萬平の開発意欲はとどまらない!「まんぷく」第23週:「新商品!?」あらすじと見どころ、予告動画

2019年03月02日12時00分ドラマ
@NHK

第22週を終え、即席ラーメンの底上げのために尽力した姿が描かれた!第23週は、第22週から11年後が描かれ、萬平(長谷川博己)の開発はカップ麺へと向かってゆく!NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」第23週(3月4日~3月9日)「新商品!?」あらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

第22週も話題満載。テイコー食品の猿渡(田中哲司)ののらりくらりとした態度に怒る視聴者も多かったが、今まで”じっと耐える”ことの多かった萬平(長谷川博己)の激怒に驚く視聴者も多かった。開発がなかなかうまくいかなくても、じっとじっと耐えていたが、特許侵害についてはかなりの激高。こどもたちも萬平の様子にびびっていたよう。そんな時、いつもは場を読まない発言もする鈴(松坂慶子)だが、この時ばかりはいいおばあちゃんでした。忠彦(要潤)と神戸(瀬戸康史)の入浴シーンも、入浴剤のCMのようと話題に。吉乃(深川麻衣)をめぐる岡(中尾明慶)、森本(毎熊克哉)の恋の争いには、吉乃を溺愛する忠彦の壁が!タカ(岸井ゆきの)がいうように「すでに告白してる」って。第23週は11年後になっている。この恋の結末も気になるところ。

第23週は、いよいよカップラーメンの開発へ。普段なにげなく手にしているものもこんな風に開発の苦労があることがわかりやすく展開される。第22週から11年後がかかれているため、福子と萬平の子供たちの役者も変更になる。源役は、西村元貴。源は、学生運動に挫折してまんぷく食品に入った設定になっている。幸役は、小川沙良。朝ドラのオーディションは何回も受けてやっと受かったとのことで、”幸せを届けられるさっちゃん”でありたいと話している。

「まんぷく」は3月末まで放映されるが、撮影自体は、2月27日に終了した。子供を連れて大阪で暮らしていた安藤サクラは人生において重みのある時間になったと、長谷川博己は安藤サクラがいつもアドリブを受けてくれたことを感謝していた。

【作品紹介】【「まんぷく」関連・各話あらすじ】

第22週は、発売した即席ラーメンのまがいものがあふれる中、特許を取り、利益を独占することも可能になったが、業界全体の底上げのために尽力する福子と萬平の姿が描かれた。

他社による品質の悪い即席ラーメンが次々発売され、「本家まんぷくラーメン」を掲げる商品も出現。福子(安藤サクラ)がモデルの商品ポスターまでマネされて、福子もカンカン。萬平(長谷川博己)はすぐさまその会社に乗り込み、発売中止を求めるも相手は断固拒否。そんな中、即席ラーメンによる食中毒が発生。即席ラーメン業界全体に世間の厳しい視線が向けられる。萬平は怒りに震える。まんぷく食品を辞めていった社員が企業秘密をテイコー食品に持っていったと疑う神戸(瀬戸康史)達。特許庁に呼び出された萬平。微細なことまで確認される。すると「本家」を名乗る偽物会社も即席ラーメンの製造法を特許申請していることが明らかに。動揺する萬平の不安を感じつつも、福子はラーメン作りに専念するよう思いを伝える。

一方、偽物ラーメン騒動のせいで、毎晩帰りが遅くなった神部(瀬戸康史)と、赤ちゃんが生まれたばかりのタカ(岸井ゆきの)の間に亀裂が入る。克子(松下奈緒)と忠彦(要潤)がなぐさめるものの、タカは泣くばかり。忠彦は神部に、タカに話しをしてほしい、大輔の誕生祝に描いている絵も完成しないと頼む。タカは、大輔に「お父さんの顔を見せてあげたい」と神戸に言う。顔がわかるようになってきた息子に父親の顔を見せてあげたいからできるだけ早く帰ってきてと頼む。源や幸は、萬平が”くそー”と言っていることを聞き、萬平が変わったと感じていた。

「まんぷくラーメン」製造法の特許が無事に認定。萬平は再び「本家」を名乗る偽物会社に乗り込む。模倣品の製造を止めて、店頭から撤去するよう訴えると、偽物社長は悪びれることなく拒否。怒りに我を忘れ、自宅に帰っても荒れた様子の萬平に、心を痛める福子。その頃、偽物会社の前で、張り込んでいた岡(中尾明慶)たちが元まんぷく食品の社員・坂部(今野浩喜)を発見し、金に目がくらんだと話させることに成功する。テイコー食品の猿渡(田中哲司)に裁判で戦ってもいいと話すと、本家まんぷくラーメンは店頭から消えた。喜び溢れて思わず「ひとり勝ちだ」と叫ぶ萬平。福子はそんな萬平の姿に複雑な気持ち。なぜならまだ他にも粗悪な即席ラーメンがお店で売られているから。福子は勇気を出して萬平に、「世の中の役に立つような仕事がしたい」と、以前萬平がいったことを話し、萬平に本来の姿を思い出させる。

