沢村一樹「刑事ゼロ」第3話 逆回転誘拐?人質が誰かわからない誘拐に対峙する!予告動画と2話ネタバレあらすじ

2019年01月23日08時00分ドラマ
@テレビ朝日

20年間の記憶をなくした敏腕刑事・時矢(沢村一樹)が次々を事件を解決する!第3話は、人質がだれなのかわからない”逆回転誘拐”?資産家一家が隠し続けた真実が事件を引き起こす!テレビ朝日1月24日(木)夜8時より 沢村一樹主演「刑事ゼロ」第3話を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

第2話は記憶を失う前に担当した事件の真相を、記憶をなくした今、解明するというもの。人が2人死んでいる事件ながら、時矢(沢村一樹)と智佳(瀧本美織)の軽妙な会話にネットでは「コメディ色全開!面白い!」「楽しく謎を解いてくれる」などの意見が多数あがっていた。

時矢の周りには、時矢をライバル視する福知(寺島進)や新人刑事の内海(横山だいすけ)がいる。横山だいすけは、NHKのうたのお兄さんとして人気を博した。当然、子供や母親に人気の”だいすけスマイル”が売りの一つであったが、このドラマでは、”だいすけスマイルはゼロにして臨む”と宣言しているように、笑顔が見えることはない。いつものスマイルな感じとは別の横山だいすけの表情にもご注目。

公式サイトでは、沢村一樹と瀧本美織が演じる「脳トレ動画」が公開中。沢村一樹演じる時矢刑事にぜひ挑戦してみて。

第3話は、誘拐事件。通常の誘拐の「誘拐から身代金要求、人質解放」の流れとは全く別。身代金を取ったという連絡の後、人質の毛髪が送り付けられる。その時点でもまだ人質はわからない?今回の事件に時矢はいったいどんな五感を活かして対応するのか?

■前回(第2話)ネタバレあらすじ
かつては敏腕でスマート、現在は“記憶ゼロ状態”になってしまった京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)は、別れた妻で弁護士の奥畑記子(財前直見)から、いきなりある書類を渡される。そこには、7年前に時矢が逮捕した犯人には冤罪の可能性があるとして、近々仮釈放されるのに合わせて再審請求の準備をしていると記されてあった。しかし、刑事拝命以来の20年間の記憶を失った時矢は元妻との出会いも別れも覚えておらず、もちろん7年前のこともすっかり頭から消え去っていた。

コンビを組んだ新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)によると、7年前の事件とはファイナンス会社社長・逢沢省三(剣持直明)が自身の別荘の階段から転落死したというもので、時矢は別荘を設計した建築士・芹野泰夫(中村靖日)が突き落としたとして逮捕したようだった。

刑務所を訪れた時矢と智佳は、芹野に対して、捜査調書に書かれていたことを確認してゆく。勝手口のノブは中から押して外に出れば鍵がかかるというもので、確実な密室ではなかったが、隣の別荘に住む出版社社長・円城明日香(いしのようこ)が勝手口からの出入りはなかったと証言したため、密室を判断されていたのだった。そこに疑問を呈した時矢にむかって、芹野は「真実はすべて僕の記憶の中にある。刑事さんがたどり着いた結論だけが唯一の真実ではない」と、まっすぐな眼差しで語り掛ける。

記子は、芹野の無実を信じていた。芹野は、控訴するよりも最低でも7年の刑を受けることを望んだのだった。弁護士としてその希望をかなえた記子だったが、仮釈放の状態で再審を請求することはとてもアクロバティックなことだと弁護士として理解はしていた。

もしかしたら自分が冤罪を生んだのかもしれないと考えた時矢は、智佳と共に再捜査を開始。現場となった別荘が密室状態と証言した明日香を再訪したところ、明日香は芹野に脅されていたと話す。時矢は7年前に、裁判に行く明日香に向って「芹野を見のがしたら一生後悔する」と告げていた。裁判で明日香は記子に話していた証言を翻し、芹野を見たと証言をして、芹野は有罪になった。

