トヨンの運命は?「広開土太王」第66-70話あらすじと見どころ:忠誠の方向~奪回!BS-TBS

2019年01月15日08時00分ドラマ
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前回、単独行動をとったヨソッケ…その結果慕容雲を捕えることはできたものの、軍規を乱した罪は大きい!また、66話~70話にかけては、慕容雲が起死回生をかけて各方面に手を回し、最後には百済のアシンと手を組み…BS-TBSで放送中のイ・テゴン主演「広開土太王」1月15日(火)第66話~70話のあらすじと見どころをご紹介、番組公式サイトにて予告動画が公開されている。

【「広開土太王」を2倍楽しむ】では各話の詳しいあらすじと見どころ・豆知識、半島の地図や時代背景などをまとめて紹介している。

■キャスト
タムドク役/イ・テゴン…「神様、お願い」「淵蓋蘇文 ヨンゲソムン」
コウン役/キム・スンス…「朱蒙〔チュモン〕」「ガラスの城」
慕容宝(ぼようほう)役/イム・ホ…「大祚榮 テジョヨン」「善徳女王」
トヨン役/オ・ジウン…「怪しい三兄弟」「笑ってトンヘ 」
ヨンサルタ役/ホン・ギョンイン…「善徳女王」「プランダン 不汗党」
ヤギョン役/イ・イネ…「千秋太后[チョンチュテフ]」「ファン・ジニ」
ソルチ役/キム・ジョンファ…「風の国」「1%の奇跡」

■第66話:忠誠の方向
ヨソッケが慕容雲(コウン)に斬りかかろうとしたその時、タムドクがファンフェたちを連れて登場、慕容雲を助ける。結局、馮跋の裏切りで捕えられたケソンは、拷問にかけられ、慕容雲に脅されて高句麗の機密文書を渡したことを白状するが、慕容雲はこれを否認し、逆に「後燕の皇子である自分をヨソッケが暗殺しようとした」と訴える。ケソンをはじめ、不正を働いたものは全員処刑され、慕容雲の罪を後燕に報告する。慕容雲は、ムガプに機密を横取りされたと知り、さらに慕容垂から後燕の皇子としての地位をはく奪された事実を知られてもなお、タムドクの必死の説得を聞き入れようとしない。それでもタムドクは、「お前を説得し、いつか友としてまた傍に取り戻す」と言う。
その後、王妃のヤギョンが慕容雲の元に食事を持ってきて、トヨンが生きていて百済にいることを告げ、トヨンを探し、高句麗への怒りを鎮めるよう諭す。さらに、慕容雲の元に後燕の慕容宝から密書が届く。彼は密書を読んで燃やし、泣きながら食事をとり、何が何でも生き延びる方法を探す。コウンに戻った慕容雲は、タムドクの前に跪いた…。
タムドクとしては、なぜコウンがここまで自分を恨んでいるのかわからないのがもどかしい様子。また、百済では、市中でトヨンを見つけたアシン王の様子がどうにも気にかかる。あれはすでに恋する男の目?トヨンの運命やいかに?

■67話:模索
跪いた慕容雲は高句麗に忠誠を尽くすと言い、後燕に戻って必ず高句麗を助けると約束する。しかし、そんな彼の目がまだ怒りに燃えていることをタムドクは知っていたが、ともかく慕容雲を解放する。コムチャンも、高句麗に戻りたいというトグァン元副将を使って、慕容雲の行動を探らせる。ケソンの一件はこれで一応のかたが付き、今度は無断行動をしたヨソッケの処分。タムドクは、大臣たちの「軍規を乱したヨソッケを死罪にすべき」と言う声を押さえることが出来ない。ヨソッケが捕らわれている牢獄に出向き、別れの言葉を交わし賜薬を与えた。
一方、慕容雲は、復権を目指して各方面に働きかけると同時に、碑麗にマルガリを討たせるようと画策する。後燕の動向を知ったタムドクは碑麗の討伐に出陣する。タムドクはマルガリの危機を救い、」これに感動したソルアドン大族長は、タムドクへの忠誠を誓う。タムドクはそのまま碑麗を攻め入ることにするが、すでに、後燕が碑麗を攻め入っていた。
誰よりもタムドクへの忠誠心の強いヨソッケ。しかし、ヨソッケは少々調子に乗っていたようだ。本人もそれを自覚しており、自分を守るためにタムドクの立場が悪くなるのを嫌って、震えながら死に向かった。タムドクはヨソッケを見捨てるのか?