萬平は、「まんぷくラーメン」の製造法を他社に公開することを決意する。どの会社でも安心安全な即席ラーメンを作れるようにして、業界全体の底上げすることが、発明した自分の使命だと考えた。真一、鈴、世良は大反対するが、萬平の真意にうたれる。そして、粗悪な商品を作る会社を訪ねて回り、パートナー契約の打診をするが、傘下に入れということかなどといわれ、全社に断られてしまう。福子は世良に、萬平の希望をかなえてほしいと頼む。世良は、商工会の伝手を使って、元食糧庁の長官をしていた衆議院議員の土井垣先生(奥田瑛二)を紹介してもらうことになった。萬平は早速東京に向かい、世良と一緒に土井垣先生に対面する。土井垣は結局は、自社の利益のためでは?などと聞く。萬平たちの回答を得たのち、団体を設立するように言う。そして、特許は”無償”で公開するようにと。納得した萬平は、どうして初対面なのにそこまでやってくれるのか?と土井垣に質問すると、土井垣からは、まんぷくラーメンの大ファンだという言葉をもらう。そして、1か月後、協会を設立し、萬平が代表になる。そんな姿をみて、鈴も安心していた。

【第23週(2019/3/4-3/9)あらすじ】
■第128話(月)
「まんぷくラーメン」が発売されて11年。即席ラーメンの市場には350社以上が参入し、飽和状態。ついに倒産する会社も出始めた。現状に危機感を抱いた萬平(長谷川博己)は、新商品の開発を考える。一方、子育てが一段落した福子は、大阪万博に行ったり、親友たちとお茶したりと、充実しながらも時間を持て余す日々を過ごしていたが、ある日萬平に相談を受けて…

■第129話(火)
まんぷく食品の社運をかけて、新商品を開発することにした萬平。相談を受けた福子は昔同行したアメリカ視察を思い出す。「まんぷくラーメン」を入れる丼がなく、商談相手がラーメンを砕いて紙コップに入れ、お湯をかけていたのだ。そんな福子のつぶやきに、ひらめいた萬平は「容器入りの即席ラーメン」を作ろうと考え…

■第130話(水)
新商品「容器入り即席ラーメン」を作るため、社内に若手社員中心の開発チームを発足させた萬平。とりあえず器作りは他のメンバーに任せ、自らは自宅でスープ作りを始める。チームのメンバーには長男の源も入って、福子はワクワク。萬平の物作りにかける執念を、源に学んでほしいと考えるのだが、肝心の源はどこか冷めた様子で…

■第131話(木)
萬平と福子は自宅でビーフコンソメ味の新たなスープを試作。会社の開発チームに試飲させた所、大絶賛で、すぐにでも新味の「即席ラーメン」として売り出すべきだという意見も。しかし萬平は「容器入り」にこだわり拒否。世界に売り出す新商品として「まんぷくヌードル」と命名し、開発の決意を固める。一方その頃、福子に思わぬ来客が…

■第132話(金)
世界中での発売を目指す「まんぷくヌードル」。ところが、長女の幸がたまたま万博で知り合ったという外国人たちに、試作スープで作った即席ラーメンを食べさせた所、問題が発覚。欧米の人には麺をすする習慣がなく、日本規格の麺だと長すぎた。一方、福子は開発メンバーに選ばれた長男・源が相変わらず消極的なのが気になる。さらに幸が…

■第133話(土)
自宅で新たな麺作りに挑む萬平と福。試行錯誤の末、外国の人でも食べやすいよう麺を短くして、特製の容器に合わせた麺の揚げ方を発見する。喜んだ萬平ですが、チームに容器やスープの開発状況を尋ねたところ、いずれも開発が遅れていることがわかって大爆発。チームに入った長男の源は「お父さんは天才だけど、自分には無理だ」と弱音を吐き始め…

【作】福田 靖
【出演】安藤サクラ,長谷川博己,松下奈緒,要潤,大谷亮平,桐谷健太,瀬戸康史,岸井ゆきの,呉城久美,松井玲奈,松坂慶子,加藤雅也,牧瀬里穂,深川麻衣,中尾明慶,毎熊 克哉他
【語り】芦田愛菜

NHK「まんぷく」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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