ナオト・インティライミ、大成功のナゴヤドーム単独公演オフィシャルレポート!MV公開中

2018年12月30日21時59分芸能
カメラマンクレジット:新澤和久

今月、12月12日(水)に約2年3か月振りのオリジナルアルバム・7th Album「7」(ヨミ:ナナ)をリリースしたナオト・インティライミが、自身2回目、3年振りとなる単独ドーム公演「ナオト・インティライミ ドーム公演2018~4万人でオマットゥリ!年の瀬、みんなで、しゃっちほこ!@ナゴヤドーム~」を12/29(土)にナゴヤドームで開催し、ライブ中に毎年7月10日の「ナオトの日」に開催しているライブを、2019年はマリンメッセ福岡で開催する事が発表された!オフィシャルレポートが到着したのでご紹介、Youtubeにはライブでも披露された楽曲などのミュージックビデオが公開されている。

【ナオト・インティライミ ドーム公演2018〜4万人でオマットゥリ!年の瀬、みんなで、しゃっちほこ!@ナゴヤドーム〜】
●日程:2018年12月29日(土)
●場所:愛知県・ナゴヤドーム
●開場/開演:13:00/15:00
https://www.nananaoto.com/2018_nagoya

【ライブレポート】

世界を旅するシンガーソングライターとして知られるナオト・インティライミ。2018年は全国47都道府県の弾き語りツアーで日本を巡っていた彼が、3年ぶり、自身2度目となる単独ドーム公演をナゴヤドームで開催した。三重県出身ということで、“最寄りのドーム”であるナゴヤドームは彼にとって念願の場所。全国各地から駆けつけたファンと共に、年の瀬の晴れ舞台を存分に楽しんだ。

ナオト

ステージ上に置かれた小さな神社や、“煩悩の達人”と銘打って始まったリズムゲームなど、ファンを楽しませるアイデアが開演前のワクワクを後押しする。暗転するとお客さんの持ったペンライトが黄色にきらめき、ナオトが登場すると大歓声がこだました。「FUNTIME」でダンサブルにスタート。数十名のダンサーを引き連れ、軽快にステップを踏みながら歌うナオト。「ついにこの日が来たぜナゴヤドーム!ダンサーがいて、バンドがいて、っていう公演は2年半ぶりです。待たせたなー!」と挨拶し、「今日のセットリスト、エグいです。誰一人として置いていかないから覚悟しな!」とお客さんを焚きつけた。安定感抜群の歌声はもちろんのこと、軽妙なトークも彼のライブの魅力だ。

ナオト

お客さんを楽しませたいという思いをそのまま形にしたように、セットリストも演出も盛りだくさんだったこの日。そのひとつが「お初ティライミの人も楽しめるように!」と用意されたシングルメドレーだ。イントロの度に歓声が沸いた「恋する季節」や「君に逢いたかった」などの人気曲を終えて去ると、「皆様は、株式会社インティライミの社員ですね?」とアナウンス。そのまま“(株)インティライミグローバルパートナーズ”の会社説明ムービーがスタートした。その映像のクオリティに加え、スーツに着替え、代表取締役社長に扮したナオトが千鳥足で忘年会のスピーチをする演出にはお客さんも大爆笑。そんなユーモラスな味付けでありつつも、ムービーで伝えた“Catch the Global”の目標、「こころことば」で歌に乗せた〈ありがとう〉の気持ちは、彼の本心そのものだっただろう

傘

半年間の旅を経て生まれた最新アルバム「7」からの楽曲も、趣向を凝らしたパフォーマンスで披露した。「Start To Rain」はカラフルな傘を使ったダンスで、「Sing a song」は動画配信サイト風にスクリーンの映像を連動させた。アップチューンが続く中で、「未来へ」の前には「2018年、あなたにとってどんな一年でしたか?」と静かに問いかけたナオト。今年日本で起きた災害の多さを振り返りながら、「生きていたら、明日いきなりどうにかなっちゃう可能性もある。みんな2018年、お疲れさま。歯をくいしばって頑張っているあなたへ贈ります」と続けて、噛みしめるような歌声に、全員吸い込まれるように耳を傾けた。

ナオト

「Ole!」からは再びお祭りソングが続き、ライブはいよいよ佳境へ。「サイコーだ!本当に、いい景色を見せてくれてありがとう」とナオト。「去年、日本での活動を休止して、世界に旅立った時にリスキーだって声もあった。実際に少なからずファンも減ったし(笑)、まだ前と同じような立ち位置に戻れてないと思う。でもあの決断がなければ、ニューアルバムも、ドームでのライブを作りあげることもできなかった。こうしてついて来てくれる、みんなが心の支えです。ありがとう」と清々しい表情で感謝を伝えた。サンバカーニバルさながらの華やかな「The World is ours!」で本編を締めくくると、アンコールではペンライトを使った光のウェーブが圧巻だった「いつかきっと」や、マイクを通さないナオトの生歌で始まった「カーニバる?」で文字通りのお祭り騒ぎ。ナオトの並々ならぬ気合いと覚悟に溢れた集大成の“オマットゥリ”は、大成功のうちに終幕した。

ナオト

 ライブレポート:青木美穂

―セットリスト―
1.FUNTIME
2.Hare-Hare Parade
3.ナイテタッテ
4.風マカセ
5.Sunday -オーガニックver-(ガットver.)
6.ハイビスカス
7.シングルメドレー LIFE・恋する季節・今のキミを忘れない・君に逢いたかった・タカラモノ〜この声がなくなるまで~・ありったけのLove Song・Overflows 〜言葉にできなくて~・Brave
8.こころことば
9.Start To Rain
10.Sing a song
11.Shake! Shake! Shake!
12.テキナビート
13.Yeah!
14.未来へ
15.Ole!
16.Ballooooon!!
17.おまかせピーターパン
18.The World is ours!
[アンコール]
1.いつかきっと
2.カーニバる?

「Amor y sol with 桜井和寿」Music Video
「Start To Rain」(ナオト・インティライミ ver.)
「Start To Rain」Music Video
「ハイビスカス」Music Video
「しおり」リリックビデオ
「Sunday」Music Video
「夢のありか」Music Video
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