フジ28日「砂の器」東山紀之×中島健人で松本清張 不朽の名作を平成最後に蘇らせる!PR動画解禁

2019年03月18日21時00分ドラマ
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東山紀之×中島健人(Sexy Zone)で松本清張の不朽の名作を再び蘇らせる!中島はかつて中居正広が演じた天才ピアニスト・和賀英良役で見事なピアノの腕前を披露!部落問題、ハンセン病といった差別をテーマにした問題作!フジテレビ28日(木)夜7時57分より一挙3時間「砂の器」を放送!予告動画は番組公式サイトで配信。

原作は松本清張が1960年から「読売新聞」に連載した『砂の器』。1974年に加藤剛、島田陽子、緒形拳らが出演し映画化された。映画化よりも前、1964年には高松英郎、天知茂らの出演でドラマ化(TBS)、1977年には仲代達矢、真野響子らの出演で再びドラマ化(フジテレビ)、1991年には田中邦衛、国生さゆり、伊原剛志らの出演でドラマ化(テレビ朝日)、そして2004年、中居正広、松雪泰子、渡辺謙らの出演で全11話の連続ドラマ化(TBS)、2011年には玉木宏、中谷美紀、佐々木蔵之介らの出演でドラマ化(テレビ朝日)された。

特に中居正広版は、平均視聴率19.6%、最高視聴率26.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という、今では考えられないほど驚異的な数字をたたき出した。それまで、いくつものドラマ出演を果たしていた中居正広だが、「砂の器」の演技が高く評価され、俳優としての人気、実力を不動のものとした。

そして平成最後となる2019年3月28日、フジテレビ開局60周年記念特別企画として再びドラマ化。東山紀之、中島健人(Sexy Zone)、柄本明ら人気、実力ともにトップをゆく俳優陣が顔を揃える。

本作が、なにゆえこれほど長きに渡り映像化されているのか…。それは松本清張が「砂の器」を書いた1960年から今日まで、「差別」がなくなっていないからである。特に本作は、ハンセン病、部落問題をテーマに扱っている。

「砂の器」で東山紀之、柄本明を相手に天才作曲家でピアニスト・和賀英良を演じるのは、アイドルグループSexy Zoneの中島健人。これまでアイドル系のドラマやコミカルなもの、恋愛もののドラマ、映画に出演してきたが、本格的な文芸作品に出演するのは初となる。アイドルとしてではなく、俳優・中島健人としての実力を大いに発揮してもらいたい。もともと得意とするピアノ演奏の披露など、ファン必見のドラマになること間違いない。

さらに注目のキャストとして、中島演じる和賀英良の婚約者・田所佐和子役に桜井日奈子、そして和賀の愛人・成瀬梨絵子役に土屋太鳳が起用された。これまで清純派として活躍してきた土屋太鳳が、ケンティーの愛人になるとは、ファンならずとも心がザワついてしまいそうだ。

■あらすじ
2018年10月。ハロウインで渋谷の街には仮装した若者たちであふれかえっている。そんな中、駅の裏手の人目のつかないところで、中年男性の遺体が発見される。渋谷西署の今西刑事(東山紀之)らが捜査を進めるが、遺体は顔と手の平をつぶされており、身元を確認することができなかった。

現場付近で、血のついた白いシャツを着た青年が目撃されているが、それが事件に関わった人物なのか、それともハロウインの仮装なのかがわからない。しかし、現場付近で2人の男性が目撃されており、そのうち1人が被害者、もう1人の青年が有力な容疑者であることは間違いない。

目撃者の証言によると、被害者の男性には強い東北なまりがあり「カメダは相変わらずだ」という言葉を発していたことが明かになる。

そんな中、天才作曲家として世間の注目を浴びている和賀英良(中島健人)が、帰国後の初コンサートを開催すると発表。そこで和田は、新曲「宿命」を披露すると発表したのだが…。

フジテレビ3月28日(木)夜7時57分より、フジテレビ開局60周年特別企画「砂の器」を放送。原作:松本清張『砂の器』(新潮文庫 上下巻)。出演:東山紀之/中島健人(Sexy Zone)/土屋太鳳/野村周平/桜井日奈子/桐山漣/星田英利/野間口徹/須田邦裕/温水洋一/杉本哲太/泉ピン子/北大路欣也(特別出演)/高嶋政伸/黒木瞳/柄本明ほか。

番組公式Instagramアカウントは「sunano_utsuwa2019」。PR動画は番組公式サイトで視聴できる。

フジテレビ開局60周年特別企画「砂の器」番組公式サイト