【独占インタビュー】Sanha(サナ)、JUSTからの改名に懸けた想いや「今日、妻やめます」OST収録秘話などを語る
BS11で放送中の韓国ドラマ「今日、妻やめます」で挿入歌を歌う、韓国ドラマOST界の貴公子Sanha(サナ)の定期公演「はじまり」が3月17日(日)に横浜美術館レクチャーホールで開催された!公演終了後、単独インタビューをしたので、その模様をご紹介!なお、Sanha(サナ)が歌うカバー曲「最後の雨」や「Lemon」などを聴けるSanha公式You Tubeも大公開!
●インタビューの前に「定期公演『はじまり』が行われた⇒取材レポートを読む
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Q:今日の公演を終えて、今の率直なお気持ちをお聞かせください。
Sanha(サナ):今回の公演は皆さんを応援する気持ちで「はじまり」というテーマでお送りしたのですが、来てくださった方がすごく喜んでくれて、僕もとても嬉しく思っています。
Q:公演で歌われた中西保志さんの「最後の雨」は、まるで、ご自身の持ち歌のように歌いこなしていらっしゃいますね。
Sanha(サナ):昨年、この「最後の雨」をカバーシングルとして発売しました。原曲は中西保志さんの歌ですけど、昨年から僕の歌になったような気がしています。
Q:アンコールで歌ったセカンドシングルの「夜桜お七」もよかったですね。
Sanha(サナ):昨年四月のバースデーライブの時に、初めて歌ったのですが、これはファンの皆さんからのリクエストで歌った曲だったんです。僕はドラマOSTの歌でもバラード曲が多いので、これからはもう少し明るい曲を出したいなと考えていました。「夜桜お七」は演歌ですが、ロック調に編曲したら、とてもいいものが出来上がったので、今回はCDではなくDVDで発売することになりました。
「夜桜お七」は扇子を片手に振り付けも。振り付けはCHELCYによるもの。
Q:楽しい曲もとても素敵ですが、1月に開催されたファンイベントで歌われた米津玄師さんの「Lemon」が忘れられないんですが、それをカバーされる予定はないのですか?
Sanha(サナ):ありがとうございます!「Lemon」は最近You TubeでUPしました。カバー曲やオリジナル曲を発信したりするために音楽チームを作ったので、アレンジを少し変えてYou TubeでUPしました。
1月18日(金)横浜にて「ファンに感謝を伝える無料ライブ」を開催した。詳しくはコチラの再現レポでどうぞ。
⇒ファンクラブ限定無料ライブ再現レポ(前半)
⇒ファンクラブ限定無料ライブ再現レポ(後半)
Q:韓国ではK-POPグループのなどのボイストレーナーもされていたとのことですが、何か印象の残っているエピソードなどはありますか?
Sanha(サナ):レコーディングディレクターもしたのですが、正直、10年前のアイドルより今のアイドルのほうがグレードアップされていると思います。昔のアイドルは、かっこよくてダンスもできて、歌はまぁまぁ…っていう感じだったのに、今は歌も上手いのが当たり前じゃないですか。BTSやTWICEも世界で通用するアーティストになっているし、かなりレベルも高くなっていると思います。昔からたくさんのアイドルに指導をして、レコーディングディレクターをやっていたことは、僕の誇りでもあります。
Q:「私の名前はキム・サムスン」「星から来たあなた」「グリーンローズ」など大ヒット韓国ドラマのOSTの歌をたくさん歌われていますが、その中でも特に忘れられない曲はなんですか?
Sanha(サナ):「グリーンローズ」です。元々、コ・スさんとイ・ダヘさんのファンでしたし、OSTを歌う中で初めてのタイトル曲だったんです。ドラマ放映中はどこにいっても自分の曲が流れていて嬉しかったですね。実は、この歌は最初、僕が歌うはずではなかったんです。先輩歌手も含めて多くの歌手の方がレコーディングをしたんですが、プロデューサーさんが「ピンとこない」とおっしゃったようで、僕が参加することになり、僕の歌を気に入ってもらえて最終的に僕が歌うことになったんです。コ・スさんは演技も上手いし、主人公の寂しい雰囲気がこの歌とよく合っていると思います。
Q:コ・スさんはNKKで放送されている「オクニョ 運命の女(ひと)」で主人公を演じていて、日本でも再ブレイクされていますね。
Sanha(サナ):僕は本当にコ・スさんのファンですので、またぜひ、彼が主演するドラマのOSTでご一緒できればいいなと思っています。
Q:現在日本では、少女時代のスヨン主演の人気ドラマ「今日、妻やめます」が放送中なのですが、その中で「辛くてもいい」という歌を歌われていますね。この歌にまつわるエピソードなどはありますか?