■第68話:援軍
マルガリ軍の加勢と碑麗の将軍アグバンの投降で反撃を敢行したタムドクだったが、計略を逆手に取った後燕軍に包囲されてしまう。絶体絶命のタムドク率いる高句麗軍!ところが、ここで意外な援軍によって撃退に成功する。タムドクは碑麗を支配下へ置き、アシンと行動を共にしたパダル族長に代わって、人徳の高いカサルを碑麗の大族長に、タムドクの心意気に心酔したアグバン将軍は、自ら望んでタムドクに従い、高句麗の将軍となる。一方、百済に向かった慕容雲は、アシンに高句麗の白馬山城(ペンマサンソン)を攻撃するように進言する。後燕に煮え湯を飲まされているアシンは、慕容雲自ら戦の先陣を切る兵士として戦うことを条件に、これを認める。そして慕容雲は、百済の地で妹トヨンと涙の再会を果たす。
慕容雲は、関弥城を攻撃するという誤情報を流し、簡単に白馬城を陥落させたが…。
マルガリ族に続いて、今回は碑麗族もタムドクの前に跪く。タムドクはマルガリと同じように、征服ではなく共栄の手段として、碑麗族を高句麗の民と分け隔てなく受け入れることを約束。勝ち戦の場合、捕虜や物品強奪が常のところ、タムドクは、軍馬、塩、鉄などを一番高値の時の価格で買い取った。おまけに5年間の税金免状!これには、碑麗の民も感激し、「タムドク万歳!」を三唱。これこそがタムドクの魅力!

■第69話:緻密な計算
慕容雲の持ち込んだ高句麗の機密文書を参考に兵糧庫を攻撃したものの、すでにタムドクが兵糧を別の場所に移動させており、大きな打撃を与えるまでには至らなかった。慕容雲は緻密な戦略家ながら危険人物だと判断したアシンは、慕容雲をうまく利用しようと考えるが…。慕容雲は新羅のシルソンを脅迫し、高句麗の補充用の兵糧の運搬場所を聞きだし興安城を陥落させ兵糧を奪い取る。次にアシンは、関弥城へ向かうと見せかけ白馬城へ。アシンは、関弥城の奪回には、何より先にタムドクを倒すことが先決だと、七重河(チルチュンハ)へ船で移動し、関弥城へ向かうタムドクをだまし討ちにしようと考える。アシンの力を認めながらも、船にこだわりすぎる百済の王を心配する慕容雲。悪い予感は的中し、アシンの動きを予測したタムドクの待ち伏せに遭って窮地に陥る。アシンの叔父であり大将軍のチンムは、アシンを逃がすために高句麗軍の前に立ちはだかる。ファンフェとチンムとの1対1の戦いが始まる…。
海からくるアシンを陸で迎え撃つヨソッケ達の勇ましいこと。特に百済軍船に向けて一斉に火矢を放つシーンは迫力満点!百済のアシンと大将軍のチンムの関係も人間味があって見ごたえたっぷり。ところで、死んだはずのヨソッケだが、67話、牢獄でタムドクは賜薬ではなく酒を飲ませたのだった。そして前回絶体絶命のタムドクを救って天軍の副将に復帰。

■第70話:奪回
ファンフェとの対決により、チンムは壮絶な戦死を遂げる。アシンを追撃しようというファンフェたちに対してタムドクは国道城へ戻ることを命じる。戦略会議でタムドクは、高句麗の大量の兵糧を備蓄している興安城奪回を命じる。そこに新羅のシルソンが食料を積んでやってくるとの情報が。タムドクをシルソンの運搬隊をうまく利用してみごとア/興安城陥落に成功。いよいよ慰礼城(ウィレソン)攻撃をめざす。
兵糧を確保して勢いに乗る高句麗軍だが、そんな中関弥城が百済軍の計略にかかって陥落してしまう。しかもモドゥル将軍が人質に。タムドクはすぐにモドゥル救出を命じるが、モドゥヨンも「弟のために大事な高句麗軍を使うのは本人も不本意のはず」と、これに反対。ハムジ軍師も、興安城でなく慰礼城を攻めるべきと進言する。
一方、トヨンは、後燕や東晋など外国勢力と手を結んでまで、高句麗を倒そうとするアシンを諌めるのだが…。
冒頭、チンムの座ったまま壮絶な最期に遂げる姿に注目を! 前回は、タムドクの掌の上で踊らされていた百済軍だったが、今回は高句麗が“変装”で興安城を取り戻せば、百済が“偽装”で関弥城を取り戻す。また、今回もモドゥヨン、モドゥル兄弟がいい味を出している。トヨンの今後もきになる「広開土太王」。目が離せない。

■豆知識:キャスト紹介 ★チョン・ウィガプ:(1972年4月4日、184㎝)
高句麗のファンフェを1対1の大激闘を繰り広げた百済の大将軍チンム。アシンの叔父にあたる人物。臣下であると同時にアシンを慈しむ叔父としていつも温かい目で見守る。69話ラストでのアシンを生かすための言動はあっぱれの一言に尽きる。
演じたのは、チョン・ウィガプ。ドラマ「赤と黒」ではキム・ジェウク演じるホン・テソンの兄テギュン役を演じた長身のモムチャン(体格の良い)俳優。合気道、剣道の心得があり、「推奴-チュノ-」「淵蓋蘇文-ヨンゲソムン-」「クンチョゴワン(近肖古王)」ではマルガリ族(靺鞨)の族長役を演じている。

BS-TBS「広開土太王」番組サイト
 2018.10.04スタート  月~金13:00-13:55
Youtube「広開土太王」予告動画

kandoratop【作品詳細】【「広開土太王」を2倍楽しむ】