時矢は検事側の証言者として裁判でも証言していた。その内容は、「芹野は逢沢の電話中に外出などせず、室内にとどまり、階段から落とした」というもの。時矢の7年前の捜査メモには、「事件は隠された動機が明らかになるまで解決しない」とあった。明日香の夫・公昭は、7年前に失踪していた。出版社の経理担当の公昭のメールは「金を借りられる目当てがついた」というものだった。そして、7年が経ち、失踪宣言が認められ、最近、死亡保険金1億が明日香におりた。芹野が刑務所にいたのは7年。明日香の夫が失踪して7年。時矢はどうしてもこの7年がひっかかる。

時矢は、逢沢の別荘を再度訪問する。別荘の棚を調べなおすと芹野と明日香の仲良さそうな写真がでてくる。逢沢の別荘は国税局から脱税を免れるための隠し金庫だった。逢沢の側近によると1億をかくしていたのだが、きえてなくなっていたとのこと。

芹野は、どうしても会わなければいけない人がいるといい、再審請求もやめるという。芹野はホテルを抜け出し、明日香の元へ向かっていた。芹野と明日香は共犯者だった。明日香は芹野の好意を利用して、夫の公昭を殺させようとしたのだった。自殺への偽装ができなかったため、失踪したこととして死体を隠した。ただ、失踪とすると7年は保険金がでない。すぐに現金が欲しかった明日香は逢沢を殺して隠し財産の1億をとったのだった。

逢沢と公昭の殺人がばれると刑が重くなるため、逢沢の分だけとすれば刑が軽くなると判断して、証言を翻したのだった。公昭の遺体は売りに出していた別荘の隠しスペース。結局、二人とも逮捕されたのだった。7年前の時矢と今の時矢が組んで事件の謎がとけたのだった。

記子は、時矢に完敗と告げる。7年前にも、時矢は「芹野は反省していない。刑事としては中途半場だ」と言っていたことを打ち明ける。そのために時谷はメモを残していたのだった。そして、記子と時矢は裁判後に何かあった模様。記子は何も言わない。

■第2話あらすじ
京都市内の地下駐車場で、1億円の現金が強奪される事件が発生した。被害者は、貴金属買取チェーンの会長・夏富輝一郎(竜雷太)。海外バイヤーとの取引のため現場を訪れたところ、買い取り資金として用意してきた1億円を、バイクに乗った男に強奪されたという。

捜査をはじめた京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)と新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)は、輝一郎の娘婿・武臣(佐伯新)から昨夜、奇妙な電話がかかってきたことを聞き出す。「身代金は受け取った。誘拐した息子は解放する」という内容だったが、武臣と妻・紗輝子(中原果南)のひとり息子で高校生の輝(中島凱斗)には何事もなく、いたずら電話かと思っていたという。

しかし、もっと奇妙なことが起きる。夏富家の郵便受けに1枚の1万円札が投函され、そこに「現金1億円を夏富会長に持たせて駐車場まで来い」というメモと数本の縮れた毛髪が挟まれていたのだ。科捜研で鑑定したところ、その毛髪はアジア系男性のもので、夏富家の誰とも一致せず、ますますわけがわからない。

ところが、衝撃の事実が判明する――!なんと郵便受けに入っていた1万円札はその日の朝、強奪された1億円の中の1枚だったのだ。それを聞いた時矢は、誘拐から身代金要求、人質解放へと続く通常の誘拐とはまったく逆の流れで一連の出来事が起きていることを直感。つまり、誘拐事件はこれから起きるのではないか、と推理するが…!?“超絶逆回転誘拐事件”――はたしてその真相は…!?

テレビ朝日 2019年1月10日スタート。毎週木曜夜8時放送 木曜ミステリー「刑事ゼロ」。脚本:戸田山雅司。出演:沢村一樹/瀧本美織/寺島進/横山だいすけ/猫背椿/渡辺いっけい/財前直見/武田鉄矢ほか。

テレビ朝日2019年1月スタート 木曜ミステリー 「刑事ゼロ」番組公式サイト
Twitter公式アカウント「@Keiji_zero2019」

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