夏(成海璃子)との結婚生活も順調。その一方で八雲(岡田将生)は70代になり、至高の芸は健在ながらも、人知れずある悩みを抱えていた。

そして小夏は、父・助六(山崎育三郎)と母・みよ吉(大政絢)が死んだ夜のことを、少しずつ思い出していた。八雲から聞かされていた話と、自分の記憶に食い違いがあることに気付くのだが…。

NHK総合12月7日(金)夜10時より、ドラマ10「昭和元禄落語心中」(全10話)第9話を放送。再放送は総合11日(火)25時30分より。原作:雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社)。出演:岡田将生/竜星涼/成海璃子/大政絢/山崎育三郎ほか。第9話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK総合 ドラマ10「昭和元禄落語心中」番組公式サイト

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