同作品はBS11にて3月8日からBS初放送中!⇒放送時間など詳細
Sanha(サナ):この歌は、いつも歌うバラードとはちょっと違ってミディアムテンポのポップな歌です。
しかも、初めて日本でレコーディングした曲なんですよ。急にオファが来たんですが、スケジュールが合わなくて韓国に帰ることができなかったんです。とても有名な作曲家さんからのオファだったので、急遽、日本でレコーディングすることになりました。ディレクターもいないので、一人でスタジオで練習して送ったところ、一発OK、すぐに本録音となりました。
Q:韓国ドラマは他の国のドラマと違って、音楽にとても力を入れていると思いますが、サナさんが考える韓国ドラマOSTや韓国のバラードにしかない特徴はなんだと思われますか?
Sanha(サナ):韓国のバラードは世界中どこの国と比べても「悲しさ」では負けないと思います。まず、歌への感情の込め方が違います。ポップスや洋楽は本当にかっこよくて、寂しさの感情もあるんだと思いますが、韓国の感情とはやっぱりどこか違いますよね。外国の方は、歌詞の意味がわからないかもしれませんけど、曲を聴いた瞬間、「この曲は悲しい」と感じることができるから、それがすごいと思います。
Q:日本の韓国ドラマファンにかなり浸透している「JUST」という活動名から、昨年夏に「Sanha(サナ)」に改名された理由は?
Sanha(サナ):僕の歌手人生のセカンドステージとでもいいますか、まさに新たな「はじまり」だという思いで改名をしようと決断しました。韓国で「JUST」という名前で歌手としてのスタートを切りましたし、皆さんにも知ってもらえていたので、僕自身も本当に悩みました。韓国ではドラマOST歌手というイメージが強いので、もう少しオリジナリティーを出したくて、勇気を出して改名しました。
Q:Sanha(サナ)という名前にはどんな意味がありますか?
Sanha(サナ):韓国で有名な姓名判断の先生につけてもらいました。山の中で蓮の花が咲くように、不可能なことが可能になるようにと名付けていただきました。
Q:元フォーリーブスの江木俊夫さんとよく共演されているようですが、今後、他に共演してみたい方や、今後、やってみたいことなどありましたら教えてください。
Sanha(サナ):江木さんのような先輩歌手の方はもちろん、若い歌手の方々ともたくさんコラボしてみたいです。それと、いつか、大先輩である玉置浩二さんと共演するのが夢です。ミュージックステーションで玉置さんが、スキマスイッチさんやEXILEさんと共演している姿を拝見したことがありますが、いつか、僕もその夢が叶うまで一生懸命頑張りたいと思います。
Q:最後にファンの皆さんに向けて、ひとことお願いします。
Sanha(サナ):去年からSanha(サナ)として日本で再活動を始めたんですが、まだまだ僕のことを知らない方はたくさんいると思います。定期ライブやインストアライブなどたくさん企画しているので、たくさんの皆さんにお越しいただけたら嬉しいです。
■インタビューを終えて
まずは、通訳を介さない流暢な日本語にビックリ!記者の早口な日本語も全て理解し、全て日本語で回答してくれた。常に日本語の特訓をしているというところに彼の意気込みを感じる。誠実で丁寧な受け答えにとても好感を覚えた。韓国でドラマOSTのプリンスと称されているSanha(サナ)が、これから日本でどのような活躍を見せてくれるだろうか。今後のSanha(サナ)の活躍に大いに期待したい。
※取材の前に行われた、取材前の「定期公演『はじまり』の取材レポートはコチラ。
◇Sanha公式YouTube
◇BS11「今日、 妻やめます~偽りの家族~」公式サイト
2019.03.08スタート 13:59~15:00 BS初放送
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