震災後の復興への取り組みを岩手県がWEB動画で公開!日本最長の三セク「リアス線」も開通へ!

2019年02月19日14時40分暮らしと文化

岩手県は、2019年2月13日(水)より、岩手県復興情報発信WEB動画「復興新時代をいわてから 三陸鉄道編」「復興新時代をいわてから 吉里吉里学園編」を公開!岩手県出身でいわて☆はまらいん特使を務める村上弘明や志田智美出演のオリジナルドラマも公開中。

岩手県がこの度公開したWEB動画は、東日本大震災からの復興への取り組みや今現在の岩手県の様子を発信している。「復興新時代をいわてから。三陸鉄道編」では、北と南のレールが分断されていた三陸鉄道が復旧し、3月23日(土)より「リアス線」という新しい名称で再スタートするまでの様子をドキュメンタリーで描いている。東日本大震災直後に復旧し、地域の復興を支えてきた三陸鉄道。JR山田線の宮古から釜石間の復旧が遅れ、北と南に分断されたままだったが、2019年3月23日(土)についに一つのレールでつながる。その距離は163キロとなり、第三セクターとしては日本一長い鉄道となる。路線名も「リアス線」と一心し、三陸の未来に向けて走り出す様子を動画に収めている。

「復興新時代をいわてから。吉里吉里学園編」では、大槌町の小中一貫教育校・吉里吉里学園の「ふるさと科」という教科、それは地域の歴史や文化、復興への取り組みを学び、郷土への愛着と将来を切り開く力をはぐくむための勉強であり、それを学ぶ生徒たちが描かれている。震災で甚大な被害を受けた大槌町において、子どもたちがふるさとの良さを学び受け継ぐ様子が伝わってくる。

岩手_1また、2014年より「いわて☆はまらいん特使」として岩手の魅力を発信している俳優・村上弘明が、岩手出身の第19代内閣総理大臣・原敬を演じる「偉人局」というオリジナルドラマも公開中。原敬は、大正年間、平民として初めて総理大臣に就任し、本格的な政党政治を確立するとともに、鉄道の敷設や高等教育機関の整備など、地方の振興や教育改革にも取り組み、日本の礎を築いた。昨年2018年には、総理就任100周年を迎えた。その原敬が、岩手県の「偉人局」という架空の組織に来訪し、現代の盛岡の街を巡るファンタジーなドラマである。このドラマは、村上弘明と同じく岩手出身の及川拓郎が監督を務め、「夢みるアドレセンス」メンバーで岩手県一関市出身の志田友美も出演し、オール岩手で制作された。また、村上弘明、志田友美が撮影現場の様子、地元愛を語っているインタビュー動画も合わせて公開されている。

WEB動画「復興新時代をいわてから。三陸鉄道編」
WEB動画「復興新時代をいわてから。吉里吉里学園編」
WEB動画「偉人局」
メイキング・インタビュー動画
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